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オーストラリアの医学生が夏休みに書いた、神経科研修のエッセー

ごとうひろみちの許可を得て、ブログ記事を「高校中退から豪州医学部へ」から転載。

 

オーストラリアの医学生が夏休みに書いた、神経科研修のエッセー

 

過去の記事『オーストラリア医学部の最終学年が始まる前にやらなければいけないこと』でも触れましたが、オーストラリアの医学生は最終学年を始める前に、Elective Placementというユニットをパスしなければいけない。

 

ぼくは当初、iPS細胞脳神経科に興味があったこともあり、慶応義塾大学京都大学の大学病院の神経科で研修することを考えていた。しかし、提携大学の生徒しか受け入れていないと、ぼくは門前払いされてしまった。それでも、うちの大学(西オーストラリア大学)の医学部に提携してもらうように動いたのだが、結局時間切れで、地元の病院であるSir Charles Gardiner Hospitalの神経科のAllan Kermode先生のもとで研修を受けることになった。

 

1年間も医学部を休学していたせいで、毎日が大変だった。とにかく、医療チームに貢献しようとしても、何もできないのだ!!医学生としてのぼくの能力と知識は、神経科チームの役には役に立たなかった。採血やカニューレなどのチャンスがあれば、率先的に手を挙げてやらせてもらったのだが、それ以外は、お医者さんの診断や治療の話に、うんうんと耳を傾けるぐらいだった。そして、その情報のほとんどが、右から左へと流れていった。音もたてずに。それでも、得るものも多かったのも事実である(下のエッセーで触れています)。

 

Elective Placementは、エッセーの内容でパスか、そうでないかが決まる。よっぽどのこと(例えば、故意に医療ミスを起こしたとか、研修に行かなかったとか)がない限り、エッセーを1500~2000Wordsで書いて提出すれば、問題なくパスできる、はずである。

 

さて、そろそろ始める4年生に向けて、ふんどしを締め直さなければいけない。

 

↓↓エッセーの下書きです。スペルやグラマーチェックなどの手直しを入れたら、提出します。

 

 

 

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Author ごとう ひろみち

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