Analytical Thinking(分析的思考)を学ぶ最良の方法は、一般生活の会話の中で使う、使う、使う、です。使うことに飽きたら、川の上流でフライフィッシングをして、また使いましょう。一般生活のなかでAnalytical Thinking(分析的思考)を強化するには、ある程度真偽の吟味がされているであろうメディアの情報を利用することです。それは、BBCであったりTime誌であったりします。
iTELLian Courseが勧めるWriting能力を伸ばす勉強法は、The Economist誌を使って論評を書くことです。The Economist誌の記事は、タイトルに主題、サブタイトルに著者の意見、記事の中にその意見の根拠が書かれています。この分かりやすい構造は全ての記事に共通しています。この記事をもとに、以下の4つのパラグラフで論評を書く訓練をしましょう。
- 主題のイントロ(これから各内容がなぜ大事な問題なのかを書く)
- The Economist の著者の意見とその根拠の要約
- 根拠の吟味(意見と根拠にどれぐらいの関連性があるのかなど)
- あなたの意見と根拠(わたしは賛成[反対]です。なぜなら・・・)
重要視すべきことは、著者の根拠とあなた自身の根拠を、Analytical thinking(分析的思考)を使って分析することです。あなたが著者の意見に賛成(反対)するかどうかは重要な問題ではありません。大切なことは、著者および自分の意見を裏づけする証拠をどれほど突き詰めて分析できたかということです。