こんにちは。こちらは大学の新学期の季節で新入生歓迎の催し物が色々開催されていて、フレッシュ感が溢れるキャンパスの季節。この時期の大学の雰囲気、好きです。
先日GAMSATの教材をサポートしている会社の試験の概要についてのWebinar を受講しました。加えて図書館から過去問を借りてきて分量的にどのぐらいか、何の知識が必要とされているのを表面的にですが把握してみました。Gold Standard のScience の部分の本を中古でも買ってみましたが、ちょっとこの本で理科をやるのはまどろっこしそうな感じ。DVDもセットでもらったのですが、使わなそう。Courseraという、大学の授業を無料で受けられるサイトがあるので、そっちで分野全体の化学と物理の単語をざっくり覚えてから、過去問に戻る方が良いかなという印象。
試験自体は人文系の論文と、理科があるのでその辺の知識と技術を大学教育を通して身につけることが要求されているよう。論理パズルと知能検査のようなUMATと比べて、知識と理科系学部の経験が生かせるタイプの試験でしょうか。
そして、エッセイwriting。250wordsで2本書くやつ。人文系の内容?
WebinarではGAMSATの理科の出題範囲の傾向が簡単に触れられていました。生物、有機化学、理論化学、は大学一年レベル、物理は高校卒業試験程度とのことです。
英語で勉強していない、生理学と解剖学以外の生物、化学、物理の補強を英語教材で補強が必要。加えて、数学もあるみたいで、出題範囲は積分、幾何、指数対数、因数分解、無理数、有効数字の処理。これは大学受験程度でしょうか?こちらでは電卓の使用がデフォですが、GAMSAT では禁止で手計算のようです。日本では当然ですが。
私の現時点での学部の成績だと、UMATの成績が取れれば近場で1校だけ出願できて、Differ もできるので万一入学をアクセプトされても入学を遅らせることもできるそうですが転居を伴い乳飲み子を抱えている現状では…。見送って数年後のGAMSATに標準を絞る方が良いのかも。でも、正直知能検査のような試験に単純に興味がある。
医学部には幼いお子さんをお持ちの方もいます。逆に勇気づけられる環境だと思いますので、頑張って!!応援しています!!
GAMSATとUMAT、どちらも受けることが出来るんですね。知りませんでした。GAMSATは大学卒業した人用、UMATは高校卒業した人用だと思っていました。
UMATは受験したことないのでわかりませんが、GAMSATは知識量を問う試験ではありません。与えられた情報を素早くかつ正確に理解し、その情報を応用する思考力があれば、中学生でも合格できる試験です。ただ、この能力をつけるにはなかなかの鍛錬が必要です。知識詰め込み型の勉強をしている人はなかなか点数が上がらないと思います。
ちなみに、ぼくが書籍「豪州医学部合格必勝法」で触れている勉強法は、ぼくの同級生も使っていた勉強法です。後で聞いてみたら、同じ勉強法をしていたので、やっぱりそうだったかぁ、と感慨深く思ったのを覚えています。
医学の勉強は一生ものです。急ぐ必要は全くありません。のらりくらりでも続けることが大事だと思います。倦まず弛まず行きましょう。
医学部を4年で卒業しても、そのあと専門医になるために、様々な試験をパスしなければなりません。人によって違いはありますが、医学部卒業して大体7~10年後にやっとトレーニングが終わり、いっぱしの医者になっているような気がします。人生には色々なことがあります。時には予想だにしないかったイベントが起きるものです。長~い目で見ることが大事だと思います。
子持ち医学生の情報ありがとうございます。そうですね、考えてみたら私の今コースも女性男性子持ち多いです。バックグラウンドもIT、銀行、ナース、デザイナー、マーケティング、ファイナンス、図書館司書、解剖学のリサーチャー、専業主婦などなど本当に様々です。その辺のキャリアチェンジの多様性がオーストラリアっぽい。
多様性は、ありのままの自分でいいんだ、と思わせてくれますよね
医学の勉強は一生物。そうですよねえ。日本を離れてnativeと比べても言葉でも圧倒的不利な状況から始めてみると、慌てても何もないですよね。SonographerとしてでもMedical Officerとしてでも使える英語力、専門の知識と臨床での判断力を充実させることに対して自分の位置から積み上げていくモティベーションを落とさないことが大事だなと、改めて。あゆみが遅いことにイラついて止まらないように気をつけます。
大切なことは成功に必要なことをだらだら続けることだと、ぼくは考えています。それでも、イライラは無くならないですけど(笑)