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オーストラリアで医療に従事するために必要な手続き(4) Infection Control

 

Infection controlとは何か?

 

Infection Control (Blood test)とは、感染症歴が管理されているかどうかを示すものである。つまり、感染症に過去にかかったらダメというわけではなく、感染症が抑えられているかどうかを証明するものである。

 

ぼくの大学の医学生は、つぎの9つの感染症の病歴を血液検査で証明しなければならない。

 

  1. Hepatitis B (B型肝炎ウイルス)
  2. Hepatitis C (C型肝炎ウイルス)
  3. HIV (ヒト免疫不全ウイルス)
  4. Measles(ましん)
  5. Mumps(おたふくかぜ)
  6. Rubella(ふうしん)
  7. Varicella/Zoster(水痘・帯状疱疹)
  8. Tuberculosis(結核)
  9. Pertussis(百日咳)

 

9つの感染症のうち8つのは、幸いMedicareでカバーされている(つまり、国が代金を払ってくれる)。しかし、TuberculosisのQuantiFERON-TB Gold Test だけは自己負担(確かA$75)しなければならない。

 

ぼくは医学部に入学したときに QuantiFERON-TB Gold Testを受けてTuberculosis negativeだったので、再検査をしなくてもいいだろうと医学部から言われた。

 

血液検査をしたのは大学の医療クリニックで、血液を採取した後、血液検査の結果とお医者さんからの大丈夫でしたレポートをもらうために、1週間後に再診してくださいと言われた。

 

ちなみに、医学生の自分も血液を採るのだが、注射針は素早く入れるべきである。恐る恐る針を刺していると、その時間に比例して痛みが発生する。針はすっと素早く入れて、さっと血液を採取するべきだ。

 

ちなみに、今回登場した感染症に興味がある方は、こちらの動画をどうぞ。

 

Hepatitis B & C (B,C型肝炎ウイルス)

 

HIV (ヒト免疫不全ウイルス)

 

Measles(ましん)

 

Mumps(おたふくかぜ)

 

Rubella (ふうしん)

https://www.youtube.com/watch?v=WCrWNj2BGIk

 

Varicella/Zoster(水痘・帯状疱疹)

 

Tuberculosis(結核)

https://www.youtube.com/watch?v=yR51KVF4OX0

 

Pertussis(百日咳)

https://www.youtube.com/watch?v=Z1vH08cSWqI

 

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