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オーストラリアで医療に従事するために必要な手続き(5) MRSA Screening

 

 MRSA Screeningとは何か?

 

MRSAとは、Methicillin-resistant Staphylococcus aureus (メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)のことを指す。なんだか難しそうだが、普通の抗生物質では除去できない(つまり治療が難しい)病原菌のひとつのことである。MRSAについて知りたい方は、Economistの記事が分かりやすいと思います。こちらからどうぞ。

 

オーストラリアの医療機関で働く人は、MRSAに感染しているかどうかの検査を受けなければならない。前回の記事で感染症の血液検査のことに触れたが、MRSAに感染しているかどうかは血液検査では分からない

 

どうやって検査をするのかというと、体の数か所を綿棒でゴシゴシして、そこにMRSAがいるかどうかを顕微鏡で探すのだだ。

 

ぼくが綿棒採取されたのは

(1)指と指の間

(2)喉

(3)鼻の中

の3か所である。

 

喉を綿棒でゴシゴシされるのは、時折ウェっとなるので大変である。

 

こちらは動画は、鼻の中をゴシゴシしているもの。

 

 

Economistの記事を読んだ人はわかると思うが、MRSAの出現は脅威である。

 

人類がMRSAを完全に除去できる日は来るのだろうか?

 

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