ライブ開始の合図がなると、なぜだかわからないがNeil DiamondのSweet Carolineが流れ始めた。そして、曲が終わると、会場は暗転した。

そして・・・ライブが始まった。

ライブで演奏された曲の一覧

<前半>

1.The Dark Eternal Night
2.The Bigger Picture
3.Hell’s Kitchen
4.The Gift of Music
5.Our New World
6.Portrait of Tracy
7.As I am
8.Breaking All illusions

20分の休憩をはさみ

<後半>

9.Pull Me Under
10.Another Day
11.Take The Time
12.Surrounded
13.Metropolis-Part Ⅰ:‘The Miracle and the Sleeper’
14.Under a Glass Moon
15.Wait For Sleep
16.Learning to Live

<アンコール>

17.A Change of Seasons

ドリームシアターのライブを生まれて初めて観たのだが、彼らはとんでもなく上手い。CDを聞いているからわかっているはずだが、それでも目の前で実際にプレイしている彼らの姿をみると、圧倒されてしまう。彼らのテンポに付いて行くには、相当曲を聴きこまないとできない。

普通、音楽バンドには、影の薄い存在がいる。いや、正確に言うと、「別にこのメンバーじゃなくても気にならないという感じの存在」が大体いる。

しかし、ドリームシアターは、すべてのメンバーに圧倒的な技術と存在感が備わっている。つまり、その人でなくてはならないメンバーなのだ。

ぼくの大好きなドラマー・マイク・ポートノイの後釜であるマイク・マンギーニも、その存在に値した。とんでもなくエネルギッシュでパワフルなドラマーである。彼のテクニックは他のメンバーのテクニックに劣っていることは決して無かった。それどころか、ドリームシアターを引っ張っていく瞬間も垣間見ることができた。

実際にプレイされた曲は、上の動画とは異なるが、ぼくが憶えているかぎり、The Dark Eternal Nightでのジョーダン・ルーデスのギター型キーボードを使ったソロ、Our New Worldの後のマイク・マンギーニのドラムソロ、As I am 途中のEnter Sandman、Take the Timeでのジョンペトルーチのソロなどを、ライブでは見ることができた。どれも超絶上手いし、ライブに来なければ見ることができない代物である。

ドリームシアターは、ライブでCDの音源を超えてしまう「アーティスト」である(←これがぼくなりの「アーティスト」の定義。ぼくが観た他のアーティストにこんな人もいます)

ところで、ジョン・マイヤングのソロ「Portrait of Tracy」は、ハーモニクスが特徴的ではあるが、とてもゆっくりしていてテクニカルな曲ではないなぁという印象だった。この基礎的な曲をジョン・マイヤングが選んでいるところに彼の「練習の鬼」の原点が垣間見える。

1
2
3
4
5
6
7
8
9
前の記事異能vation、破壊的な挑戦部門の一次選考通過者
次の記事【翻訳】英語で知っておきたい、20の人生の名言
ごとうひろみち
『高校中退⇒豪州で医者』をいつも読んでいただき誠にありがとうございます。著者・ごとうひろみちに興味を持ってくれたあなたのために、詳しい自己紹介を←ここでしていますので、どうぞご覧ください。

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください