(1)論理的なノート作り

 

論理的なノート作りは、

とても効果的な勉強法である。

 

とくに、医学生は、病気の勉強するときに、

だいたい同じような形式のノートを作っている。

 

たとえば、

ぼくの友人は以下の項目を印刷した

ノートを授業に持っていき、

授業中にその答えを見つけてノートを作りあげている。

 

  • Disease name
  • Definition
  • Epidemiology
    • Prevalence/Incidence
    • Who gets it
    • What causes it
    • Screening / Preventative measure
    • Health care cost
  • Pathophysiology
    • Underlying mechanisms
  • Clinical Presentations
    • Symptoms
    • Signs
  • Diagnosis
    1. What physical examinations and laboratory investigations are done?
    2. How do they work?
    3. How sensitive/specific are they?
  • Treatment / Management
    1. What options are available?
    2. How do they work?
    3. Efficacy and side effects
    4. Indications / Contraindications
    5. Follow-up

 

細かい項目はほかにも色々あるが、

大体はこの項目を理解すれば、

試験はパスできる。

 

(良い成績が取れるというわけではない、

パスできる(50点はとれる)ということだ)

 

この勉強法の利点は、

論理的であるがゆえに記憶しやすいことである。

 

もうひとつの利点は、

何を勉強すれば良いかというゴールが明確であること。

 

医学部の勉強は膨大で、

すべてを深くまで勉強する時間はない。

 

何が大事なのかを明確にしておくことで、

限られた時間を効率よく使えるだけでなく、

勉強量に飲まれて

精神を病むことを防ぐことができる。

 

別の記事でもふれたが、

医学部生は一般の人と比べ、

鬱や不安障害の罹患率が高く、

自殺率も高い

(実際、ぼくらの1年上の先輩がひとり命を絶っている)。

 

そのため、

心のケアを自分でしておくことは、

とても大事なことである。

 

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ごとうひろみち
『高校中退⇒豪州で医者』をいつも読んでいただき誠にありがとうございます。著者・ごとうひろみちに興味を持ってくれたあなたのために、詳しい自己紹介を←ここでしていますので、どうぞご覧ください。

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