オーストラリアのへき地医療研修の滞在先 Collie でぼくがやっていること

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オーストラリアのへき地医療研修の滞在先 Collie でぼくがやっていること

 

ぼくが滞在する Collie は、パース市内から車で2時間ほどの場所にある。東京であれば、2時間移動しても、見える景色が劇的に変化することは無いのかもしれない。しかし、ぼくが生活しているオーストラリアは違う。まず、建物がなくなり、林や放牧地が目の前に広がり始める。日が沈むと、カンガルーやウサギなどが道路を跳躍している。

 

出典:Collie River Valley

 

まずは、ぼくが滞在させていただいた Collie Hospital の Nurse Quarter 看護師寮を紹介しよう。第一印象は、「幽霊屋敷」である。外の気温よりも寒いし、建物内の明かりも最小限で、明るい気持ちにはさせてくれない。初じめての朝は、ベットが揺さぶられる感覚があり、目が覚めた。

 

 

廊下の雰囲気が、映画「シャイニング」に似ていたのが印象的だった。

 

 

残念ながら、看護師寮で幽霊に出会うことはなかったが、それでもぼくは現地を楽しむために、散歩をしたり、

 

 

週末マーケットで美味しいスコーンを食べたり

 

 

近所の池に飛び込んだりしている。季節が冬に向かっている中での水遊びは寒かった~。

 

 

医学部のへき地医療研修がなければ、4週間も Collie に滞在する機会はなかったと思う。また、たくさんの医師、看護師、作業療法士、理学療法士の方々に指導していただくこともなかっただろうし、患者さんたちを通じて「人間とは何か」を深く学ぶことは無かったと思う。へき地医療研修の機会を与えていただき、本当に感謝しています。あざす。

 

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ごとうひろみち
『高校中退⇒豪州で医者』をいつも読んでいただき誠にありがとうございます。著者・ごとうひろみちに興味を持ってくれたあなたのために、詳しい自己紹介を←ここでしていますので、どうぞご覧ください。

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