Tag: 翻訳
What will your verse be?
We don't read and write poetry
because it's cute.
We read and write poetry
because we are members of the human race.
And the human race is filled...
オーストラリアの医学部に通いながら翻訳の仕事もしているぼくが翻訳してみたい2つの本
(1)She comes first.
ぼくは医学部で勉強するかたわら
小銭を稼ぐために翻訳の仕事をしている。
つまり、ぼくはプロの翻訳家でもあるのだ。
(給料をもらえる翻訳家という意味です)
ぼくが所属する会社は、
翻訳者400名以上、
利用者20,000人を超える、
論文や専門的な文書の翻訳を強みとする
ユレイタスである。
ぼくはユレイタスの採用審査に合格し、
医学論文を主な翻訳分野としている。
論文以外にも、
もし機会があれば、
翻訳してみたい本が何冊かある。
そのなかでも
一番最初に頭に浮かぶのが、
She Comes First: The Thinking Man's Guide to Pleasuring a Woman by Ian Kener
である。
勘のいい人はすぐ分かったと思うが、
セックス本である。
セックスはごく自然な行為。
でも、自然な行為だからといって、
男女が同じように快感を共有できているかというと、
そうでないという声が多い。
日本人一般男性は、
ポルノビデオ以外に、
加藤鷹、アダム徳永、宋美玄などの本を読んで
知識を得ていると思う。
ぼくも個人的にこれらの本を読んできた。
ただ、なぜだか分からないが、
Kenerの本ほど恩恵を受けたものが無い。
その理由は、
この本が医学的に書かれていること、
そして何をどうすればいいのかということが
ステップごとで書かれているから、
とぼくは分析している。
Kenerの本は、
高校生・大学生の男性の性の教科書にしても
まったく遜色の無い本である。
ぼくがこれから医者になったとき、
性に悩める患者さんが
「パートナーとの営みがうまくいってないんです。
いい本はありませんか?」と聞かれたら、
この本をまず薦める。
詳しい内容は
本を買って読んでもらう以外に手段は無いが、
タイトルに著者のセックスに対する考え方が凝縮されている。
She Comes First。
ぼくが翻訳本を出すならば、
『レディ・ファースト』というタイトルにする。
女性にも喜んでもらいたいが
何をすればいいのかわからないという男性は
ぜひこの本を読んでほしい。
英語が読めない人は、
この本が日本語に翻訳されるよう
「アメリカにはすごいためになるセックスの教科書があるらしいぜ」
とつぶやいてほしい。
そして、みんなで出版社を動かしてほしい。
下の写真からアマゾンで購入できます。
書籍版
Kindle版
(2)Passionista.
ちなみに、
ぼくは読んだことはないが、
同じ著者が女性に向けた本も書いている。
Passionista: The Empowered Woman's Guide to Pleasuring...
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オーストラリアで総合医になる必勝方法
ぼくには、「オーストラリアで温かい医者になる」という夢がある。この夢の旅路に就くまでのその道は、控えめに言っても、紆余曲折で満ち溢れていた。
ごとうひろみちの紆余曲折の人生に興味のある方はこちらをどうぞ。
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オーストラリアの医学部を一年休学した後に卒業し、ぼくは現地の病院に就職した。現在は、医師3年目のペーペー Registrarをやっている。通常、オーストラリアで言うRegistrarは「専門医になるための訓練を受けている医師」を指すのだが、ぼくはいまService registrarという少し変わったポジションで働いている。Service registrarは、特定の専門のトレーニングプログラムに入っているわけではないが、病院側が働き手が一時的に足りていない分野に送り込むRegistrarのことを指す。オーストラリアの医師のハイラルキーに興味がある方は、過去記事『オーストラリアのインターン医師になったらやらなければならない6つのこと』をどうぞ。
インター医師よりも経験はあるが専門をまだ決めかねている医師は、このService registrarとして働くことが多い。そして、Service registrarとしてインターン医師よりは重い責任を負いながら、どの専門に進むかを考えている。どの専門に進むのかを決める要因は千差万別で、流行りの専門を選ぶ医師がいたかと思えば、朝の問診が嫌いだからという理由で救急医療を選ぶ医師がいたりする。色々な思惑と背景を持った医師がいる以上、これさえ押さえておけば専門医トレーニング選びに後悔しない、というものはない。
ちなみに、医学部に入ったときにこんなフローチャートが授業で出てきたが、あながち間違いではないような気がする。専門を迷われている方は参考にするといいかもしれない(が、あまり気にする必要もないと思う)。
オーストラリアのインターン医師は、大きく分けて外科、内科、救急、精神科のローテーションを通じて医師としての一般的なスキルを磨く。3年という限られたインターンシップの期間中に、すべての科を回ることは不可能である。あらかじめ「~科で働きたいなぁ」と思っている医師は、病院側にその科に優先的に回してもらうことをお願いする。また、「~科には興味がない」ということを病院側に伝え、それ以外の科に回してもらうこともできる。
ぼくは医師として以下のローテーションを回ってきた。
1年目
内科(記事)
移植外科(記事)
救急(記事)
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