MRSA Screeningとは何か?
MRSAとは、Methicillin-resistant Staphylococcus aureus (メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)のことを指す。なんだか難しそうだが、普通の抗生物質では除去できない(つまり治療が難しい)病原菌のひとつのことである。MRSAについて知りたい方は、Economistの記事が分かりやすいと思います。こちらからどうぞ。
オーストラリアの医療機関で働く人は、MRSAに感染しているかどうかの検査を受けなければならない。前回の記事で感染症の血液検査のことに触れたが、MRSAに感染しているかどうかは血液検査では分からない。
どうやって検査をするのかというと、体の数か所を綿棒でゴシゴシして、そこにMRSAがいるかどうかを顕微鏡で探すのだだ。
ぼくが綿棒採取されたのは
(1)指と指の間
(2)喉
(3)鼻の中
の3か所である。
喉を綿棒でゴシゴシされるのは、時折ウェっとなるので大変である。
こちらは動画は、鼻の中をゴシゴシしているもの。
Economistの記事を読んだ人はわかると思うが、MRSAの出現は脅威である。
人類がMRSAを完全に除去できる日は来るのだろうか?