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【異能vation】破壊的な挑戦部門、最終選考通過者がついに発表!
日本政府の総務省が変な人を探し出して支援するプロジェクト「異能vation」の野心的な「破壊的な挑戦部門」の2019年度1次選考通過者が発表されたことを過去の記事で触れた(破壊的な挑戦部門について知りたい方はこちらを参照ください)。
出た杭を打つ、というよりも、出た杭を冷視する日本の風潮のなかで、破壊的な革新を起こすにはメーターが振り切れた思考と行動が必要になる。そのような思考と行動のすべてが革新につながるわけではない。しかし、革新を生み出すものはすべて思考と行動でできている。
応募総数1、301件から32件が一次選考を通過し、そこからさらに厳選に厳選を重ねて選ばれた破壊的な挑戦部門の受賞者9名と挑戦課題を紹介する。
以下、異能vationのページより転載。
2019年度「破壊的な挑戦部門」最終選考結果発表
■最終選考通過者 挑戦課題名
以下の挑戦課題が最終選考通過となりました。(五十音順)
Deep Learningを用いた都市圏での天体写真撮影
生駒 卓也
広島県
「うんこ」と「美少女」で大腸がんの早期発見を目指すアプリ「うんコレ」
石井 洋介
東京都
iPS細胞の腫瘍化を回避した骨再生治療への挑戦
江草 宏
宮城県
書き時計
鈴木 完吾
栃木県
環境に融け込まれた群ロボットによる新たなヒューマン・ロボット・インターフェイスの提案
鈴木 遼
米・コロラド
ノイマン型2進演算を超越した3次元デジタルを用いた7進演算装置の構築
滝沢 彰
長野県
ロボットよ,ワルツを踊れ!
福原 洸
宮城県
YouTubeチャンネル『無駄づくり』にて無駄なものを作り続ける
藤原 麻里菜
東京都
SIMカード内蔵らくらく補聴器の開発及び高齢者向けサービスプラットフォームの構築
吉原 順一郎
東京都
個人的には、「ノイマン型2進演算を超越した3次元デジタルを用いた7進演算装置の構築」がすごい、ような気がする。
https://www.youtube.com/watch?v=p2OZZ12tsI8
出典:sg-expats.work
「プレ異能vation」スクールが発表される!
日本政府の総務省が変な人を探し出して支援するプロジェクト「異能vation」。過去の記事で「プレ異能vation」スクールというこれまでの異能vationにはなかったサイドプロジェクトが開始されたことをお伝えした。また、自分もこのサイドプロジェクトに応募したことをお伝えした。
「プレ異能vation」スクールとは、地域におけるちょっと変わった人材・変わったことに没頭している方々が持つ個性が尊重され、自らが学び、協力して挑戦していくような場のことを指す。そうした活動をしていくことで、地域発の破壊的イノベーションの種を発掘することを目的としている。異能vationを知り、異能vationマインドに触れるきっかけを作ることで、新しい気づき、発想を体験してもらい、日本全国から世界の隅々まで異能の苗代が広がることを目指しているのだ。
自分の応募は残念ながら落選してしまったが、それでも、これから日本で異能な人物が多く誕生することを支援する「プレ異能」スクールがついに発表された。
以下、異能vationのページより転載。
2019年度「プレ異能vation」スクール全国ネットワーク
サイエンス・サポート函館(北海道函館市)
世界料理学会inHAKODATEや函館西部地区バル街と協力し、函館の住民と函館の「食」というテーマのもと、函館にイノベーションを起こすような街づくりを行い、地域を超えるアイデア、技術を生み出します。
学校法人札幌日本大学学園 札幌日本大学高等学校(北海道北広島市)
学内の教員や生徒を対象にイノベーションに通じる発想を育成する授業を行い、学校の特性を活かしながら自らが学び協力して挑戦する場を提供します。
D-SCHOOL北海道(北海道札幌市)
サッポロドラッグストアーが展開するデジタルスクール「D-SCHOOL北海道」や、「SII(サツドラ・イノベーション・イニシアティブ)」のネットワークと連携し、多種多様な人材が集い・学び・交わいながら、課題先進地域「北海道」から異能人材を発掘し、 イノベーションを創出します。
株式会社HARP(北海道札幌市)
HARPアカデミーにインターンシップとして集まった高校生、大学生が、商品開発や新規事業の立ち上げに挑戦し、北海道を舞台に、これまでにない事業や商品を生み出すことで北海道から日本、世界にイノベーションを起こします。
大郷町地方創生推進協議会(宮城県大郷町)
「楽しくて儲かる農業」をスマート農業で実践している若い農業生産者・IOT関係技術者・建築事業者・自治体関係者など関係者が講師となり、受講者となり、協議をし、『理想となる田舎』のモデルタウンを創り、現在ならびに未来の課題解決のベースシステムづくりを行います。
一般社団法人あきた宇宙コンソーシアム(秋田県能代市)
ロケットを打ち上げたいと思う高校生や大学生が、高度100キロの宇宙空間を目指すための全てのレギュレーションを異能なアイデアで挑むスクールです。
山形県立米沢東高等学校地歴公民ゼミ(山形県米沢市)
米沢東高等学校で在校生にかかわらず、中学生以上の学生が課外活動の中で起業家教育の観点から地方創生に取り組み、イノベーターとしての資質を養い地域を担う人材を育むスクールです。
次世代インターネット活用事業研究会(埼玉県深谷市)
埼玉工業大学にて研究会のメンバーをメンターに置き、最新のAIやIoTを使ったプログラミング教室を行うことで、従来のプログラミングスクールでは拾い上げられなかった異色多様な尖った才能をもつ女性やシニアを発掘し、高大連携の枠組みの中では、女子高生の自発的な研修も目指します。
エフエム大阪音楽出版(東京都千代田区)
エフエム大阪音楽出版は、関西地区の放送メディアであるFM大阪ならびに関西学院大学、京都外国語大学、丹波市立看護専門学校の講師を務める社会学研究者中川和亮氏と連携して「自分の居場所」「心のつながり」をテーマにした異能vation研究講座を実施します。
学校法人 角川ドワンゴ学園N高等学校(東京都中央区)
課題解決型学習(PBL)の中で、創造力・コミュニケーション力・論理的思考力など様々な能力を身につけ、グローバルな社会で活躍する異能の芽を育てます。さらに、生放送で中継するなどインターネットを通じて複数のキャンパスが連携し、物理的な教室の壁を越えて、生徒同士が刺激しあい、成長する場を目指します。
株式会社こころみ(東京都渋谷区)
「自分史」を作成いただいた65歳〜105歳のシニアを対象に、異能vationの種の醸成に繋がるようなディスカッション型セミナーを開催し、異能vationの裾野を広げる活動を行います。
学校法人尚美学園 尚美ミュージックカレッジ専門学校(東京都文京区)
授業の枠やこれまでの概念にとらわれない突き抜けたアイデアを尊重することで、これまで聞いたことのない未来的な音楽や見たことのないような楽器を生み出し、世界にイノベーションを起こす音楽を生み出します。
学校法人 東京富士大学 日野ゼミ(東京都新宿区)
日本で活躍したい留学生を中心に、外国人の視点から日本の課題に挑戦することで、より深く日本を理解してもらう場を作り、そこから世界の中でも突き抜けるような異能人材の発掘を目指します。
FizzBuzz合同会社(東京都八王子市)
地域の学生を対象に能力開発プログラムのもと、生徒の潜在能力を引き出し、常識の枠に囚われない非常識な発想を養う場を提供します。
サンテクノカレッジアート×テクノラボ(山梨県甲斐市)
学内のマルチメディア学科、情報システム科、コンピューターコミュニケーション学科の学生を主な対象として、アートとテクノロジーを融合させ破壊的イノベーションの種を醸成するような課外授業を行い、「破壊的な挑戦」部門に挑むスクールです。
テラコヤアイオーティー(山梨県山梨市)
プログラミングやエンジニアリングについて実習を行うテラコヤアイオーティーにおいて、プロフェッショナルからものづくり(IoT装置、ICT装 置)とAIプログラミングを学び、連携する起業家や起業支援機関によりこれまでにないアイデアのビジネス化を目指します。
学校法人 金沢高等学校(石川県金沢市)
在校生を中心に外部の参加者も含めた多様な人達が、普段とは異なるグローバルな視点をもった人との交流により、新しい視点を手に入れ、創造的なアイデアを発揮できる機会を作る。また、自由に考える場を提供することで学校生活の中では力を発揮できていない生徒達が輝く機会を作ります。
コワーキングスペースプロコワ(愛知県名古屋市)
愛知をものづくり地域からクリエイター地域に。“個”の見える化と横で繋がる新しい組織のカタチを創っているコワーキングスペースプロコワが、メンバー100名を中心として愛知県から全国を巻き込んだリアル人生RPGゲームでの異能発掘セミナーを行います。
学び舎mom株式会社(愛知県名古屋市)
育児期の女性を対象に、循環型の女性のキャリアアップ&子育て相互支援社会創りに取り組んでいる学び舎momが、中部地域からイノベーションを起こすような女性が世界に羽ばたく機会を与えます。
学校法人 滋慶コミュニケーションアート 名古屋スクールオブミュージック&ダンス専門学校(愛知県名古屋市)
NCA名古屋デザイン&テクノロジー専門学校と連携し、学生達の新鮮な発想で、いままでとは違う宇宙人的な音楽とゲーム・esportsとのコラボイベントを制作!失敗をおそれないチャレンジ。発想を否定せず、尖った才能やセンスを伸ばし日本に留まらず世界を目指す。
オムロン株式会社(京都府京都市)
自社社員や起業・新規事業に興味のある方を対象に、社内研修の枠を超えた交流の中で協力しながら挑戦し、刺激し合いながら異能vationの発想を高める場を提供します。
あすはな先生(株式会社クリップオン・リレーションズ)(大阪府大阪市)
専任の臨床心理士が脳や神経などの個性・特性を分析し、個々の可能性を活かした学び方を学ぶ取り組みで異能の芽を発掘。日本発の新しい学び方・人材育成モデルを異能の子どもたちと共に世界に広げます。
ScribbleOsakaLab(大阪府大阪市)
さまざまな情報発信、価値創造をしていくコワーキングスペースScribbleOsakaLabでは、これまでに形成したコミュニティと集客基盤を活用し、「AI・IoT人材」と「海外人材」をメインターゲットに、尖った人材同士が相互に触発・切磋琢磨し合い、現実や常識に縛られずアイデアの具現化に打ち込む「場の提供」を行う。
八尾市役所(大阪府八尾市)
地域の企業等をメンバーに「ヤオオモイビトツナガルプロジェクト~首都やお映画製作プロジェクト(仮)~」と銘打って、八尾市を舞台にした映画づくりを通じ、関係人口ほか様々な者とのつながりを構築し、まちの新たな価値を創造するスクールです。
国立大学法人奈良女子大学(奈良県奈良市)
「着るロボット」開発を行う企業「株式会社ATOUN」創業者のもと、女子大学生や高校および専門学校の女子が持つ工学に対する理解を促進し、意識を変革し、将来、工学部博士課程やエンジニアを目指す“テクノ女子”を増やす取り組みを行う。
公立大学法人 神戸市外国語大学(兵庫県神戸市)
神戸市外語大学の課外講座として地域防災に資する放送をテーマに、視聴者をロボットやAIなど、ヒト以外のモノについての効果を考えたスマートシティ構築の構成要素を目指し、放送帯域においてもこれまでの慣習を突破するような3次元的な編成を考えます。
一般社団法人RoFReC(広島県三原市)
RoFReC運営のスクールは、地域コミュニティと共創型であることを特色とする。
少子高齢化により活気を失いつつある商店街をフィールドとし、スクールでICTによるサービスをつくり、商品化に向けた実証検証を行う。商店街で重宝される新規サービスを創出し、ゆくゆくは世界中の商店街へのサービス展開を目指す。
国立大学法人 香川大学(香川県高松市)
現職教員や教員志望の学生を対象に、ユニークな気質を持つ児童生徒の才能を見 出し、共感的、肯定的に対応できるように、アセスメントから指導までを習得できるような横断的カリキュラムで本スクールを実施する。
情報通信交流館(e-とぴあ・かがわ)(香川県高松市)
情報通信をテーマとした香川県の施設「e-とぴあ・かがわ」では、IT教育に取り組んでいます。本スクールでは、論理的思考力とクリエイティブ思考を養いながら、情報テクノロジーによる地域社会の課題を突破する“異能”を発掘します。
株式会社香北ふるさとみらい(高知県香美市)
やなせたかし氏の世界観を表現したホテル「ザ・シックスダイアリーかほくホテルアンドリゾート」に宿泊する子供達を対象に、異能vationのきっかけを体験するようなワークショップを開催し、未来の異能vationの裾野を広げる取り組みを行います。
学校法人 純真学園(福岡県福岡市)
最先端医療を教える純真学園において、人工知能が共存するAI社会の中で、知的好奇心が単なる好奇心で終わらないよう、未来医療について創造することができる発想力と人間的感性を刺激する「思考と体験」プログラムを福岡近郊に在住、通学する方々を対象に展開し、新たな知の創造を促す。
一般社団法人まちはチームだ(福岡県北九州市)
理念は「集めて混ぜて繋げて尖らせる」 コワーキングスペース秘密基地に集う心理・交渉・プロデュース等の多様なプロが、新時代リベラルアーツをベースにプロジェクトを生み出す。日本を担う次世代の異能を発見する。
aside-満寿屋-(大分県別府市)
APU(立命館アジア太平洋大学)のネットワークを活かし、地元の若者や大学のために88カ国から集まった外国人を中心に、尖った才能を持つ人材が学び協力しながら、地域課題解決に取り組む場を、温泉コミュニケーションを通して提供します。
特定非営利活動法人若者・留学生サポートステーション響(鹿児島県鹿児島市)
離島の住民を中心に、発達したICTを利用して学びたい人がどこでも学べる環境を作ることで、人材やアイデアの発掘につながり、地方の 尖った個性を見出すきっかけを作ります。
糸満IOTクラブ(沖縄県糸満市)
今年度は念願だった多様性溢れる子どもたち(不登校児・発達障がい等)も参画。アントレプレナーに必要なBeing(在り方)を探求しながら、自己受容や自己肯定感を育み、プログラミングやロボット作り、ワークショップを通して「異能」を地域の地縁で温め、醸成していく場づくりを目指します。
TECH!forISHIGAKI(沖縄県石垣市)
石垣島の異能な人材を発掘し、支援していくための枠組みとして「義務教育課程の不登校児童生徒」へのプログラム、テクノロジー、アートの活動することで、不登校児童生徒の特性を、弱みではなく強みとして伸ばせる場を構築していきます。
【異能vation】2019年度、ジェネレーションアワードノミネートが発表!
日本政府の総務省が変な人を探し出して支援するプロジェクト「異能vation」には、アイデアだけを募集する部門がある。その名も、「ジェネレーションアワード」。この部門の素晴らしいところは、文字通り「あんなこといいな、できたらいいな」というアイデアだけで応募できる点だ。どうやってそれを実現するのか?実現の邪魔となる障害をどうクリアするのか?などは部分は審査基準には入らない。
日本政府が国民に向けて行っているプロジェクトの中で最も参加者数が多いのが、このジェネレーションアワードと言われている。たくさんの人が関心を持ち、そしてだれでも手軽に参加できる数少ない国家プロジェクトなのだ。
そして、ついに、2019年度・異能vation ジェネレーションアワードの「変なアイデア」の候補がこの度発表された。
「ただのアイデア」と軽く見てはいけない。だれが何と言おうと、アイデアは世界を変えることができるからだ。
https://www.youtube.com/watch?v=IZmCgKvTEG4
以下、異能vationのページより転載。
2019年度「ジェネレーションアワード」部門ノミネート発表
全185件のアイデア・技術・課題がノミネートされました。(五十音順)
提案タイトル
提案者名
都道府県
IoTで家畜のストレス管理 「家畜健康管理サービス」
ホシデン株式会社
神奈川県
ICTを使った地方における障害者スポーツでのスポーツ技術の向上
近藤 創
香川県
アイドルで世界交流。WORLD IDOL FES 2020 ~世界アイドル×地域アイドル育成×地域の魅力を発信
元近 陽一
大分県
あたらしい、人とつながるサービス「ANGEL」
重松 諒
大阪府
圧電材料のイノベーションで「日本のものづくり力」を世界へ発信!
井上 憲司
宮城県
圧電ワイヤーの手術糸
古川 優人
奈良県
Adventure of Tooth paste (歯磨き粉の冒険)虫歯ゼロを目指して
石澤 宣紘
宮城県
あなたの声のまま世界中の人と電話しよう!
梅本 鈴香
福岡県
Animal translator
前上門 桃果
滋賀県
あの頃、君は若かった(VR同窓会)
三谷 昌彦
東京都
あの人誰だっけ?ってならないためのスマホアプリ
片岡 律貴
石川県
アプリのトーク内容から相手が「脈あり」かどうかを見抜くシステム
竹村 光
東京都
アメリカミズアブの幼虫による食品残渣分解と、その飼料化を可能にするオンサイト型食品リサイクル装置の開発
Grubin
東京都
アルバイトの課題を解決する、アルバイトテックプラットフォーム「CAST」
hachidori株式会社
東京都
位置情報を利用した,「情報のおつかい」依頼システム
溝口 泉
東京都
1台で6役、新しい打楽器Nalu.
日野 伸明
神奈川県
Into the Womb 大人巻き手法を導入した胎児帰還体験が可能なVR
木村 正子・藤井 綺香
東京都
WEARM(ウェアーム) 第3の腕があったら
吉見...
2019年度「破壊的な挑戦部門」一次選考結果発表
日本政府の総務省が変な人を探し出して支援するプロジェクト「異能vation」の野心的な「破壊的な挑戦部門」の2019年度1次選考通過者がついに発表された(破壊的な挑戦部門について知りたい方はこちらを参照ください)。
ちなみに、ここで発表されているのは、最終選考通過者ではない。この中から、「変な人」のなかの「変な人」が最終的に選ばれることになる。ノーベル賞受賞者を予想する機関があるように、異能vationの破壊的な挑戦部門の最終選考通過者を予想する機関があってもいいと思うのは、ぼくだけだろうか?
話が脱線したが、異能vationの「変な」選考員の選りすぐりの「変な人」をご覧いただこう。
以下、異能vationのページより抜粋。
2019年度「破壊的な挑戦部門」一次選考結果発表
■一次選考総評
6年目を迎える「異能(Inno)vation」プログラム。2019年度はこれまでを超える多くの方々からご応募を頂き、その応募件数は14,488件(昨年度比126.9%)となりました。そのうち、【破壊的な挑戦部門】への挑戦課題のご応募1,301件の全てに対し、スーパーバイザー全員が約2か月の時間をかけて評価いたしました。
このたび、【破壊的な挑戦部門】の一次選考通過となる挑戦課題32件が決定したのでお知らせいたします。
一次選考は、スーパーバイザーが「どうしても会ってみたい」、「より詳しい話を聞いてみたい」といった直感による書面評価を踏まえて選出した挑戦課題に対し、その課題を選出したスーパーバイザーを中心とする面談による確認を経て評価したものです。
現在、一次選考通過となった挑戦課題について、追加資料などを頂きながらスーパーバイザーによる最終評価を実施しております。 最終選考結果の発表は、10月30日を予定しております。
挑戦課題の評価においては、スーパーバイザーは「破壊的イノベーションを起こす可能性のあるAmbitious Technical Goals」を重視し「他のプログラムでは選ばれないような課題」を評価しているため、実現性が確約される素晴らしい技術やアイディアは選考を通過しないことがあります(毎年、スーパーバイザーが最も悩む点がここにあります。)。
今回ご応募いただいた挑戦課題の中にも、一次選考を通過した挑戦課題よりも実現性が高い技術やアイディアもたくさんありました。 本プログラムでは、今回の選考を通過しなかった挑戦課題については、海外を含む幅広い協力協賛企業とのマッチングプログラムに進む機会をご用意したいと思いますので、是非、ご活用いただければ幸いです。これまでにも、このマッチングにより実現した課題がございます。
本年度も多くの方々からご応募いただき、改めてこの場を借りて御礼申し上げます。 引き続き、「異能(Inno)vation」プログラムにご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
「異能(Inno)vation」プログラム業務実施機関 株式会社角川アスキー総合研究所 代表取締役会長 福田正
■一次選考通過者 挑戦課題名
以下の挑戦課題が一次選考通過となりました。(五十音順)
※挑戦課題名と氏名は本人が公表用として申告してきたものです。
挑戦課題名
氏名
都道府県(異能vationのケンミンショーに興味がある方はこちらをどうぞ)
Deep Learningを用いた都市圏での天体写真撮影
生駒 卓也
広島県
「うんこ」と「美少女」で大腸がんの早期発見を目指すアプリ「うんコレ」
石井 洋介
東京都
見た目の質感が変わる壁紙
岩瀬 英治
東京都
インターネット・パフォーマンスの根本的改善を目指して
内海 哲史
福島県
iPS細胞の腫瘍化を回避した骨再生治療への挑戦
江草 宏
宮城県
魅力ある古地図/絵地図を活用するオープンソースアプリMaplat
大塚 恒平
神奈川県
飲食店向け食器片付けロボットの開発
小倉 崇
東京都
口の中から体の未病を発見 ~スマホでできる画像処理~
小山 昭則
熊本県
世界中のクライミンググレードを統一するボルダリング体験拡張システムの提案
桂 大地
北海道
クリエイター業界のHRテック、「Orbital2」(オービタルツー)と「BRIAN」(ブライアン)の開発
神成 大樹
東京都
細胞の中まで旅する―生命情報3Dマップの開発
ガリポン・ジョゼフィーヌ
山形県
ロボットが未知のモノを掴むようになるためのプロセスを加速する
清川 拓哉
奈良県
嗅覚を利用して性格を導き出す
軍場 大輝
兵庫県
「都市をとかす」ための「空き空間」情報共有システムの実装
坂本 慧介
鳥取県
将棋の直感的学習をアシストする装置
芝 世弐
岡山県
口真似でコントロールするシンセサイザー
城 啓介
東京都
書き時計
鈴木 完吾
栃木県
実物体を用いた実空間指向アニメーション装置
鈴木 健太
岐阜県
環境に融け込まれた群ロボットによる新たなヒューマン・ロボット・インターフェイスの提案
鈴木 遼
コロラド
拍手ロボット・拍手玩具の進化と拡散
高橋...
異能vation、「プレ異能vation」スクール発足、そして応募
日本の総務省が「変な人」を探しだし、変なアイデアを支援するプロジェクト異能vationに新たな試みが発足した。
その名も、「プレ異能vation」スクール。(カギかっこ、いる?異能vationというネームバリューから逃れて発想できない人がつけそうなネーミング。「異能vation」を無くして、人がワクワクするような名前にすればいいのに。愚痴をこぼしながらも、日本人の英語をネイティブにする運動を展開するために、プレ異能vationスクールの内容を読んで、応募していきます。(上限300万円が支給されます)
0 プレ異能vationの狙い
プレ異能vationスクールの目的は、地域の異能を支援すること。具体的に説明すると、異能vationプログラム業務実施機関である株式会社角川アスキー総合研究所と一体となり、地域におけるちょっと変わった人材・変わったことに没頭している方々が持つ個性が尊重され、自らが学び協力して挑戦していくような場をつくり活動していくことである、という。
2019年度に試行的実施されるプレ異能vationスクールを通じて、地域発の破壊的イノベーションの種を育成する「プレ異能vation」スクールを運営する機関を募集している。
1 応募の趣旨
「失敗をおそれずに奇想天外でアンビシャスな課題に挑戦」し、のびやかに閉塞感を打破している異能vationの魂が、日本全国・世界各国の隅々にまで広がることを目指し、様々な地域の異色多様な尖った個性が活動する拠点となる「プレ異能vation」を試行的に開始いたします。
地域におけるちょっと変わった人材・変わったことに没頭している方々が持つ個性が尊重され、自らが学び協力して挑戦していくような場をつくり活動していく「プレ異能vation」スクールを、異能vation事務局と一体となり運営する機関(以下「運営協力機関」といいます。)を募集いたします。地域の個性を活かした「プレ異能vation」スクール作りを共に目指してまいりませんか?
総務省 戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)異能vationプログラム事務局事務局長 福田 正 (株式会社 角川アスキー総合研究所 代表取締役)
2 総務省からのメッセージ
第4次産業革命時代に突入し、地球規模の産業構造変革が起きている中、我が国が国際的な競争力を維持・強化し、社会問題の解決と持続的な経済成長を達成していくためには、ICTイノベーションに伴う社会革新が必要です。なかでも、既存の思考の延長線上にない発想や技術等により、既存市場等を劇的に変化させる破壊的イノベーションに対する期待はますます大きくなっています。
我が国発の破壊的イノベーションが生まれるためには、まずは、既存の常識から見て「変わった」発想の芽が自然に育つ苗代、失敗をおそれず果敢に挑戦できる雰囲気、ダイバーシティを受け入れ認める文化等が必要になります。事務局では、奇想天外でアンビシャスな技術課題に失敗をおそれずに挑戦する人(通称:へんな人)を支援する「異能vation」プログラムを平成26年度から開始しました。また、平成29年度からは、気軽に挑戦できるちょっとしたアイデアやこだわりの技術等の応募も開始しました。我が国において、人工知能でもできる「既知の正解を探す力」よりも「これまでにない(=人工知能には予想もつかない)課題を発見し未来を拓く力」で「何もない0のところに、新たな1を創造する」ことにのびのび挑戦できるような雰囲気を醸成していくことを目指しています。
世界的に変化と革新の速いICT分野における支援のあり方について、総務省も常に考え挑戦を続けます。ともに新しい何かに挑戦し、我が国の明日を切り拓いて行きましょう。
※ICTとはInformation and Communication Technology(インフォメーション・アンド・コミュニケーション・テクノロジー)の略で、日本語では「情報通信技術」という意味で使われる用語です。※本プログラムは、情報通信審議会諮問「イノベーション創出実現に向けた情報通信技術政策の在り方」(中間答申:平成25年7月5日、最終答申:平成26年6月27日)の提言を踏まえ、ICT成長戦略の一つとして平成26年度に開始された後、年々進化を遂げ、平成29年度には「未来投資戦略2017」(平成29年6月9日閣議決定)、「世界最先端IT国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画」(平成29年5月30日閣議決定)、平成30年度にも「未来投資戦略2018」(平成30年6月15日閣議決定)において国の重点施策として位置づけられています。
3 「プレ異能vation」スクールとは
(1)目的
異能vationプログラム業務実施機関 株式会社角川アスキー総合研究所(以下「事務局」という。)と「プレ異能vation」スクールを運営する「運営協力機関」が一体となり、地域におけるちょっと変わった人材・変わったことに没頭している方々が持つ個性が尊重され、自らが学び協力して挑戦していくような場をつくり活動していくことで、地域発の破壊的イノベーションの種を育成することを目的としています(2019年度は試行的に実施。)。
(2)対象
・募集の対象は、法人格の有無を問わず次のような団体例を想定しています。団体例:全国の企業、地方公共団体、教育機関、個人事業主、塾、コワーキングスペース運営者、プログラミングスクール等・提案するスクール拠点数は、1か所でも数か所でも構いません。
(3)募集内容
「プレ異能vation」スクールの活動計画と運営手法の企画提案を募集いたします。選定された場合、運営協力機関は、異能vationプログラムが認定するプレ異能vationスクールとなります。プレ異能vationスクールの名称は、「プレ異能vationスクール○○」(○○内は運営協力機関がご自由に決めることができます。)となります。
(4)活動の要件
・「運営協力機関」は事務局と一体となって活動します。基本的な活動のノウハウは事務局からお伝えいたしますが、個々のスクールの独自性を尊重し、自立的な活動を目指します。 ・活動の一貫として「異能グランドチャレンジ※」に挑戦することがあります。 ※異能グランドチャレンジは地域の特色を活かした課題設定型コンテストです(2019年度は試行的に実施。)。
(5)実施期間
事務局と「運営協力機関」が活動実施に係る合意書を取り交わした日から2020年7月31日まで。合意書の取り交わしは11月頃を想定していますが、応募件数の多寡等により変更になることがあります。 なお、本年度の実施は試行的でありますが、年度ごとの評価を経て、最長2024年前半期まで継続※することがあります。※2020年度以降はその年の予算の成立を前提としています。
(6)活動支援額
上限3百万円(諸経費、消費税等、活動に係る一切の費用を含む。)
※活動支援費が必要ない場合でも応募可能です。※原則として現金での支給は行いません。
4 募集
(1)スケジュール
スケジュールは、以下を想定しています。
応募開始:2019年6月18日(火)18:00
応募締切:2019年7月31日(水)18:00
(2)応募方法
「5 応募フォーム内容」を、応募フォームに従って入力してください。
※応募フォームの入力、書類の提出をもって本募集要項の「6 応募に際しての留意事項」に同意したものとみなします。必ずご確認の上、ご応募ください。
※追加資料の提出は、ウェブサイト内の応募フォームにおける資料添付による提出又は事務局への郵送にて受け付けます。事務局への持込みは受け付けません。郵送物は締切当日消印、宅配便の場合は受付日付を有効とします。
※添付資料の容量が8MBを超える場合は、ファイル転送サービスのURLとデータダウンロードに必要なパスワードを応募フォームに入力ください。また、事務局宛に電子媒体の送付も可能です。
※提出いただいた追加資料等は原則として返却いたしませんので予めご了承ください。提出された追加資料等は、本件に係る運営協力機関選定の審査目的のみに使用し、他の目的には使用しません。
※追加資料の作成や提出等、応募に要する経費は、全て応募者の負担とします。
※応募後に、応募内容を修正することはできません。修正が必要な場合は、改めて応募フォームの入力及び書類の提出が必要となります。
※応募締切後に、事務局から提案に関するヒアリングや追加資料の提出を求める場合があります。
※選考を辞退する場合は、事務局へ辞退の連絡をお願いします。なお、辞退連絡後は、理由の如何を問わず本募集への再応募は認められません。
5 応募フォーム内容
応募フォームの入力内容は、以下のとおりです。日本語又は英語による記載とし、通貨単位は日本国通貨に限ります。⑮のみがファイルの添付です。なお、追加資料の提出も可能です。
①応募代表者氏名②団体名③郵便番号④住所⑤電話番号⑥メールアドレス⑦プレ異能vationスクール実施時期、期間⑧プレ異能vationスクールの主な対象者(生徒、学生、自社従業員、住民、商業施設、有料集客、こども教室、学会等)⑨プレ異能vationスクールの対象人数規模⑩プレ異能vationスクールの分野(キーワードを三つ)⑪活動支援金希望の有無と希望金額(上限3百万円)⑫活動支援金が希望金額未満となる場合であっても応募するか否か(応募する/応募しない)⑬本募集要項「6 応募に際しての留意事項」を確認しました。同意の上、遵守いたします。(応募に進むには同意が必須です)。⑭本活動は利益を目的とするものではなく、プレ異能vationスクールの趣旨を理解し、日本から地球規模のイノベーションを起こすための人材育成に協力することに同意します。(応募に進むには同意が必須です)。⑮企画提案書 (A4 2枚以内)・自由フォーマットです。・スクール目的・活動計画・運営手法などについてA4 2枚以内でご自由に記述してください。・参考資料の添付も可能です。
6 応募に際しての留意事項
(1)応募は、簡潔明瞭な記載とし、必要に応じて図表を活用する等、専門知識を有しない者でも理解できるように分りやすい表現、内容としてください。
(2)失格又は無効以下のいずれかの事項に該当する場合は、失格又は無効となります。①募集対象に該当しないと認められた場合②提出期限を過ぎて応募書類が提出された場合③提出した書類に虚偽の内容を記載した場合④審査の公平性に影響を与える行為があった場合⑤その他あらかじめ指定された事項に違反した場合⑥以下の暴力団排除対象者に該当しない者であること。
ア 協力の相手として不適切な者
(ア)法人等(個人、法人又は団体をいう。)の役員等(個人である場合はその者、法人である場合は役員又は支店若しくは営業所(常時契約を締結する事務所をいう。)の代表者、団体である場合は代表者、理事等、その他経営に実質的に関与している者をいう。)が、暴力団(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2条第2号に規定する暴力団をいう。以下同じ。)又は暴力団員(同法第2条第6号に規定する暴力団員をいう。以下同じ。)であるとき
(イ)役員等が、自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的、又は第三者に損害を加える目的をもって、暴力団又は暴力団員を利用するなどしているとき
(ウ)役員等が、暴力団又は暴力団員に対して、資金等を供給し、又は便宜を供与するなど直接的あるいは積極的に暴力団の維持、運営に協力し、若しくは関与しているとき
(エ)役員等が、暴力団又は暴力団員であることを知りながらこれを不当に利用するなどしているとき
(オ)役員等が、暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有しているとき
イ 協力の相手方として不適当な行為をする者
(ア)暴力的な要求行為を行う者
(イ)法的な責任を超えた不当な要求行為を行う者
(ウ)取引に関して脅迫的な言動をし、又は暴力を用いる行為を行う者
(エ)偽計又は威力を用いて契約担当者等の業務を妨害する行為を行う者
(オ)その他前各号に準ずる行為を行う者
(3)運営協力機関として選定された場合、以下の要件に従うこと。①実施期間においては、活動実施に関する進捗状況を事務局に定期的に報告すること。②実施期間満了後、費用の支出状況を含むプレ異能vationスクールの実施結果について、事務局に実施報告書を提出すること。なお、実施報告書の様式や関係資料(証憑類)の提出期限等については、事務局と協議の上決定するものとする。③活動において個人情報を扱う際は、取扱いに十分に注意し、流出・損失をしないようにすること。また、活動実施以外の目的に利用しないこと。④運営協力機関は、機密保持のため、本要項に記載の活動を実施する過程で生じた成果物及び事務局から提供した資料等全てのものの保管場所を運営協力機関の機関内に確保すること。⑤運営協力機関は、機密保持のため、本要項に記載の活動を実施する過程で生じた資料、成果物及び事務局から提供した資料等全てのものについて、当該年度の実施期間満了後、紙媒体又は電子媒体の別に関わらず運営協力機関の機関内で復元不可能な不可逆的な方法をもってすみやかに処分すること。⑥運営協力機関は、機微な情報を扱う場合にあっては、当該情報の管理を徹底する体制を整備し、機密情報の管理手段が記載された文書を、活動実施に係る合意後2週間以内に作成・提出するとともに、情報セキュリティが侵害された、または、そのおそれがある場合の対処体制を整備するものとする。なお、外注等を行う場合にあっては、外注先にも同様の措置を求めるものとする。⑦運営協力機関は、本要項に記載の活動の実施に係る合意に際して事務局が開示した情報(公知の情報を除く。以下同じ。)及び契約履行過程で生じた納入成果物に関する情報を本活動の目的以外に使用又は第三者に開示若しくは漏洩してはならないものとし、そのために必要な措置を講じること。なお、当該情報等を本活動以外の目的に使用又は第三者に開示する必要がある場合は、事前に事務局から承認を得ること(本合意に関して知り得た事項については、外部に漏らさないこと。)。⑧運営協力機関は、納入成果物に第三者が権利を有する著作物(以下「既存著作物」という。)が含まれている場合は、事務局が特に使用を指示した場合を除き、当該著作物の使用に必要な費用の負担及び使用承諾契約に係る一切の手続を行うこと。この場合、運営協力機関は当該契約等の内容について事前に事務局の承認を得ることとし、事務局は既存著作物について当該許諾条件の範囲内で使用するものとする。⑨本要項に基づく活動に関し、第三者との間に著作権に係る権利侵害の紛争等が生じた場合は、当該紛争の原因が専ら事務局の責めに帰す場合を除き、運営協力機関の責任及び負担において一切を処理すること。この場合、事務局は係る紛争等の事実を知ったときは、運営協力機関に通知し、必要な範囲で訴訟上の防衛を運営協力機関に委ねる等の協力措置を講じるものとする。⑩運営協力機関は、本活動の実施中、何らかの損害を与えた場合及び損害を被った場合は、すみやかに事務局に報告するとともに、運営協力機関の故意又は重大な過失による場合は、運営協力機関の責任においてこれを現状に復し、又は損害を賠償すること。
(4)本要項に定めのない事項又は疑義の生じた事項に関しては、事務局と協議の上、その指示に従うこと。
7 提案の評価及び選定結果の公表
・本募集は、業務実施機関が応募要項中の「10 参考 企画提案書の評価項目」に基づいて評価します。・評価結果は応募代表者に電子メールで合否をお知らせいたします(2019年10月上旬を目途)。また、選定された運営協力機関は、プレ異能vationスクールとしての名称を決めた後に異能vationプログラムのウェブサイトで公表いたします。・評価内容に関する質問にはお答えいたしません。
※「10 参考 企画提案書の評価項目」につきましては、応募要項をダウンロードの上、ご確認ください。
8 その他
応募に関する事前説明会は、「異能vation」における他の取組に関する公募説明会と併催する予定です。詳細は異能vationプログラムのウェブサイトに随時掲載します。
9 本件に関する質問の問合せ先
異能vationプログラム業務実施機関 株式会社角川アスキー総合研究所担当:菅原、有馬電話:03-5840-7629メールアドレス:inno@lab-kadokawa.com受付期間:応募期間中の月曜日~金曜日(祝日を除く)10:00~18:00
※企画提案書の評価項目につきましては、応募要項をダウンロードの上、「10 参考 企画提案書の評価項目」をご確認ください。
10 実際に応募してみる
応募するをクリックする。
条件に同意する。
応募フォームに記入する。
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オーストラリアの医学部を一年休学した後に卒業し、ぼくは現地の病院に就職した。現在は、医師3年目のペーペー Registrarをやっている。通常、オーストラリアで言うRegistrarは「専門医になるための訓練を受けている医師」を指すのだが、ぼくはいまService registrarという少し変わったポジションで働いている。Service registrarは、特定の専門のトレーニングプログラムに入っているわけではないが、病院側が働き手が一時的に足りていない分野に送り込むRegistrarのことを指す。オーストラリアの医師のハイラルキーに興味がある方は、過去記事『オーストラリアのインターン医師になったらやらなければならない6つのこと』をどうぞ。
インター医師よりも経験はあるが専門をまだ決めかねている医師は、このService registrarとして働くことが多い。そして、Service registrarとしてインターン医師よりは重い責任を負いながら、どの専門に進むかを考えている。どの専門に進むのかを決める要因は千差万別で、流行りの専門を選ぶ医師がいたかと思えば、朝の問診が嫌いだからという理由で救急医療を選ぶ医師がいたりする。色々な思惑と背景を持った医師がいる以上、これさえ押さえておけば専門医トレーニング選びに後悔しない、というものはない。
ちなみに、医学部に入ったときにこんなフローチャートが授業で出てきたが、あながち間違いではないような気がする。専門を迷われている方は参考にするといいかもしれない(が、あまり気にする必要もないと思う)。
オーストラリアのインターン医師は、大きく分けて外科、内科、救急、精神科のローテーションを通じて医師としての一般的なスキルを磨く。3年という限られたインターンシップの期間中に、すべての科を回ることは不可能である。あらかじめ「~科で働きたいなぁ」と思っている医師は、病院側にその科に優先的に回してもらうことをお願いする。また、「~科には興味がない」ということを病院側に伝え、それ以外の科に回してもらうこともできる。
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