2019年度「破壊的な挑戦部門」一次選考結果発表

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日本政府の総務省が変な人を探し出して支援するプロジェクト「異能vation」の野心的な「破壊的な挑戦部門」の2019年度1次選考通過者がついに発表された(破壊的な挑戦部門について知りたい方はこちらを参照ください)。

 

ちなみに、ここで発表されているのは、最終選考通過者ではない。この中から、「変な人」のなかの「変な人」が最終的に選ばれることになる。ノーベル賞受賞者を予想する機関があるように、異能vationの破壊的な挑戦部門の最終選考通過者を予想する機関があってもいいと思うのは、ぼくだけだろうか?

 

話が脱線したが、異能vationの「変な」選考員の選りすぐりの「変な人」をご覧いただこう。

 

 

以下、異能vationのページより抜粋。

 

2019年度「破壊的な挑戦部門」一次選考結果発表

 

■一次選考総評

 6年目を迎える「異能(Inno)vation」プログラム。2019年度はこれまでを超える多くの方々からご応募を頂き、その応募件数は14,488件(昨年度比126.9%)となりました。そのうち、【破壊的な挑戦部門】への挑戦課題のご応募1,301件の全てに対し、スーパーバイザー全員が約2か月の時間をかけて評価いたしました。

このたび、【破壊的な挑戦部門】の一次選考通過となる挑戦課題32件が決定したのでお知らせいたします。

一次選考は、スーパーバイザーが「どうしても会ってみたい」、「より詳しい話を聞いてみたい」といった直感による書面評価を踏まえて選出した挑戦課題に対し、その課題を選出したスーパーバイザーを中心とする面談による確認を経て評価したものです。

現在、一次選考通過となった挑戦課題について、追加資料などを頂きながらスーパーバイザーによる最終評価を実施しております。 最終選考結果の発表は、10月30日を予定しております。

挑戦課題の評価においては、スーパーバイザーは「破壊的イノベーションを起こす可能性のあるAmbitious Technical Goals」を重視し「他のプログラムでは選ばれないような課題」を評価しているため、実現性が確約される素晴らしい技術やアイディアは選考を通過しないことがあります(毎年、スーパーバイザーが最も悩む点がここにあります。)。

今回ご応募いただいた挑戦課題の中にも、一次選考を通過した挑戦課題よりも実現性が高い技術やアイディアもたくさんありました。 本プログラムでは、今回の選考を通過しなかった挑戦課題については、海外を含む幅広い協力協賛企業とのマッチングプログラムに進む機会をご用意したいと思いますので、是非、ご活用いただければ幸いです。これまでにも、このマッチングにより実現した課題がございます。

本年度も多くの方々からご応募いただき、改めてこの場を借りて御礼申し上げます。 引き続き、「異能(Inno)vation」プログラムにご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

「異能(Inno)vation」プログラム業務実施機関 株式会社角川アスキー総合研究所 代表取締役会長 福田正

■一次選考通過者 挑戦課題名

以下の挑戦課題が一次選考通過となりました。(五十音順)
※挑戦課題名と氏名は本人が公表用として申告してきたものです。

 

挑戦課題名

氏名

都道府県(異能vationのケンミンショーに興味がある方はこちらをどうぞ)

 

Deep Learningを用いた都市圏での天体写真撮影

生駒 卓也

広島県

 

「うんこ」と「美少女」で大腸がんの早期発見を目指すアプリ「うんコレ」

石井 洋介

東京都

 

見た目の質感が変わる壁紙

岩瀬 英治

東京都

 

インターネット・パフォーマンスの根本的改善を目指して

内海 哲史

福島県

 

iPS細胞の腫瘍化を回避した骨再生治療への挑戦

江草 宏

宮城県

 

魅力ある古地図/絵地図を活用するオープンソースアプリMaplat

大塚 恒平

神奈川県

 

飲食店向け食器片付けロボットの開発

小倉 崇

東京都

 

口の中から体の未病を発見 ~スマホでできる画像処理~

小山 昭則

熊本県

 

世界中のクライミンググレードを統一するボルダリング体験拡張システムの提案

桂 大地

北海道

 

クリエイター業界のHRテック、「Orbital2」(オービタルツー)と「BRIAN」(ブライアン)の開発

神成 大樹

東京都

 

細胞の中まで旅する―生命情報3Dマップの開発

ガリポン・ジョゼフィーヌ

山形県

 

ロボットが未知のモノを掴むようになるためのプロセスを加速する

清川 拓哉

奈良県

 

嗅覚を利用して性格を導き出す

軍場 大輝

兵庫県

 

「都市をとかす」ための「空き空間」情報共有システムの実装

坂本 慧介

鳥取県

 

将棋の直感的学習をアシストする装置

芝 世弐

岡山県

 

口真似でコントロールするシンセサイザー

城 啓介

東京都

 

書き時計

鈴木 完吾

栃木県

 

実物体を用いた実空間指向アニメーション装置

鈴木 健太

岐阜県

 

環境に融け込まれた群ロボットによる新たなヒューマン・ロボット・インターフェイスの提案

鈴木 遼

コロラド

 

拍手ロボット・拍手玩具の進化と拡散

高橋 征資

東京都

 

ノイマン型2進演算を超越した3次元デジタルを用いた7進演算装置の構築

滝沢 彰

長野県

 

デジタルカメン:顔の外見を自由自在に変えられるマスク

竹川 佳成

北海道

 

人の言葉を話す昆虫の開発

佃 優河

茨城県

 

自由自在に動かせるしっぽ欲しくないですか?

鳥居 万椰

茨城県

 

DigituSync:人々の手指機能を共有・拡張するスマート手指融合外骨格の開発

西田 惇

シカゴ

 

3Dプリンティングによる建築の建設技術の開発~世界の建築デザインに変革をもたらすICT~

平山 雄太

千葉県

 

ロボットよ,ワルツを踊れ!

福原 洸

宮城県

 

YouTubeチャンネル『無駄づくり』にて無駄なものを作り続ける

藤原 麻里菜

東京都

 

身体の大面積への分布力覚提示による非連続移動感覚の実現

堀江 新

東京都

 

人間に対するエラ呼吸感覚提示システムGill+Manの開発

溝口 泉

東京都

 

SIMカード内蔵らくらく補聴器の開発及び高齢者向けサービスプラットフォームの構築

吉原 順一郎

東京都

 

水中無線通信ロボットで、沖縄の海を陸上から体験する

和田 知久

沖縄県

 

 

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ごとうひろみち
『高校中退⇒豪州で医者』をいつも読んでいただき誠にありがとうございます。著者・ごとうひろみちに興味を持ってくれたあなたのために、詳しい自己紹介を←ここでしていますので、どうぞご覧ください。

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