Tag: iTELL

出願した商標が拒絶されたらやるべきこと

  夢を叶えるために商標出願した結果   「日本人の英語を変える、ノンネイティブの英語を変える」という夢を叶える一環として、商標を出願していることを過去に触れた。⇒詳しくは記事『商標が思ったよりも身近だった件』をどうぞ。   商標登録の合否の通達が来たので、出願までの流れと合否をここで包み隠さずお話ししようと思う。   まず、商標出願には、オンラインと書類のふたつがある。出願そのものは、オンラインの方がより簡便で安上がりなのだが、オンライン申請するまでの準備が面倒で、ぼくは結局書類出願を選択した。   といっても、法手続き申請をしたことが一度もないぼくは、一般社団法人福岡県発明協会に足繁く通い、支援担当者の方に色々教えてもらいながら商標の申請書を作成した。アドバイスは無料でいただける。事前に予約が必要だが、ページに担当者に相談できる日時が表記されているので、とても助かる。   PPAPの商標で一躍有名となった上田育弘氏が、ぼくが出願している商標に類似するものを提出していることなども相談をしながら、出願書を作り、12,000円の特許印紙を貼り付けて郵送出願した。   商標を出願した日は、2017年2月21日。出願の結果が送られてきたのが、2017年9月29日。結果発表までに7か月強の月日がかかった計算になる。出願中は、出願番号と識別番号が通知されたり、電子登録手数料の振込みぐらいで、とくに特許庁から質問を受けたりすることはなかった。   特許庁から書留で送られてきた書類を、ぼくはドキドキしながら開封した。ぼくの頭の中では、「あなたの出願したものが商標登録されました」という内容が書かれているものと思っていた。なぜだか分からないが、落とされる理由は無いと思っていたからだ。   ところが・・・   封筒の中の1枚目のピンク色の書類(発送目録)に拒絶理由と書かれていた。   出願した商標が拒絶されたらやるべきこと   えっ、ぼくの商標が拒絶?好きな子に告白して「ごめんなさい」と言われる時の10%ぐらいの悲しみがあった。しくしく。   ただ、好きな子に断られた時とは違って、商標の出願には拒絶理由通知書というものが送られてくる。その名の通り、なぜ拒絶されたのかが書かれている。福岡県発明協会の方によれば、拒絶理由通知書にはふたつのタイプがあるらしい。タイプ1は「てめぇ、こんな申請書二度と送ってくんじゃねぇ」という内容で希望が持てないもの。タイプ2は「ここを修正してくれたら再審査してあげるよ」という希望が残されたものらしい。(⇐「」はぼく個人の解釈です)   幸い、ぼくのもとに送られてきた拒絶理由通知書は、タイプ2のほうだった。いや~成長につながる拒絶は嫌いじゃないのよ、ぼくは。そうやって成長してきたからね、これまで。   ぼくは早速、拒絶理由通知書に書かれている補正案に従いながら手続補正書を書いた。 福岡県発明協会の担当者の方にも確認してもらい、手続補正書を作り上げ帰りの郵便局で郵送した。最初のように、特許印紙を貼る必要は無かったが、後日、手続補正書の電子登録手数料の振込願いが届くという。担当者の方によれば、結果発表は2か月ぐらいではないかということだ。   さて、商標出願が拒否されたら、あなたがやるべきことはたったひとつ。専門家と拒絶理由通知書に一字一句従って手続補正書を作成し、それを「俺、少しはマシな男になったよ」って言いながら投函することである。そうすれば、特許庁が振り向いてくれるかもしれない。  

【衝撃】ぼくが1万円で参加した『次世代起業家育成セミナー』が無料になった。しかも追加プレゼント付き!

  『次世代起業家育成セミナー』がさらに進化し、合計定価6万円+αのコンテンツが追加され、そのすべてが無料でゲットできる   ぼくの起業とビジネスにおいてたくさんのアイデアを与えてくれたのが、加藤将太さんだ。加藤さんとの出会いのきっかけになったのが『次世代起業家育成セミナー』である。ビジネスの素人のぼくは、このセミナーを一字一句頭に刻み付けるように真剣に聞き、そしてノートを作り上げた。そのおかげで、「日本人の英語を変える、ノンネイティブの英語を変える」という夢までの道筋をしっかり描けるまで成長しました。   ただ、このセミナー、安くはないんです。セミナーを実際に受けたぼくは、お金を払ってでもセミナー受ける価値があるとわかっています。でも、内容を知らない人にとっては、正直、値段が高いんですよ。一番高いもので、50万円します。   ↓↓過去のセミナーの値段の一覧表   ぼくがセミナーを受けるかどうかを悩んだ唯一の原因が、この高い値段でした。学生をしているぼくにとってお金を払うというのは、清水寺の舞台から飛び降りる気持ちです。ただ、リスクを取って得た知識とスキルは、値段をはるかに超えたものでした。 実は、加藤さん、最近とんでもないキャンペーンを始めました。何と、次世代起業家育成セミナー「特別編」(定価1万円)を、何と無料で提供するそうです。   これだけでも、リスクゼロのお得な提案なのですが(お金を払ったぼくとしては若干苦笑いなんですが)、何と、定価5万円の伝説のセミナー第二弾も、無料で追加プレゼントされるそうです。合計すると、合計額で6万円のコンテンツが無料で貰えることになります。   ↓↓今回の期間限定キャンペーン   豪華なプレゼントですねぇ。一言、凄いです。起業を考えている人、ビジネスを成功させたい人にとっては最高のコンテンツです。   でも、加藤さんのことを知らない人にとって、無料プレゼント貰えるって言われても信用できないですよね。ということで、加藤さんの実績を少し紹介しようと思います。   ↓↓加藤さんがセミナーをしている姿   加藤さんは、京都大学工業学部卒+京都大学MBIの学歴を持ち、上位 2 %の IQ (知能指数) を持つ人達が参加するMENSAに所属しています。頭が良いだけではなく、26歳のときに立ち上げた物販の会社で創業1年目で売上1.1億円を達成しています。その後も会社の業績は伸び続け、現在は4つの会社を経営しています。   加藤さんは会社を経営するかたわら、起業家を助けるためのコンサルティングも行っています。今までに累計4,000名以上の人にビジネスの指導をしており、この数だけでも日本でも指折りの起業家育成者の部類に入ります。   加藤さんの実績に客観性を与える一番の方法は、セミナーを受けた人の感想だと思おうので、興味がある人はこちらを見てみてください。感想を読むだけで、加藤さんのセミナーには学びの種が沢山あるということが分かるかと思います。   ↓↓クリックすると感想ページが表示されます 加藤さんのセミナーに参加した698名の感想(ごく一部)を見る   感想を読んだ人はわかると思いますが、セミナーの内容は凄いです。ちなみに、無料プレゼントされるセミナーの演目はこんな感じです。     セミナーのテーマを端的に言うと、「起業の初心者を、たった1回のセミナーで一流レベルに変える」という風になると思います。初心者だけを対象にしているだけでなく、ビジネスを10年20年やっている人でもより稼ぐためのアイデアをたくさん追加しています。   凄い、凄いって連呼すると、何やら怪しい商品を売りつけられていると思ってしまうかもしれませんね(売るも何も、無料なんで、騙しようがないんですけどね)。たしかに、これだけのものがタダで貰えるとなると、怪しいかもしれませんね。でも、大丈夫です。安心してください。   セミナー登録すると、加藤さんからメールが届きますが、そのメール中になぜ無料提供するのかという理由が書かれています(この記事の下に抜粋しておきました)。簡単に言うと、加藤さんのコンサルは高すぎて(最低200万円ぐらいする)一般の人に手が届かなくなっていることと、1万円のコンテンツをちまちま課金してもしょうがないし、セミナーの存在を広く知ってもらうため、無料提供を始めたということのようです。   加藤さんは新しいオンラインの経営起業塾を始められたようで、気が向いたらそれに入ってねという宣伝も若干あると思います。嫌なら宣伝メールをスルーすればいいだけですから、登録したことを後悔することもないでしょう。   ただ、宣伝が嫌いというだけで(ぼくもそうです)、食わず嫌いになってしまいせっかくの大きなチャンスを見逃してしまうことはないようにしたいものです。リスクのことを考えると何もできなくなる、という人は沢山います。ただ、今回は幸い、リスクゼロの無料セミナーなので、実際に映像を観ることをお勧めします(あと、ぼくがどのようにして「日本人の英語を変える、ノンネイティブの英語を変える」という夢を実現しようとしているのかが分かると思いますよ~)。   以下、加藤さんから送られてくる1通目のメールの抜粋。 ↓↓↓ ~~~~~~~~~~~~~~~ 【これだけのものを、無償でお届けする理由】 では、なぜこれほど豪華なプレゼントを、あなたにお届けしているのか??? その答えは、月並みかもしれませんが、 世の中の起業や、経営に困っている人を助けたいからです。 そう言うと、偽善者に聞こえるかもしれません。 もちろん、僕も本業として、コンサルタントや美容室オーナー向けの事業、 その他、IT企業を経営していますので、全ての活動を無償でやっている訳ではありません。 しかし、僕のコンサルティング料は今や2時間で200万円と高騰しており、 とても一般のサラリーマンの方に手を出せる金額ではなくなってきております。 しかも、ただお金を払えば良いのではなく、 その金額を出されてもお受けするかどうかは案件による、という感じです。 その人のためにならないと判断したり、自分の手間が多すぎると判断すれば断ります。 僕がコンサルティングをお受けする条件は、 ●相手のためになり ●相手に十分な支払い能力があり かつ ●相手が本気である このみっつを満たす場合のみです。 少し前置きが長くなりましたが、 僕の商売は数千円、数万円単位のものではなく、 こうした数百万円、小さくとも一人数十万円~のお取引となっていますので、 こうして起業に興味を持った段階の人から、数万円単位の商品をオファーしても ほとんど売上の足しにならないのです。 むしろ、それであれば、こうして縁があった方に、 経営の素晴らしさや、起業における注意点、メリット・デメリット、現実的な起業法など、 役立つ情報を発信していた方が、自分としても楽しいし、 世の中的な付加価値にもなるのです。 ※付加価値、というのも聞き方次第では偽善的な言葉に聞こえますが、 本当にこれを意識しないと、詐欺っぽい、どこか垢抜けない、怪しい商品になります (特に情報系・ネット系を絡めた商売の場合)。 縁があれば、無償プレゼントを差し上げている最後の方で、 ...

えっ?ぼくが1万円で参加した『次世代起業家育成セミナー』が無料になるの?しかも追加プレゼント付き?

  2017年、ぼくはオーストラリアの医学部を休学し、「日本人の英語を変える、ノンネイティブの英語を変える」という夢に取り組んでいる。ぼくには、他の人が考えたこともない、でもぼくにとっては当たり前のようなアイデアがある。その「異能なアイデア」は夢を実現できる、とぼくは強く信じている。だからぼくは、そのアイデアを多くの人に知ってもらうために、総務省の異能vationに応募したり、英語コンサルに力を注いでいる。   英語コンサルといっても個人家庭教師のようなことをやっているのではなく、クライアントが英語で成功するまでの道筋を伝えるということをやっている。実は、「アイデアを多くに人に伝える」ことを実現しようとすると、ひとはビジネスという一つの解決法へとたどり着く。   ぼくが走り始めた頃は、ビジネスかぁ、と食わず嫌いなところがあった。ぼくはビジネスのずぶの素人だ。確かに、アルバイトの接客を通じて物を売った経験はある。でも、それはほかの人(経営者)が敷いてくれたビジネスのレールの上を走っているに過ぎない。自分でビジネスをやるということは、自分で自分のレールを作り、しかもその上を自分で安否を確認しながら走るということである。前者と後者には、圧倒的なエネルギー量の差がある。   エネルギー量が沢山あればそれでビジネスを成功させられるかといえば、答えはおそらくNoだろう。1日には24時間しかない。その限られた時間の中で、自分が持っている限られたエネルギー量を、どこにどれだけ使うのかという戦略・戦術が必ず必要になるからだ。ビジネスのずぶの素人のぼくには、根気強くかつとんでもないエネルギー量を持って、ビジネスの「戦略・戦術」を教えてくれる存在が必要だった。   色々探した結果、ぼくが最終的にお世話になることにしたのが加藤将太さんである(加藤さんを選んだ詳しい理由はこちらの記事をどうぞ)。そして、ぼくは、加藤将太さんの次世代起業家育成セミナーに参加し、ビジネスをゼロから学び始めた(次世代起業家育成セミナーに関するぼくの個人的な感想はこちらの記事をどうぞ)   このセミナーのおかげで、ぼくは起業・ビジネスに関する最先端の知識と知恵を身に着けることができた。それだけでなく、ビジネスに対するぼくの食わず嫌いの感情もいつの間にかフワっと無くなっていた。その結果、自分の夢を実現する手段としてビジネスを選んで良かったと思えるまで成長することができた。   最近、その加藤さんメールをもらった。そのメールには、「次世代起業家育成セミナーを無料にしようと思っています」と書かれていた。   正直、「えっ?ぼくが1万円を払ってたくさんのアイデアをもらったセミナーを無料にするの?」と思いました。ただ、ぼくは加藤さんがどんな信念でセミナーを展開しているのかを知っている(加藤さんはマジで日本の教育を変えようとしている)ので、セミナーを無料化することで加藤さん自身の夢を叶えようとしているのだろうと考えることができ、腹が立つことはありませんでした。   ということで、ぼくが大枚(1万円)を払って、夢を実現させるためにビジネスのアイデアをもらった、加藤さんの「次世代起業家育成セミナー」が無料になるかもしれないという告知です。このセミナーで学ぶ知識を使うだけで、1万円以上の利益を上げるビジネスを構築することは容易なことなので、1万円のままでもいいと思うんですけどねぇ、個人的には。加藤さんとぼくでは、器の大きさが違うのかもしれませんね(ぼくはどうせお猪口ですよ)。   セミナーが実際に無料になったかどうかは、こちらをチェック。  

福岡は起業する人が多い、しかも若い!

  ぼくは、医学部を1年休業し、いま福岡で生活をしている。日曜日になると、大濠公園でやっているタッチラグビーをしている。最近は猛暑で、1ゲーム当たりの時間がとても短い。長くすると、日射病に簡単になってしまうからだ。それでも、老若男女が一緒にプレーできるタッチラグビーでワイワイしながら汗を流している。 大きな木の下の日陰で休んでいると、メンバーが「起業」のことについて話をしていた。話を聞いてみると、「福岡は、起業サポートが充実していて開業率が高い」らしい。実際にどれぐらいなのか調べてみると、福岡市の開業率は日本1位で、しかも若い起業家の割合が一番高い(福岡アジア都市研究所)。 若い人がどんどん起業している背景には、福岡市長の政策や、スタートアップカフェに代表されるような市全体でのサポートがあるようだ。福岡市全体で起業を促進させることで、雇用が生まれ、新しい商品やサービスによって市民の生活の質も高まることが期待されているという(日経ビジネス)。注目度の高い福岡発の会社を知りたい方はこちらをどうぞ。 たしかに、福岡で活発な起業家が生まれていることが分かる。昨今は、サポートの充実だけでなく、起業自体が容易になったこともある。1円企業というものまである。簡単に起業できることができるのは嬉しい事だが、ぼくら起業家にとって一番の関心事は、起業することではなく、ご飯を食べていけるのかということである。 https://www.youtube.com/watch?v=IfOunjXeigI 企業生存率(立ち上がった会社が潰れてしまう確率)を調べてみると、数値にばらつきがあるものの、起業した人の95%が10年以内に会社を畳むようです。ビジネスには様々な形態があるため、一概には言えないかもしれませんが、廃業する人に共通することは「持続的に稼ぐ仕組み」を持っていないということに尽きるのではないかと思う。 ぼく自身、まだ起業したばかりで大きなことは言えないが、起業家たちは「持続的に稼ぐ仕組み」を作ることに最大限の労力と時間をかけるべきだと思っている。ほとんどの起業家は、お客さんに最高のサービスを提供してさえいれば、自然に利益は上がり、会社も安泰だと考えている。確かに、お客さんをないがしろにしたり、搾取したりする会社は長くは持たないだろう。しかし、廃業する会社のほとんどが「お客さんに最高のサービスを提供しようとしているのにもかかわらず廃業している」とぼくは推測している。 お客さんを大事にしているのに会社が潰れてしまう理由をぼくに教えてくれたのが、起業・ビジネスの世界で急速に実績を積んでいる加藤将太さんである。加藤さんによれば、廃業へと追いやられる起業家は「持続的に稼ぐ仕組み」を持っていないという。だからぼくは、医学部を休学している間、加藤さんが展開している「次世代起業家育成セミナー」に参加し、この仕組みの外枠を作り上げようと頑張っている。 ところで、最近になって、加藤将太さんから最近連絡があった。これまでのセミナーをはるかに超える「あなたを1億円稼ぐ起業家に育てるプロジェクト(仮名)」を考えているという。まだ詳しい内容は知らされていないが、これから追々お伝えしていこうと思います。起業やビジネスに興味がある人にとって有益な情報を提供できれば幸いです。

これからは、個人の時代

  YouTubeの動画を見ていて、思うことがある。   それは、これからはコンテンツを作り出せる個人が稼げる時代だなぁということ。稼いでいる個人と言えば、まずユーチューバ―が頭に思い浮かぶと思います。例えば、日本にはヒカキンさんというユーチューバーが、年収1億円(?)ほど稼いでいると言われています(ビートボックスをする人らしいのですが、ぼくは知りません。ぼくが好きのユーチューバ―は、金髪の革命児ジョーさん、瀬戸弘司さん、釣りよかでしょうさんなどです)。   ↓↓こちらはジョーさん https://www.youtube.com/watch?v=JoAG4VDa9uM   目を日本から世界へ移してみると、一番稼いでいるユーチューバーは、スウェーデンのピューディパイという男性で、なんと年収17億円ほど稼いでいるらしいです。彼がやっていることは基本的に、ゲーム実況動画をYouTubeにアップし、その動画から広告費を稼いでいるだけだそうです(書籍も売れたみたいですが、書籍は知名度が高いユーチューバ―だったから売れたようです)。2016年度のランキングですが興味がある方はフォーブス誌の記事をどうぞ。   ↓↓PewDiePieさん https://www.youtube.com/watch?v=SLl6bRoF08s   ぼくの親の世代の人は「いい大学に行って、いい会社に就職すれば、成功と安心がつかめる」と考えているのが一般的です。しかし、昨今、企業に勤めているサラリーマンが年収1億年というような大金を手にするには、会社のお金を横領したり、宝くじに当たるなどしないと事実上無理でしょう。   親の言うことに耳を傾けて、運良く会社に勤めることができたとしても、これからAIの発展によって確実に無くなっていく会社に勤めている人は、毎日が不安でしょうがないと思います(AIによってなくなってしまう仕事の一覧←←外部リンク)。親を信じ、会社を信じて、これまで頑張ってきたのに、自分の会社自体が定年退職まで持たないかもしれない、と。   好きなことをしながら大金を稼ぐユーチューバの存在、そして会社に就職しても安定は手に入れられない社会の流れを、日本の子供たちが敏感に察知しているようなデータがあります。それが、いまの子供たちがなりたい職業です。最近の調べによると、子供たちがなりたい職業の中に、この「ユーチューバー」という職業が上位に必ずランクインしているそうです。(実際のデータに興味がある方はこちらをどうぞ)   https://www.youtube.com/watch?v=JoNnNqfymlQ   ただ、有名ユーチューバーですら、将来は安泰ではないとぼくは考えています。ぼくもユーチューブに動画をアップしていますが、ユーチューバーになってお金を稼ごうとは考えていません。というのも、ユーチューバーとしてお金を稼ぎ続けるには、視聴者が喜ぶような動画を作り続けなければなりません。これは、会社勤めするサラリーマンにも共通する問題で、働き続けなければお給料がもらえない、という根源的な構造の問題です。ユーチューバーは動画作りを止めたら稼げないし、サラリーマンは会社を休めば給料がもらえません。   好きなことをやってお金を稼いでいるユーチューバーは本当にすごいと思いますが、この「働くのをやめてしまうと、お給料がなくなる」という連鎖(英語ではRat raceと言います)から抜け出さない限り、本当の安泰は得られないと思います。もし、自分がけがや病気をして、好きなことができなくなり動画を作れなくなったらどうするのか?それこそ、会社勤めの人とは違って、社会保障も雇用保険もありません。元気な内にたくさん稼ぐことができる人はごくわずかで、ほとんどの人は継続的に動画を作らなければ毎日の生活費を稼ぐことができないというのが現実です。   どんな時代であったとしても、ぼくらが目指すべきものは、「自分が働かなくても、お給料が入ってくる仕組み」を作ることだとぼくは思うのです。   実は、インターネットが発達した現代社会において、この仕組みを作ることが圧倒的に容易になりました。それも、大企業が多額の投資をしなけば実現できないというレベルではなく、一個人がコンピューターを一台持ってネットがつながればだれでも実現できるレベルまでになっています。これはつまり、昔は大企業に勤めていなければ作れなかった「稼げる仕組み」が、いまでは個人で作れるようになったということです。   ぼくはこの「仕組み」を休学期間中に作り上げようと、毎日試行錯誤を繰り返しています。仕組みがまだ完成していないので詳しい内容は話すことはできませんが、夢を叶えようと日々努力しているあなたの幸せの種になればと思い、これから数日にわたって複数の記事を書いてみようと思います。記事の中には、「仕組み」を自分で作り上げられる情報も公開していきますので、ぜひお楽しみに。    

最新の記事

オーストラリア医師、レジストラを振り返る(パート5:リハビリ科)

  ぼくは「オーストラリアで温かい医者になる」という夢を持っている。ぼくはその夢を叶えるべく、オーストラリアの医学部を卒業し、インターン医師として次の4つの研修を無事修了した。 一般内科 (General Medicine)(リンク) 移植外科 (Transplant Surgery)(リンク) 救急医療 (Emergency...

オーストラリア医師、レジストラを振り返る(パート4:コロナウイルス病棟)

  ぼくは「オーストラリアで温かい医者になる」という夢を持っている。ぼくはその夢を叶えるべく、オーストラリアの医学部を卒業し、インターン医師として次の4つの研修を無事修了した。 一般内科 (General Medicine)(リンク) 移植外科 (Transplant Surgery)(リンク) 救急医療 (Emergency...

オーストラリア医師、レジストラを振り返る(パート3:心臓病科・心疾患集中治療室)

  ぼくは「オーストラリアで温かい医者になる」という夢を持っている。ぼくはその夢を叶えるべく、オーストラリアの医学部を卒業し、インターン医師として次の4つの研修を無事修了した。 一般内科 (General Medicine)(リンク) 移植外科 (Transplant Surgery)(リンク) 救急医療 (Emergency...

オーストラリア医師、レジストラを振り返る(パート2:急性疾患医療)

  ぼくは「オーストラリアで温かい医者になる」という夢を持っている。ぼくはその夢を叶えるべく、オーストラリアの医学部を卒業し、インターン医師として次の4つの研修を無事修了した。 一般内科 (General Medicine)(リンク) 移植外科 (Transplant Surgery)(リンク) 救急医療 (Emergency...

オーストラリアで総合医になる必勝方法

  ぼくには、「オーストラリアで温かい医者になる」という夢がある。この夢の旅路に就くまでのその道は、控えめに言っても、紆余曲折で満ち溢れていた。   ごとうひろみちの紆余曲折の人生に興味のある方はこちらをどうぞ。 ↓↓↓↓↓↓   オーストラリアの医学部を一年休学した後に卒業し、ぼくは現地の病院に就職した。現在は、医師3年目のペーペー Registrarをやっている。通常、オーストラリアで言うRegistrarは「専門医になるための訓練を受けている医師」を指すのだが、ぼくはいまService registrarという少し変わったポジションで働いている。Service registrarは、特定の専門のトレーニングプログラムに入っているわけではないが、病院側が働き手が一時的に足りていない分野に送り込むRegistrarのことを指す。オーストラリアの医師のハイラルキーに興味がある方は、過去記事『オーストラリアのインターン医師になったらやらなければならない6つのこと』をどうぞ。   インター医師よりも経験はあるが専門をまだ決めかねている医師は、このService registrarとして働くことが多い。そして、Service registrarとしてインターン医師よりは重い責任を負いながら、どの専門に進むかを考えている。どの専門に進むのかを決める要因は千差万別で、流行りの専門を選ぶ医師がいたかと思えば、朝の問診が嫌いだからという理由で救急医療を選ぶ医師がいたりする。色々な思惑と背景を持った医師がいる以上、これさえ押さえておけば専門医トレーニング選びに後悔しない、というものはない。 ちなみに、医学部に入ったときにこんなフローチャートが授業で出てきたが、あながち間違いではないような気がする。専門を迷われている方は参考にするといいかもしれない(が、あまり気にする必要もないと思う)。     オーストラリアのインターン医師は、大きく分けて外科、内科、救急、精神科のローテーションを通じて医師としての一般的なスキルを磨く。3年という限られたインターンシップの期間中に、すべての科を回ることは不可能である。あらかじめ「~科で働きたいなぁ」と思っている医師は、病院側にその科に優先的に回してもらうことをお願いする。また、「~科には興味がない」ということを病院側に伝え、それ以外の科に回してもらうこともできる。   ぼくは医師として以下のローテーションを回ってきた。 1年目 内科(記事) 移植外科(記事) 救急(記事) ...