世界最高峰の大学に位置づけられる MIT Massachusetts Institute of Technology(マサチューセッツ工科大学)が、世の中を劇的に変えうるアイデアを持つ人物を探し出し、賞金を与える支援イベントがある。
不服従賞 – MIT Disobedience Awardについて詳しく知りたい方は、以下の過去記事を参考にしてください。
記事①「世界最高峰の大学MITが贈る「不服従賞 – Disobedience Award」」
記事②「【もっと詳しく】世界最高峰の大学MITが贈る「不服従賞 – Disobedience Award」」
記事③「「MIT不服従賞 – Disobedience Award」の応募方法」
支援イベントの名前は、不服従賞 – MIT Disobedience Award。2017年に始まったこの企画は2018年も行われ、昨日栄えある受賞者が決まった。2018年の不服従賞 – MIT Disobedience Awardの受賞者はなんと、SNSを使ってレイプ被害を告白する社会的現象を世界中に巻き起こし、性的暴力に立ち向かう ME TOO の活動家たちである。
レイプ被害は、男女ともに起こるもので、往々にして被害者の心の闇に葬り去られてしまうケースが多いと言われている。しかし、心の闇に押し込められてしまう心理現象ほど、無意識のチカラがその人の人生を支配してしまう。「なぜだかわからないけど、〇〇してしまう」「頭ではわかっているのに、〇〇してしまう」などの現象が起こってしまい、被害者の人生を台無しにしてしまうのだ。そこで、ME TOO運動は、レイプ被害が無意識に葬り去られてしまわないよう、レイプに意識的に立ち向かおうとしている。
受賞者のBethAnn McLaughlin氏は神経科学者、Tarana Burke氏は社会活動家、 Sherry Marts氏は生物学者兼コンサルタントである。
この3名をDisobedience Awardの受賞者に選んだ選考員の方、正直シビレます。かっちょえぇ。そして、ME TOO活動を行っている3名のトガッタ生き方を真似できるよう、ぼくも「日本人の英語をネイティブにする運動」を頑張っていきます。