日本政府の総務省が変な人を探し出して支援するプロジェクト「異能vation」の野心的な「破壊的な挑戦部門」の2019年度1次選考通過者が発表されたことを過去の記事で触れた(破壊的な挑戦部門について知りたい方はこちらを参照ください)。
出た杭を打つ、というよりも、出た杭を冷視する日本の風潮のなかで、破壊的な革新を起こすにはメーターが振り切れた思考と行動が必要になる。そのような思考と行動のすべてが革新につながるわけではない。しかし、革新を生み出すものはすべて思考と行動でできている。
応募総数1、301件から32件が一次選考を通過し、そこからさらに厳選に厳選を重ねて選ばれた破壊的な挑戦部門の受賞者9名と挑戦課題を紹介する。
以下、異能vationのページより転載。
2019年度「破壊的な挑戦部門」最終選考結果発表
■最終選考通過者 挑戦課題名
以下の挑戦課題が最終選考通過となりました。(五十音順)
Deep Learningを用いた都市圏での天体写真撮影
生駒 卓也
広島県
「うんこ」と「美少女」で大腸がんの早期発見を目指すアプリ「うんコレ」
石井 洋介
東京都
iPS細胞の腫瘍化を回避した骨再生治療への挑戦
江草 宏
宮城県
書き時計
鈴木 完吾
栃木県
環境に融け込まれた群ロボットによる新たなヒューマン・ロボット・インターフェイスの提案
鈴木 遼
米・コロラド
ノイマン型2進演算を超越した3次元デジタルを用いた7進演算装置の構築
滝沢 彰
長野県
ロボットよ,ワルツを踊れ!
福原 洸
宮城県
YouTubeチャンネル『無駄づくり』にて無駄なものを作り続ける
藤原 麻里菜
東京都
SIMカード内蔵らくらく補聴器の開発及び高齢者向けサービスプラットフォームの構築
吉原 順一郎
東京都