海外の医学部に入った瞬間に湧き起こる感情(1)
海外医学部の第1日目
記念するオーストラリアの医学部の第一日目!
ぼくは医学部を3回受験し、
3回合格した末に入学したので、
心には医学生になれた喜びの実感が
大きな波のように押し寄せている。
諦めずによく頑張った。
講義室を見渡すと、
約240名の生徒たちが、
となりの同級生たちと
握手しながら自己紹介をしている。
みんなの目はとても輝いていて、
笑顔がこぼれおちている。
ぼくも自然に笑顔になっていることに気づく。
海外の医学部に入った瞬間に湧き起こる感情(2)
同級生はだいたい若い
同級生の平均年齢は
22,23歳ぐらいだろうか?
ぼくのようなOldiesは・・・、
おぉ若干名ながらいることはいますね。
どんな人たちと友達になっていくのだろうか?
ぼくの性格からして、
同級生全員と友達になることは無いかなと思うけど、
良い友達がひとりふたり見つかればいいな。
言語の壁、
年齢の壁、
決して乗り越えられない壁ではないが
友だちができるかどうか不安である。
海外の医学部に入った瞬間に湧き起こる感情(3)
オリエンテーションは盛りだくさん
さて、オリエンテーション(説明会)は、
朝9時に医学部長の挨拶に始まり、
夕方17時の臨床ロテーションの説明で幕を閉じた。
最初は笑顔だった同級生の顔が、
1学期の課題や試験の説明がされているとき、
真剣な表情に変わっていくのを見ると、
みんな真面目なんだという印象を持った。
ぼくはと言えば、
与えられた情報があまりにも膨大だったため、
ほとんど頭に何も残っていない。
オリエンテーションで唯一憶えていること
残っているものは、
Wash hands! Wash hands! Wash hands!
だけである。
手を洗わないお医者さんが多い
というデータを見たときは、
正直ショックでした。
オリエンテーションで
沢山の情報を与えられたことを考えると、
医学部の勉強はやはり大変なのだろう。
勉強について行けるか不安を覚えた。
海外の医学部に入った瞬間に湧き起こる3つの感情