Dream Theaterの記事を書いたら、無性に彼らの音楽を聴きたくなった。
ということで、Dream Theaterのアルバムをひとつずつ振り返ることにした。
Dream Theaterの音楽を語れるほど彼らを研究しているわけではないので、アルバムが出た頃のぼくの思い出を書いてみようと思う。
Dream Theaterの9thアルバムは、『Systematic Chaos』だ。
アルバムが出たのは2007年6月。ぼくは28歳。理化学研究所・脳科学総合研究センターでサイエンティストのお仕事をしていたころだ。
理研はサイエンティストにとって最良の環境である。周りに優秀な人がたくさんいるし、研究施設は素晴らしい。
そんな誇るべき環境を、世間に税金の無駄遣いと言われないように、コソコソしながら使っている。In the Presence of Enemiesでは、科学者に憧れる若者は育たない。