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英語コンサルをしながら、オーストラリアの現役医学生が一番強く感じたこと
ぼくは「日本人の英語を変える」という夢に取り組むために、オーストラリアの医学部を1年間休学した。休学中は本当に色々なことに取り組んだのですが、そのなかでも色々な人に出会うことが出来た英語コンサルはとても印象的でした。
TOECI満点取って会社で昇進したコンサル生もいますし、英検1級に合格して東京オリンピックの通訳ガイドになろうとしている人もいます。中には、アメリカ留学前のアドバイスをしたら、そのアドバイスが役に立ったようで、オーストラリアにsee’s candiesと呼ばれるチョコレートを10箱送ってくれた人もいました(←あざ~す!)。
英語で叶えたい夢って本当に十人十色なんですが、英語の勉強の悩みってほとんど一緒なんです。英語コンサルをして初めてそのことに気付きました。
英語の勉強で悩んでいる人って、簡単に言うと、「自分を管理できない」ことに一番悩んでいるんです。
自分を管理できない、とは何か?
英語力って一朝一夕には身に付きません。雨の日も雪の日も、暑い日も寒い日も、奥さんの機嫌が良いときも悪いときも、どんな日であっても、英語を身に付けたいのであれば、毎日勉強をしていなければいけません。
仕事が忙しいから今日は勉強できないとか、今日は学校の友達が遊びに来るからとか、英語の勉強をやらない言い訳を作ろうと思えば、ぼくたちはその言い訳を簡単に作ることが出来ます。
それに対し、「今日は英語を勉強しなければいけないから」という言い訳を自分に言い聞かせられる人はほとんどいません。自分をついつい甘やかせてしまい、簡単なほうへ流されてしまい、英語の勉強を継続できなくなって、挫折してしまうんです。
英語コンサルにおける「自分を管理できない」という悩みはつまり、「なりたい自分に向かって英語を勉強する自分」を創り出せないという状態のことを指します
上の文章を注意深く読み返してください。なりたい自分に向かって英語を勉強する自分を創り出せない、です。「創り出せない」と書いています。「なれない」ではありません。
日本の若者の中には、「自分探し」というキーワードで世界を旅する人が結構います。ぼくも「自分探し」のために語学留学しましたし、その気持ちがよ~くわかります。
ただ、「自分探し」をしている人は悲しいことにほとんど成長しません。なぜなら、理想の自分がもうすでにそこにあって、自分がただその姿を見つけられていないだけなんだ、という妄想に囚われているからです。
はっきり言います。飛びぬけた才能を持っている人はもうすでに社会の中で頭角を現しています。あなたのいま置かれた場所が、あなたの思い描くようなところでないならば、あなたは「自分探し」ではなく、「自分創り」にシフトチェンジすべきです。
「自分創り」の第一歩目は、いまあなたが持っている自分のスキルは使い物にならないと認めることです。そして、あなたの人生は、その使い物にならないスキルを磨くことに意味があるのだと信じることです。それができたら、あなたは何者でもない自分自身をコーチングし始めて「価値ある者」へと成長させようとします。
つまり、あなた自身が生徒とコーチの役割を果たすようになるのです。
最初のうちは、自分の中で衝突するこのふたつの役割の存在になかなか慣れません。すごく疲れてしまいます。そういうこともあって、ぼくは英語コンサル中にコーチの役割を果たしていました。しかし、ぼくは、コンサル生が自分自身の足で立てるようにすることが目的なので、コンサル生自身の中にコーチの存在を創り上げていきました。←これがぼくの英語コンサルの一番の良いところのひとつだと思っています。
ただ、オーストラリアの医学部も始まり、ひとりひとりを英語コンサルする時間が無くなってしまいました。それでも、コンサルしてほしいです、というメールを定期的にいただいています。ほとんどの人は、セミナー「なりたい自分に最短でなれる英語勉強法」を観てやる気マンマンの状態になっているので、断るのが凄く心苦しんです。
https://www.youtube.com/watch?v=XCViXR2Mysk
そこでどうしたものかなぁ、と考えていたら、見つけたんです。ぼくが言っている「コーチ」の存在をあなたの中に創り上げるサポートをしてくれるものサービスを!!
その名も、ライザップ・イングリッシュ。
たるんだ体の芸能人が数週間のトレーニングと食事制限で、バキバキの体に変身する、あのCMを観たことがあるのではないでしょうか?そう、あのライザップが英語教育に乗り出しているんです。
https://www.youtube.com/watch?v=hFw4U3b6ID4
ぼくは日本にいたときに肉体改造用のライザップの教材を手に入れて実践していました(オーストラリアでも継続中)。この時学んだことは、肉体改造用のライザップで教えていることは「なりたい自分になるために自分を管理する方法」だということです。
ライザップの真髄は、自分を管理することに尽きます。ライザップ・イングリッシュのサービスを受ければ、「自分を管理するコーチ」の存在があなたの中に生まれるはずです。そうすれば、あなたの英語の夢が叶う日がまた少し近づいてきます。
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↓ライザップ・イングリッシュの創業者・瀬戸健からのメッセージ↓
https://www.youtube.com/watch?v=AEwVQtDZGRA
↓ライザップ イングリッシュのトレーナーインタビュー↓
https://www.youtube.com/watch?v=C5JustiSnmY
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【英語コンサル】コンサル生の英検1級・二次試験の結果は・・・
以前、ぼくの英語コンサル生に英検1級の一次試験に合格した人の話を憶えています?⇒記事「コンサル生が英検1級の一次試験に受かりました」
過去数年間にわたって英検1級を受けていたのですが、なかなか合格できずにぼくのコンサルを受け始めた方です。ぼくとのコンサルを通じて、ライティングの点数アップを徹底する戦略を使って、無事に一次試験を合格することができました。
二次試験(面接)は、まず自分の思うやり方でやってみたいということでコンサルを受けずに受験をされました。数日後に面接についてお話をしましたが、「試験官助手がタイマーを上手く使えずに、準備時間が1分ぐらい余分にあったよ」「面接は良い雰囲気だったから受かったと思う。多分70%ぐらいはとれたと思う」と笑顔で話されていました。
そして、今日、コンサル生の二次試験の結果が戻ってきました(正確にはネットで確認しました)。結果は・・・・
ぎりぎり・・・
不合格でした。残念。
合格点数は602点で、ぼくのコンサル生は594点でした。8点足りずに不合格となりました。あと8点で合格することができたので、非常に惜しいです。ネットでの合否確認なので、点数の内訳はありませんでした。おそらく、送られてくる郵便の書類に書かれているのだと思います。
落ち込まれている様子だったので、コンサル生に話を聞いてみると、「落ちたことよりも、次の受験までの6か月間を英検の勉強に当てなければならないのが勿体ない」と言っていました。つまり、合格していれば、これからの6か月間という時間を別のことに使えたのに、それができないのが残念だということです。
コンサル生が二次試験に向けてやったこと
コンサル生は「二次試験は自分の思うように挑戦してみたい」ということで、ぼくと戦略的なコンサルを行いませんでした。それでも、コンサル生が何をやっているかは教えてもらいました。それに対して、ぼくは口出ししませんでした。いいですね、とも言いませんでしたし、こうしてみては、とかも言いませんでした。
コンサル生が二次面接対策としてやっていたことは以下の2つです。
英検1級・二次試験の参考書の模範解答をできる限り暗記する
英会話ができるカフェに行って英会話をする
1.参考書の模範解答をできる限り暗記する
コンサル生曰く、二次試験で課されるスピーチトピックはある程度予測できるそうです。そこで、過去の出題傾向を見て、自分が受験するときに出題されそうなトピックを選び、そのトピックに関する模範解答をできる限り暗記する戦略を取ったそうです。
当日の試験に出たトピックは外れてはいなかったそうですが、質問そのものは自分が暗記した解答がダイレクトには使えないものだったそうです。そのため、結局、試験中に自分で解答を組み立てる必要があったそうです。
2.カフェで英会話をする
コンサル生は、参考書の内容を暗記すると、自分の考えていることを英語で発言できるように、近所の英会話カフェに行って練習をしたそうです。そのカフェは英検用のカフェというわけではないようで、ただネイティブとお話ができる程度のカフェだったようです。(そんなカフェがあるんですね。便利な時代になりました)
コンサル生の二次試験の取り組みかたを見てぼくが感じたこと
1.参考書の模範解答をできる限り暗記する
まず、参考書の模範解答をできるだけ暗記する戦略について。この戦略の利点は、自分が憶えている解答がそのまま使える問題が試験で出れば、合格する確率が高くなります。しかし、弱点は、自分が憶えている解答が使えない問題が出たら、合格する確率はガクンーと下がってしまいます。
ぼくが二次試験の過去問を見る限り、専門知識が求められる問題ではなく、与えられたトピックに論理的に話すことが示すことができれば合格できる試験だと思います。ぼくの個人的な意見としては、「論理的に考える能力」を持っていれば、薄っぺらい(しかも間違った)知識しか言えなくても合格するのではないかと推測します。(面接官に専門知識があるとも思えませんし、受験者に専門知識を求めているとも思えません)
大事なことは、「論理的に話をすることとはどういうことか」を理解していることです。あなたは、この質問に答えることができますか?これに答えることが出来れば、スピーキング試験は簡単にパスできるでしょう。
2.カフェで英会話をする
次に、英会話カフェで暗記した知識をregurgitate(吐き出す)練習方法について。覚えたこと(インプット)を会話に使う(アウトプット)することはとても大事な勉強法です。特に、二次試験は面接、つまりSpeakingが評価されるため、日ごろアウトプットできないことが試験当日にアウトプットできるということはありません。
インプット・アウトプットのバランスを考えたことは効果的だったと思いますが、会話の相手を選択ミスしていると言わざるを得ないでしょう。相手は、英検という試験の存在も知らないネイティブの方です。だから、コンサル生がどんなトンチンカンなことを言っていたとしても、会話の中に何を求められているかを把握していないネイティブの人は、コンサル生に的確なフィードバックを与えることはできません。
アウトプットするときに重要なのは、自分よりも能力が高い人間を相手にフィードバックをもらうことです。そうすることで、自分のやっていることが合格に向けて効果的かどうかを確認することができます。もし効果的な話し方をしていない場合は、こうした方がいいよとアドバイスをもらうことができます。
まとめ
(1)ぼくの英語コンサル生が英検1級の二次試験に我流で挑戦し、不合格となった
(2)英検1級の二次試験は、専門知識ではなく、論理的に話す能力を判定している
(3)スピーキングの練習は、あなたにフィードバックを与えられる英語上級者と行うべし。
【英語コンサル】コンサル生が英検1級の一次試験に合格しました
異能vationの申請書も書き終わり、
ぼくの時間と精神はいつものように
英語コンサル・セミナーへと戻っていった。
ぼくが異能vationに挑戦している間、
ぼくの英語コンサルを受けている
70歳近い生徒さんが
念願だった英検1級の
一次試験に合格した。
英検1級の合格率は
10%未満だと言われており、
司法試験の20%よりも低い。
(単純比較はできませんが
合格率が低いことは分かります)
ぼくがコンサルで行ったこと
ぼくは英検3級しか持っていないので
まず1級の過去問を少し読ませてもらった。
そして、コンサル生の希望に合った
勉強プランを立てさせていただいた。
短時間の準備期間しかなかったので
戦略的な勉強プランを実行してもらった。
まずライティングの訓練を徹底してもらった。
ライティングを最後に勉強する人は多いが、
実は、英語の試験で一番早く高得点を
実現できるのはライティングなのだ。
ライティングができるようになれば
リーディングの成績も上がってくる。
英語コンサルの結果
コンサル生はそれまで
英検1級を3度ほど受けており、
一次試験の平均点が
ライティング=40点
リーディング=40点
リスニング=30点だった。
勉強プランを実践したコンサル生は
今回の一次試験で
ライティング=90点。
リーディング=80点
リスニング=50点
の成績を取り合格した。
合計点が2倍になったのだ!。
(110点⇒220点)
準備期間が短かったので
対策を全くしていないのにも関わらず、
リスニングも少し点数が上がった。
今のところ、
英検1級一次試験には
スキルごとの足きりの点数が無い。
つまり、
合計点が一定基準を満たせば合格
となる。
このことを
最初のコンサルで教えてもらったので、
生徒さんにはリスニングを捨てるという
戦略的な勉強をしてもらった。
二次試験に向けて
生徒さんはいま、
二次試験の面接に向けて
書店の本を読み漁っている。
まずは、自分の思うやり方で
二次試験を受けてみたいのだと言う。
自分でまず考えることが大事なので
それも良い選択肢だと思いますよと伝え
遠くから生徒さんの合格を祈っている。
楽しんで~!合格できるよ~!
オーストラリア医師、レジデンシーを振り返る(パート7:リウマチ科・免疫科)
ぼくは「オーストラリアで温かい医者になる」という夢を持っている。ぼくはその夢を叶えるべく、オーストラリアの医学部を卒業し、インターン医師として次の4つの研修を無事修了した。
一般内科 (General Medicine)(リンク)
移植外科 (Transplant Surgery)(リンク)
救急医療 (Emergency Medicine)(リンク)
急性疾患医療 (Medical Assessment Unit)(リンク)
オーストラリアのインターン医師の仕事はハイリスク・ローリターンで、インターンシップ中に医師失格の烙印が押されると、医師として契約が更新できなくなる(つまり、医者として働けなくなる)。その意味では、医学部で留年しても次年チャンスがあるが、インターン中に失敗してしまうとそこでキャリアの道は閉ざされてしまうので、とてもハイリスクである。
ちなみに、オーストラリアのインターンシップの期間は大体2~3年ある。生まれたてホヤホヤ1年目の医師はインターン(aka Junior Medical Officer、JMO)と呼ばれ、2年目以降はレジデント(aka Resident Medical Officer、RMO)と呼ばれる。
レジデント医師はインターン医師に比べ、幅広い臨床ケースや病院の業務システムについて慣れている。それでも、レジデントもインターンと同じ業務をこなす。レジデントとインターンがこなす業務のことは過去記事『オーストラリアのインターン医師になったらやらなければならない6つのこと』に触れたので、詳しいことを知りたい方はこちらを参照ください。
ぼくのオーストラリアにおけるレジデント医師研修は、次の9つのローテーションから構成されていた。
整形外科(Orthopaedic Surgery)(記事)
コードブルーチーム(Charlie's Afterhour...
オーストラリア医師、レジデンシーを振り返る(パート6:腎臓科)
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オーストラリアで総合医になる必勝方法
ぼくには、「オーストラリアで温かい医者になる」という夢がある。この夢の旅路に就くまでのその道は、控えめに言っても、紆余曲折で満ち溢れていた。
ごとうひろみちの紆余曲折の人生に興味のある方はこちらをどうぞ。
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オーストラリアの医学部を一年休学した後に卒業し、ぼくは現地の病院に就職した。現在は、医師3年目のペーペー Registrarをやっている。通常、オーストラリアで言うRegistrarは「専門医になるための訓練を受けている医師」を指すのだが、ぼくはいまService registrarという少し変わったポジションで働いている。Service registrarは、特定の専門のトレーニングプログラムに入っているわけではないが、病院側が働き手が一時的に足りていない分野に送り込むRegistrarのことを指す。オーストラリアの医師のハイラルキーに興味がある方は、過去記事『オーストラリアのインターン医師になったらやらなければならない6つのこと』をどうぞ。
インター医師よりも経験はあるが専門をまだ決めかねている医師は、このService registrarとして働くことが多い。そして、Service registrarとしてインターン医師よりは重い責任を負いながら、どの専門に進むかを考えている。どの専門に進むのかを決める要因は千差万別で、流行りの専門を選ぶ医師がいたかと思えば、朝の問診が嫌いだからという理由で救急医療を選ぶ医師がいたりする。色々な思惑と背景を持った医師がいる以上、これさえ押さえておけば専門医トレーニング選びに後悔しない、というものはない。
ちなみに、医学部に入ったときにこんなフローチャートが授業で出てきたが、あながち間違いではないような気がする。専門を迷われている方は参考にするといいかもしれない(が、あまり気にする必要もないと思う)。
オーストラリアのインターン医師は、大きく分けて外科、内科、救急、精神科のローテーションを通じて医師としての一般的なスキルを磨く。3年という限られたインターンシップの期間中に、すべての科を回ることは不可能である。あらかじめ「~科で働きたいなぁ」と思っている医師は、病院側にその科に優先的に回してもらうことをお願いする。また、「~科には興味がない」ということを病院側に伝え、それ以外の科に回してもらうこともできる。
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