結果発表のメールが届きました。
まだ、中身は見てません。
それでは、メールを開けて、
結果を包み隠さず
みんなにシェアしていこうと思います。
メールをぽちっとな。
We are pleased to offer you a position with the Rural Clinical School at Broome in 2016 subject to your successful completion of the second year of your studies.
合格です。やった。
場所は、第一希望だったBroomeです。
よっしゃあ。
Broome は『月への階段』が有名なところです。
Broomeを第一希望に選んだ学生数は、39名。
一覧表を見ると、Broomeが一番人気の町であることが分かる。
その中から8名が合格となった。
合格だからと言って、
気が抜けるわけではありません。
今年留年してしまうと、
Rural Clinical Schoolの資格は失われてしまいます。
掴んだチャンスを失わないようにしないと、ですね。
ちなみに、Broomeは日本と深いつながりがある町です。
Wikipediaによると、1880年代から、
日本人が真珠養殖の潜水夫として
この町に移民してきたようです。
戦争や白豪主義などもあり、
悲しい歴史がこの町にもあるようですが、
いまだに日本人墓地などが残されていることなどを考えると、
日本との暗い過去を闇に葬ることなどせず、
歴史から学ぼうとする姿勢が見られます。
出典:ABC
そのなかでも、
医学生であるぼくの興味をひきつけたのが、
第2次世界大戦中にブルームに移民してきた
日本人の医師の話。
John Bailey氏の著書『The White Divers of Broome』に
その医師のことが書かれています。
近年では、この医師の人生にインスパイやされた
Christine Pipe氏(ブルーム生まれの日系オーストラリア人)が
著書『After Darkness』を書いています。
どちらの本も、ブルームの実際の地名が使われています。
ぼくは、2016年の一年間をこの物語の中で生活することになります。
ブルームのケーブルビーチは、らくだツアーが有名ですが、近くでクロコダイルが泳いでいることもあるそうです。
最後に、現実的な話をすると、
このRural Clinical Schoolに受かったおかげで、
約150万円を節約できたことになります。
収入がほぼゼロのぼくにとって、
これはとても大きな恩恵です。