ブルームにいるRCS(Rural Clinical School)の同級生たちと一緒に、
映画『Bran Nue Dae』を観た。
オーストラリアの先住民である
アボリジニーの少年が主人公の映画である。
話のあらすじは、
ブルーム出身の少年が
地元の女の子に恋をして、
聖職者になるために通っていたパースの学校から脱出し、
彼女に会うためにブルームまで旅をする話である。
ブルームのケーブル・ビーチ、ローバックホテル、
今年(2016年)で開業100年目を迎える
サン・ピクチャーズ映画館などが登場し、
普段生活している風景が映画の中に出てくる。
また、臨床の50%近くはアボリジナルの患者さんなので、
とても感情移入しやすい映画だった。
オーストラリアの映画の代表作のひとつに数えられても
遜色のないコメディ映画かもしれません。
ぼくはブルームで、
この映画のもとになった
Bran Nue Dae のミュージカル・コンポーザーである
Jimmy Chi さんと実際にお話をさせてもらった。
日本人の血が流れていることを
誇りに思っていると言われていた。