<あるコンサル風景より>
ごとうひろみち
「コンサル生さん、英語のどんなことでお悩みですか?」
英語コンサル生
「ひろさん、自分の英文法が気になって、英語が喋れません。助けてください!」
英文法を気にしすぎて英語を喋れない悩み
ぼくは英語の悩み相談を受けることが多いのですが、「英文法を気にするあまり英語が喋れない」という悩みを持つ方がいらっしゃいます。この悩みは、英語初級者から中級者(TOEIC950点ぐらい)まで、多くの方を悩ませる問題のようです。
ぼくの英語コンサル生の中には、「We areがWe isになったり、SheのつもりでHeと言ったする」と悩んでいる大学生や、「Fishは複数形でもFishだと分かっているけど、Squid(イカ)やSnapper(鯛)の複数も同じ形なのか分からない」と混乱している、観光地の市場で売り子をしている女性もいました。ブログのお悩み相談でも、文法にはまり過ぎて「完璧主義者」になっている自分に困っている方からもお便りもいただきます。
教科書通りの英文法を使わないネイティブもいる中で、教科書通りの英語にこだわる日本人はかなり多い、というのがぼくの印象です。外国語に対するリスペクトが感じられて良い事ではありますが、文法に固執するあまり英語で喋れなくなるのは、コミュニケーションが成立しないので本末転倒かもしれませんね。包丁をいつまでもシュッシュッと研いでいるので、まったく料理できないみたいな。
ぼくは「英文法」を大切にするほうの日本人ですが、英文法を絶対視することはありません。というのも、ぼくが英語を勉強し続けている20年間の間に、「文法的に間違いと言われていたものが一般的に受け入れられた例」をいくつか知っているからです。
例えば、ぼくが英語を勉強し始めた頃は、differentに続くものはfromでした。An apple is different from an orangeみたいに。それでも、アメリカ人の方の中には、リンゴとオレンジを比較しているのでthanを使う人も少なからずいました。An apple is different than an orangeみたいに。勉強し始めた当時は、ブロークン英語だから絶対に使わないように、と英語学校の先生に言われたことを憶えています。それでも、20年経った今では、アメリカの学会の発表で、different thanという表現が、知識人によって当たり前のように使われています。意味論的には、比較をしているのでまあthanでもいいかという感じで受け入れられて一般化したのかもしれません。
Different from/thanの例で分かるように、英語もダイナミックな言語で、社会の構造に影響を受けながら英文法が刻々と変化しています。この変化を敏感にとらえるためにも、英文法の基礎は学んでいた方がいいと思いますが、絶対視する必要はないと思います。
ぼくがお勧めする英文法への態度は、間違えを繰り返しながら改善を図ろう、です。つまり、間違えることを前提に置くのです。ぼくらは英語のネイティブではありません。ネイティブの赤ちゃんですら間違いを繰り返しながら「正しい英文法」を身に付けて行きます。言語の天才である赤ちゃんですら間違えを繰り返しながら文法を身に付けるんですよ!!言語の凡才であるぼくらがそれ以上の間違えを繰り返しても、だれも何も言いませんよ。
「間違える」には、まず書籍やアプリで学んだ英文法が、あなたの口から発せられなければいけません。つまり、まずはインプットがあって、そのあとアウトプットが無いといけないということです。そうしなければ、口から出た表現と学んだ表現を比較して、正しいのか・間違っているのかの判断をすることができません。
間違えるためにまずインプット。そして、アウトプットした表現を再度確認して修正する。この過程は地味で大変なものですが、綺麗な英語をしゃべる人はこの地味な努力を人知れず重ねてきています。ひとりでもできる「猿まね(シャドーイング)」で軌道修正を図っている人がほとんどだと思います。(猿まね(シャドーイング)についてはこちらの記事で触れています)
間違いを繰り返しながらスキルを高めることの大事さを理解してもらうには、イチローが4000本安打を打った時の言葉が一番良いかもしれません。
誇れることがあるとすると、4000のヒットを打つには、僕の数字で言うと、8000回以上は悔しい思いをしてきているんですよね。それと常に、自分なりに向き合ってきたことの事実はあるので、誇れるとしたらそこじゃないかと思いますね(日本経済新聞より)
出典:Wikipedia
間違いを繰り返し軌道修正していけば、必ず大きな成果につながるということをイチローは実証してくれました。間違いだけでは、プロの世界で生き残ることはできません。しかし、大切なことは、間違いをしたら軌道修正する、「間違いが前提としてそこにあるマインド」を身に付けることだと思います。
孔子も、『過而不改、是謂過矣(過ちて改めざる、是を過ちと謂(い)う)』と述べています。英語表現の “To err is human, to forgive divine.”も(⇐意味は自分で調べてみましょう。とてもいい言葉です)、完璧主義の罠から抜け出すために憶えておくといいかもしれません。
最後に、英文法を気にしすぎて英語が喋れないと相談してくれた人に、「ぼく(ごとうひろみち)は20年以上英語を勉強していますが、いまだに英文法を気にしなが喋っています。でも、間違えを恐れて発言しないよりは、間違っていたとしても発言をする選択をしています。大事なことは、自分の間違いを認め、それを次のために修正することだと思います。お互い大変ですが、楽しみながら少しずつ成長して、英語で夢を叶えていきましょう」とお伝えしています。
まとめ
【悩み】文法を気にしすぎて英語が喋れない
【答え】英文法は大事だが、絶対視する必要はない
【対処法】間違え続けることを恐れずに。間違いを修正し続けること。
英語でお悩みの方に
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