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【英語お悩み相談】何から始めればいいか分からない悩みとその対処法

  <あるコンサル風景より> ごとうひろみち 「コンサル生さん、英語のどんなことでお悩みですか?」   英語コンサル生 「ひろさん、英語ができるようになりたいんです。でも、何から始めたらいいのか分かりません。助けてください!」   英語の勉強、何から始めたらいいか分からない悩み   ぼくは英語の悩み相談を受けることが多いのですが、「英語を身に付けるために、まず何から始めたらいいのか分からない」という悩みを持つ方が多くいらっしゃいます。特に、英語に苦手意識を持っている学生さんや、英語を避けながら社会人になった人に、この悩みが多いようです。   ぼくのコンサル生の中には、「アイ・アム・ア・ペンなら言える」と笑いながら教えてくれた最難関高校を目指している中学生や、「英語嫌いなので英語を避けながら生きてきました。でも上司が外国人の方であるだけでなく、クライアントも外国人の方が多いんです」と悩んでいる製薬会社のエリートサラリーマンもいました。ほかには、「なんかカッコいいから英語を勉強したいのですが何すればいいんですか?」と英語セミナーで一緒になった20代前半で全身革服姿の男性の方もいました。   まず、「英語を身に付けるために、何から始めたらいいのか分からない」という悩みを持っている人に知っておいてもらいたいことがあります。それは、この悩みを解決するには「なぜ英語を勉強するのか?」ということを明確にしなければいけないということです。   「アイ・アム・ア・ペン」の中学生には高校合格、エリートサラリーマンには仕事・出世、というようにはっきりとした英語のゴールがあります。こういう人の場合は、コンサルが楽です。ゴールが比較的明確であるため、そこに到達するルートを明らかにするだけで、コンサル生は成功することができます。   しかし、全身革服姿の20代男性のように、「なんかカッコいいから英語を勉強したい」のような漠然としたゴールしかない場合、コンサルは難航します。ゴールが無いということは、その過程を明らかにすることができないからです。   「山に登りたい」と相談されても、登りたいが油山(福岡の小さな山)なのか、富士山なのか、エベレストなのか、それが分からなければ的確なアドバイスをすることができないのと同じです。漠然とした憧れを持つことは悪い事ではありませんが、憧れを実現するにはゴールを明確にする必要があります。裏を返せば、憧れが漠然としたものである限り、あなたがゴールを達成することはありません。   富士山(出典:sugoidays.com)   さて、あなたには「なぜ英語を勉強するのか」というゴール(ある程度でOK)があると仮定して、話を進めていきましょう。   次に必要なことは、ゴールを達成するために必要なスキルを明らかにすることです。残念ながら、学問や仕事は多種多様であるため、これだけやっておけば大丈夫というものはありません。(⇐だから「~するだけで英語ペラペラ」という類のサービスは、英語で夢を掴む成功者を育てられないのです)   それでも、成功者の英語に触れ合てきたぼくは、英語で目的を達成している人には共通のスキルがあることを知っています。「1日〇〇分で英語をマスター」などの薄っぺらい手法ではなく、効率的な戦略と効果的な戦術を持ってのぞめば、だれでも身に付けられる成功者のスキルです。   「英語の勉強、何から始めればいいか?」という人に、ぼくがこれまで教えてきた成功者のスキルは5つあります。その5つとは、英単語、英文法、英語表現、思考法、問題解決能力です。   英単語は、あなたのゴールに直結した語彙を学ぶべきです。ビジネスで成功したい人が医学のボキャブラリーを憶えることは得策ではありません(ここでもまた、ゴールを明確にすることの大切が実感できるはずです)。英文法と英語表現は、あなたが身に付けている英単語が実際どのように使われているかを学んでいきます。   正直なところ、TOEIC連続〇〇回満点みたいなことは、英単語、英文法、英語表現だけで事足ります。ただ、これだけでは、いつまでたっても英語中級者の粋を超えることができません。英語上級者や有段者へと成長し、社会に貢献しながら英語で大きな夢を叶えるには、思考法と問題解決能力を身に付けていく必要があります。   https://www.youtube.com/watch?v=tlY0PkWxCW8   5つの成功者のスキル(英単語、英文法、英語表現、思考法、問題解決能力)に集中して学習を進めることで、あなたは「何から始めたらいいか分からない」という悩みを解決できるだけでなく、英語でゴールを達成することができるでしょう。   もちろん、あなたがどんなゴールを持っているかによって、具体的な戦略と戦術が変わってきます。それでも、何かを始めるという意味で、こちらの記事で、英単語、英文法、英語表現、思考法、問題解決能力のアプリを紹介しています。自分のゴールに合ったものに出会えるといいですね。   最後に、英語の勉強は何から始めたらいいか分からないと相談してくれた人に、「ぼく(ごとうひろみち)は20年以上英語を勉強していますが、いまだに自分が何を実現したいのかが刻々と変わるので、試行錯誤しながら成長しているんですよ~。お互い大変ですが、楽しみながら少しずつ成長して、英語で夢を叶えていきましょう」とお伝えしています。   まとめ   【悩み】英語の勉強、何から始めたらいいのか分からない 【答え】「なぜ英語を勉強したいのか」をはっきりさせる。 【対処法】英語のゴールを達成するために必要な英単語、文法、英語表現、思考法、問題解決能力のスキルを磨く。   英語でお悩みの方に   ぼくは、英語コンサル生そしてブログの読者から、たくさんの悩み相談をいただきます。オーストラリアで温かい医者になるという夢を追いかけているぼくにはすべての相談に懇切丁寧に対応する時間が足りないのが現状です(相談はすべて読んでいます)。ただ、悩み相談をしているなかで、英語を勉強している人には共通する悩みが存在することがわかるようになりました。   そこで、英語で夢を叶えたいと思っている人たちに共通する悩みを解決するために、ノーリスク・ハイリターンの支援キャンペーンを開始しました。キャンペーンに参加するだけで、『人生が変わる最強英語勉強法』とアマゾン書籍『高校中退から豪州医学部へ』を無料でゲットすることができます。このふたつをゲットするだけで、英語学習におけるお悩みが網羅的に解決できるようになっています。   英語の才能のカケラすら無く、高校英語がちんぷんかんぷん全く理解できなかったぼくが、終わっていた人生を変えるために辿り着いた『人生が変わる最強英語勉強法』。この勉強法のおかげで、高校中退者のぼくは海外の医学部にトップ5%の成績で合格し、海外で温かい医者になるという夢を追いかけられるようになりました。   英語で夢を叶えたいという人は、「~するだけでぺらぺら」「1日〇〇分で英語をマスター」という甘い宣伝文句につられて(この宣伝文句が正しいのなら、日本人のほとんどの人がペラペラ&英語マスターじゃないとつじつまが合わない)効果の薄~いサービスに高いお金を払うのではなくて、まずはリスク・ゼロ(つまり無料)の『ごとうひろみちの最強英語勉強法』で人生を変えるスキルを学んでいきましょう。   期間限定ではありますが、『ごとうひろみちの最強英語勉強法』に加え、高校中退したぼくがオーストラリアの医学部にトップ5%の成績で合格するまでの軌跡であるアマゾン書籍『高校中退から豪州医学部へ』も太っ腹に無料プレゼントしています(⇐太っ腹と自分で言うな説。でも3,000円強の商品をプレゼントしているから許される説)。この書籍にはぼくの半生だけでなく、ごとうひろみちが『人生が変わる最強英語勉強法』に辿り着くまでの背景が描かれています。   『ごとうひろみちの最強英語勉強法』をスキルとするならば、アマゾン書籍『高校中退から豪州医学部へ』はハートの部分になります。スキルだけだと周りから敬遠される薄っぺらい人間になりますが、スキルにハートが付いていれば、自然と周りから尊敬され応援される存在になっていることを実感することできます。英語で夢を叶える時に応援してくれる人が周りにいるだけで、その夢が実現する可能性は飛躍的にアップします。あなたが英語で夢を叶えたときに、周りの人とその喜びをキャッキャッと分かち合えるような人に成長していくことを心より願っています。   ↓↓ボタンクリック↓↓ 『人生が変わる最強英語勉強法』と アマゾン書籍『高校中退から豪州医学部へ』をゲットして 英語で夢を叶えられる人に成長する キャンペーンは既定ダウンロード数に達し次第終了となります。お早目に。  

【英語お悩み相談】英語で言いたいことが言えない5つの原因とその対処法

  <あるコンサル風景より> ごとうひろみち 「コンサル生さん、英語のどんなことでお悩みですか?」   英語コンサル生 「ひろさん、英会話中に言いたいことがあるのに英語が口から出てこないんです。まごまごしてると、その場の雰囲気が白けてしまうのが怖くて、英語を一層喋らなくなります。助けてください!」   言いたいことが英語で言えない悩み   ぼくは英語の悩み相談を受けることが多いのですが、その中でも「言いたいことが英語で言えない」という悩みを持つ方が多数いらっしゃいます。もしかしたら、英語初級者~中級者(TOEIC950点ぐらい)の相談で一番多い悩みかも知れません。   「アイリッシュパブでお酒を飲んでいる海外の女性に声をかけたのはいいんだけど、その後言いたいことが言えずに撃沈した」という肉食系の学生さんもいましたし、「刺青をしている外国人のお客さんの入浴を断るときに、言いたいことが言えない」と相談してきた銭湯の店長さんもいました。店長さんは、「ソリー、ノーエントリー」を連呼するだけで、理由を教えてもらえない刺青入りの外国人が怒ってしまい、店の雰囲気が悪くなって他のお客さんの足が遠のいてしまうことを真剣に心配しています。英会話学校の事務をやっている人は、英会話ができる環境にいるにもかかわらず、外国人講師との給与・税金の話をしたいのに英語が出てこないそうです。事務の方は、お金の問題をうまく説明できないせいで外国人講師と会社の間に金銭的な不信感が生まれているのではと悩んでいます。   言いたいことを英語で言うことができれば、恋人をつくったり、お客さんを正しく扱ったり、同僚とうまく付き合ったりすることが比較的容易になるため、「言いたいことを英語で言える能力」は将来を左右する大事なスキルになります。   正直、「言いたいことを英語で言えない」の本当の原因は、悩んでいる人の話をしっかり聞かない(コンサルしてみない)と分からないことが多いです。それでも、ぼくがこれまで沢山の方の悩みを聞いてきた中で、「言いたいことを英語で言えない」の原因は、大きく分けて5つあります。   あなたがもし「言いたいことを英語で言えない」と悩んでいるのなら、まずこれから説明する5つの原因があなたに当てはまるかどうかを確認しましょう。もし当てはまっている場合は、後述する対処法で悩みを解決していきましょう。   原因(1)単語を知らない   まず、「英語で言えない」の原因で多いのが、(1)英単語を知らないというものです。日本語では分かるのに英単語を置き換えられないという状態です。人は知らない単語をいきなり言えるようにはなりません。ラトビア語で「卵」って言えますか?言えませんよね。知らないのだから当たり前です。   「英単語を知らない」を解決する方法は、「英単語を覚える」しかありません。その方法は様々ですが、辞書を引いたり、単語帳を作ったりして、繰り返しのプロセスの中で覚えるしか手段がありません。言い方を変えれば、英単語を覚えるには、繰り返すだけでいいのです。(英単語を強化するアプリをここで紹介しています)   原因(2)文法を知らない   次に「英語で言えない」の原因で多いのが、(2)文法を知らないというものです。言語とは、しゃべる人(書く人)と聞く人(読む人)の間で取り交わされるスポーツのようなもので、ルールが当然あります。そのルールにあたるのが、文法です。ルールを知らずにスポーツに挑戦してもいいですが、そのスポーツが上手くなるには、ルールをしっかりと覚えることが大事なステップになります。   英単語と同じように、「文法を知らない」を解決する方法は、「文法を覚える」ことです。文法の授業のせいで英語嫌いになってしまう人が多いですが、最近では楽しみながら英文法を強化できるアプリも出てきています。覚えるには繰り返すしかありませんし、繰り返すだけで習得することができます。   原因(3)知識が無い   「英語で言えない」の3番目の原因は、(3)知識がないというものです。これは「英単語を知らない状態」に似ているのですが、知らない範囲が大きくなったものです。例えば、「一般性相対理論を説明してください」と聞かれて、日本語で簡潔に説明できる人はあまり多くないと思います。これは、一般性相対理論を説明するために必要な単語と知識が欠けていることが原因です。知識が無いとは、「自分は何を言いたいのか」がはっきりしない状態を作り出します。   「知識がない」の問題は、「知識を身に付ける」だけで解決することができます。日常会話を盛り上げるための知識のほとんどはニュースや新聞などから得ることができます。携帯のアプリなどでジャンジャン知識を吸収して、どんな話題でも付いて行けるようにしていきましょう。   原因(4)相手を理解していない   「英語で言えない」の4番目の原因は、(4)相手を理解していないことです。これまでの英単語、文法、知識とは少し色が違います。英単語も文法も知識もあるのに、聞き手が相手の意図を理解していないために、どう返せばいいか分からない状態に陥ってしまいます。人の話を聞かずに、会話を自分の意見だけで終わらせようとする人にこの傾向が見受けられます。   「相手を理解していない」の問題は、「相手を理解する」ことで解決することができます。これを実現できる簡単な方法は、「相手の話に脊髄反射的に反応するのではなく、相手の意図を正しく理解するまで質問をする」ことです。例えば、「北朝〇とア〇リカの戦争はもう〇けられないね?」と言われたら、意味も分からずに「Yes(No)」で賛成(反対)するのではなく、相手に「ごめん、質問の意味が分かりませんでした。質問を言い換えてください」と言ってみましょう。そして、相手の意図を理解できたときにはじめて、自分の意見を述べればいいのです。   原因(5)言いたいことがあると勘違いしている   「英語で言えない」の最後となる原因は、(5)言いたいことがあると勘違いしているというものです。外国人の方に英語をスラスラ喋っている人を見て、「あぁ、私・僕もスラスラ喋りたい!」とウズウズしてしまう人はたくさんいます。しかし、その場面の会話を日本語に直して考えてみると、特に言いたいことがあるわけではないことに気づく場合が多々あります。言いたいことが無いのに喋ることは至難の業です。ましてや、それが母国語ではない英語となると一層です。   「言いたいことがあると勘違いしている」の問題は、「言いたいことが無いことを認める」ことで解決することができます。無理に英語を喋る必要はありません。その場面に応じて、ふさわしい表情をしていればいいのです。楽しそうな会話であれば笑顔、ピリッとした会話であれば真剣な顔をしましょう。   それでも、色んなことに興味を持つことは大事なことです。自分の意見が無い会話でも、相手に1H5Wの質問をすることで新しい知識を吸収できるかもしれません。会話の相手も興味を持ってもらっていることを感じられるので、人間関係の発展にもつながります。意見は無くても質問はできるものです。どうしても英語を喋りたいという人は質問から始めるのがお勧めです。(←質問だけだと尋問になってしまい、会話が盛り上がらないので気を付けましょう)   最後に、言いたいことが英語で言えないと相談してくれた人に、「ぼく(ごとうひろみち)は20年以上英語を勉強していますが、いまだに英語で言いたいことが言えないんですよ~。お互い大変ですが、楽しみながら少しずつ成長して、英語で夢を叶えていきましょう」とお伝えしています。   まとめ   【悩み】言いたいことが英語で言えない 【答え】言えない原因には大きく分けて5つある。(1)単語を知らない(2)文法を知らない(3)知識が無い(4)相手を理解していない(5)言いたいことがあると勘違いしている 【対処法】(1)ボキャブラリーを増やす(2)文法を強化する(3)新聞・ニュースに触れる(4)相手を理解するまで質問する(5)言いたいことが無いことを認める   英語でお悩みの方に   ぼくは、英語コンサル生そしてブログの読者から、たくさんの悩み相談をいただきます。オーストラリアで温かい医者になるという夢を追いかけているぼくにはすべての相談に懇切丁寧に対応する時間が足りないのが現状です(相談はすべて読んでいます)。ただ、悩み相談をしているなかで、英語を勉強している人には共通する悩みが存在することがわかるようになりました。   そこで、英語で夢を叶えたいと思っている人たちに共通する悩みを解決するために、ノーリスク・ハイリターンの支援キャンペーンを開始しました。キャンペーンに参加するだけで、『人生が変わる最強英語勉強法』とアマゾン書籍『高校中退から豪州医学部へ』を無料でゲットすることができます。このふたつをゲットするだけで、英語学習におけるお悩みが網羅的に解決できるようになっています。   英語の才能のカケラすら無く、高校英語がちんぷんかんぷん全く理解できなかったぼくが、終わっていた人生を変えるために辿り着いた『人生が変わる最強英語勉強法』。この勉強法のおかげで、高校中退者のぼくは海外の医学部にトップ5%の成績で合格し、海外で温かい医者になるという夢を追いかけられるようになりました。   英語で夢を叶えたいという人は、「~するだけでぺらぺら」「1日〇〇分で英語をマスター」という甘い宣伝文句につられて(この宣伝文句が正しいのなら、日本人のほとんどの人がペラペラ&英語マスターじゃないとつじつまが合わない)効果の薄~いサービスに高いお金を払うのではなくて、まずはリスク・ゼロ(つまり無料)の『ごとうひろみちの最強英語勉強法』で人生を変えるスキルを学んでいきましょう。   期間限定ではありますが、『ごとうひろみちの最強英語勉強法』に加え、高校中退したぼくがオーストラリアの医学部にトップ5%の成績で合格するまでの軌跡であるアマゾン書籍『高校中退から豪州医学部へ』も太っ腹に無料プレゼントしています(⇐太っ腹と自分で言うな説。でも3,000円強の商品をプレゼントしているから許される説)。この書籍にはぼくの半生だけでなく、ごとうひろみちが『人生が変わる最強英語勉強法』に辿り着くまでの背景が描かれています。   『ごとうひろみちの最強英語勉強法』をスキルとするならば、アマゾン書籍『高校中退から豪州医学部へ』はハートの部分になります。スキルだけだと周りから敬遠される薄っぺらい人間になりますが、スキルにハートが付いていれば、自然と周りから尊敬され応援される存在になっていることを実感することできます。英語で夢を叶える時に応援してくれる人が周りにいるだけで、その夢が実現する可能性は飛躍的にアップします。あなたが英語で夢を叶えたときに、周りの人とその喜びをキャッキャッと分かち合えるような人に成長していくことを心より願っています。   ↓↓ボタンクリック↓↓ 『人生が変わる最強英語勉強法』と アマゾン書籍『高校中退から豪州医学部へ』をゲットして 英語で夢を叶えられる人に成長する キャンペーンは既定ダウンロード数に達し次第終了となります。お早目に。  

【英語お悩み相談】英会話の時に緊張しすぎて頭が真っ白になる人が知っておきたい対処法

  <あるコンサル風景より> ごとうひろみち 「コンサル生さん、英語のどんなことでお悩みですか? 」   英語コンサル生 「ひろさん、英語で喋ろうとするとめちゃめちゃ緊張して頭が白くなるんです!どうすればいいか分からないんです。助けてください!」   英語を喋ろうとすると緊張してしまう悩み   ぼくは英語の悩み相談を受けることが多いのですが、その中でも「英語を喋ろうとすると緊張してしまう」という悩みを持つ方がかなり多くいらっしゃいます。   「英語ができるようになりたいのに、授業中にいざ喋ろうとすると何を言えばいいのか分からなくなる」と相談してきた学生さんもいましたし、「海外の学会の口頭発表はセリフを憶えればなんとかなるけど、質疑応答になると汗が噴き出して頭が真っ白になる」と言った科学者の方もいました。中には、好きになった外国人の方と英語で喋ろうとすると赤面してしまい心にも思わないことを言ったり、そっけない態度を取ってしまうというOLの方もいらっしゃいました。   「英会話すると緊張をする」という悩みを持っている人と話を続けているうちに、この悩みには共通する点があることに気づきました。その共通点とは「英語がうまくしゃべれないと自分が望むものを失ってしまう」という恐れにも似た感情を持っているということです。   授業中に英語を喋ろうとする学生さんは、英語がうまくしゃべれないと先生の印象が悪くなり成績が落ちることを恐れています。科学者の場合は、質疑応答に応えられないことで研究の質そのものが疑問視されて信用されなくなり、海外の研究室からの仕事のオファーを失うことを恐れていました。ぶっきらぼうな態度を取ってしまうOLさんは、好きな人との恋愛のチャンスをみすみすドブの中に投げ入れてしまい、素敵な男性が別の女性のところに行ってしまうことを恐れていました。   英会話の時の緊張の原因が、英語をうまくしゃべれないと望むものを失ってしまうという恐れにある場合、ぼくはまず、緊張はその人の英語力の問題ではないということを理解してもらうことに努めます。   最初に、「英語で喋る時の緊張の原因は、実は英語の問題ではない」ということを分かってもらうために、相談をしてきた本人に「英語」と「日本語」を置き換えて考えてもらいます。学生さんには日本語の授業でうまく発表できないと成績が落ちてしまう場面を、科学者の方には就職のために日本語で質疑応答する場面を、OLの方には日本語で好きな人と話す場面を鮮明に想像してもらいます。   英語と日本語を置き換えて考えてもらうと、だいたいの人が「日本語の場合でも緊張して体が熱くなり頭が真っ白になってしまう」といった感想を持ちます。そして、「あぁ、ぼく(わたし)の英語力の問題じゃないんだ。自然な心理作用なんだ」ということを理解するようになります。   次に、ぼくは、英会話で頭が真っ白になる人には、望んでいるゴールや理想みたいなものが心の中にあることを認めてもらう努力をします。ほとんどの場合、頭が真っ白になる人には明確なゴールがありません。何が欲しいのか・何が実現したいのかがはっきりとしていないから、自分が想像している以上の願望と恐怖に心をコントロールされてしまうのでしょう。   自分が理想とするゴールを明確に描くことはなかなかできることではありません。たくさんの経験も必要ですし、試行錯誤しなければなりません。そこでぼくは、「頭が真っ白になるのも立派な経験で、明確なゴールを描くための練習なんです。No pain. No gain.」と言うようにしています。この聞きなれた英語表現も、このときばかりはとても意味のあるものとしてその人に消化されていくのが分かります。ほとんどの人が、No pain. No gain.とつぶやきます(⇐本当に)。   最後に、英会話で緊張してしまうと相談してくれた人に、「ぼく(ごとうひろみち)は20年以上英語を勉強していますが、いまだに緊張します。この緊張があるうちは、ぼくはまだまだ成長できるということでもあるんです。緊張と対峙することは大変なことですが、お互い楽しみながら少しずつ成長して、英語で夢を叶えていきましょう」とお伝えするようにしています。   まとめ   【悩み】英語を喋ろうとすると緊張して頭が真っ白になる 【答え】英語力の問題ではなく、自分が望むものが失われてしまうという恐れが原因であることが多い 【対処法】試行錯誤しながら自分が望むゴールを明確に描き、自分が想像している以上の願望と恐怖に心をコントロールされないようにする   英語でお悩みの方に   ぼくは、英語コンサル生そしてブログの読者から、たくさんの悩み相談をいただきます。オーストラリアで温かい医者になるという夢を追いかけているぼくにはすべての相談に懇切丁寧に対応する時間が足りないのが現状です(相談はすべて読んでいます)。ただ、悩み相談をしているなかで、英語を勉強している人には共通する悩みが存在することがわかるようになりました。   そこで、英語で夢を叶えたいと思っている人たちに共通する悩みを解決するために、ノーリスク・ハイリターンの支援キャンペーンを開始しました。キャンペーンに参加するだけで、『人生が変わる最強英語勉強法』とアマゾン書籍『高校中退から豪州医学部へ』を無料でゲットすることができます。このふたつをゲットするだけで、英語学習におけるお悩みが網羅的に解決できるようになっています。   英語の才能のカケラすら無く、高校英語がちんぷんかんぷん全く理解できなかったぼくが、終わっていた人生を変えるために辿り着いた『人生が変わる最強英語勉強法』。この勉強法のおかげで、高校中退者のぼくは海外の医学部にトップ5%の成績で合格し、海外で温かい医者になるという夢を追いかけられるようになりました。   英語で夢を叶えたいという人は、「~するだけでぺらぺら」「1日〇〇分で英語をマスター」という甘い宣伝文句につられて(この宣伝文句が正しいのなら、日本人のほとんどの人がペラペラ&英語マスターじゃないとつじつまが合わない)効果の薄~いサービスに高いお金を払うのではなくて、まずはリスク・ゼロ(つまり無料)の『ごとうひろみちの最強英語勉強法』で人生を変えるスキルを学んでいきましょう。   期間限定ではありますが、『ごとうひろみちの最強英語勉強法』に加え、高校中退したぼくがオーストラリアの医学部にトップ5%の成績で合格するまでの軌跡であるアマゾン書籍『高校中退から豪州医学部へ』も太っ腹に無料プレゼントしています(⇐太っ腹と自分で言うな説。でも3,000円強の商品をプレゼントしているから許される説)。この書籍にはぼくの半生だけでなく、ごとうひろみちが『人生が変わる最強英語勉強法』に辿り着くまでの背景が描かれています。   『ごとうひろみちの最強英語勉強法』をスキルとするならば、アマゾン書籍『高校中退から豪州医学部へ』はハートの部分になります。スキルだけだと周りから敬遠される薄っぺらい人間になりますが、スキルにハートが付いていれば、自然と周りから尊敬され応援される存在になっていることを実感することできます。英語で夢を叶える時に応援してくれる人が周りにいるだけで、その夢が実現する可能性は飛躍的にアップします。あなたが英語で夢を叶えたときに、周りの人とその喜びをキャッキャッと分かち合えるような人に成長していくことを心より願っています。   ↓↓ボタンクリック↓↓ 『人生が変わる最強英語勉強法』と アマゾン書籍『高校中退から豪州医学部へ』をゲットして 英語で夢を叶えられる人に成長する キャンペーンは既定ダウンロード数に達し次第終了となります。お早目に。  

【英語コンサル】コンサル生の英検1級・二次試験の結果は・・・

  以前、ぼくの英語コンサル生に英検1級の一次試験に合格した人の話を憶えています?⇒記事「コンサル生が英検1級の一次試験に受かりました」   過去数年間にわたって英検1級を受けていたのですが、なかなか合格できずにぼくのコンサルを受け始めた方です。ぼくとのコンサルを通じて、ライティングの点数アップを徹底する戦略を使って、無事に一次試験を合格することができました。   二次試験(面接)は、まず自分の思うやり方でやってみたいということでコンサルを受けずに受験をされました。数日後に面接についてお話をしましたが、「試験官助手がタイマーを上手く使えずに、準備時間が1分ぐらい余分にあったよ」「面接は良い雰囲気だったから受かったと思う。多分70%ぐらいはとれたと思う」と笑顔で話されていました。   そして、今日、コンサル生の二次試験の結果が戻ってきました(正確にはネットで確認しました)。結果は・・・・   ぎりぎり・・・   不合格でした。残念。   合格点数は602点で、ぼくのコンサル生は594点でした。8点足りずに不合格となりました。あと8点で合格することができたので、非常に惜しいです。ネットでの合否確認なので、点数の内訳はありませんでした。おそらく、送られてくる郵便の書類に書かれているのだと思います。   落ち込まれている様子だったので、コンサル生に話を聞いてみると、「落ちたことよりも、次の受験までの6か月間を英検の勉強に当てなければならないのが勿体ない」と言っていました。つまり、合格していれば、これからの6か月間という時間を別のことに使えたのに、それができないのが残念だということです。   コンサル生が二次試験に向けてやったこと   コンサル生は「二次試験は自分の思うように挑戦してみたい」ということで、ぼくと戦略的なコンサルを行いませんでした。それでも、コンサル生が何をやっているかは教えてもらいました。それに対して、ぼくは口出ししませんでした。いいですね、とも言いませんでしたし、こうしてみては、とかも言いませんでした。   コンサル生が二次面接対策としてやっていたことは以下の2つです。   英検1級・二次試験の参考書の模範解答をできる限り暗記する 英会話ができるカフェに行って英会話をする   1.参考書の模範解答をできる限り暗記する   コンサル生曰く、二次試験で課されるスピーチトピックはある程度予測できるそうです。そこで、過去の出題傾向を見て、自分が受験するときに出題されそうなトピックを選び、そのトピックに関する模範解答をできる限り暗記する戦略を取ったそうです。   当日の試験に出たトピックは外れてはいなかったそうですが、質問そのものは自分が暗記した解答がダイレクトには使えないものだったそうです。そのため、結局、試験中に自分で解答を組み立てる必要があったそうです。   2.カフェで英会話をする   コンサル生は、参考書の内容を暗記すると、自分の考えていることを英語で発言できるように、近所の英会話カフェに行って練習をしたそうです。そのカフェは英検用のカフェというわけではないようで、ただネイティブとお話ができる程度のカフェだったようです。(そんなカフェがあるんですね。便利な時代になりました)   コンサル生の二次試験の取り組みかたを見てぼくが感じたこと   1.参考書の模範解答をできる限り暗記する   まず、参考書の模範解答をできるだけ暗記する戦略について。この戦略の利点は、自分が憶えている解答がそのまま使える問題が試験で出れば、合格する確率が高くなります。しかし、弱点は、自分が憶えている解答が使えない問題が出たら、合格する確率はガクンーと下がってしまいます。   ぼくが二次試験の過去問を見る限り、専門知識が求められる問題ではなく、与えられたトピックに論理的に話すことが示すことができれば合格できる試験だと思います。ぼくの個人的な意見としては、「論理的に考える能力」を持っていれば、薄っぺらい(しかも間違った)知識しか言えなくても合格するのではないかと推測します。(面接官に専門知識があるとも思えませんし、受験者に専門知識を求めているとも思えません)   大事なことは、「論理的に話をすることとはどういうことか」を理解していることです。あなたは、この質問に答えることができますか?これに答えることが出来れば、スピーキング試験は簡単にパスできるでしょう。   2.カフェで英会話をする   次に、英会話カフェで暗記した知識をregurgitate(吐き出す)練習方法について。覚えたこと(インプット)を会話に使う(アウトプット)することはとても大事な勉強法です。特に、二次試験は面接、つまりSpeakingが評価されるため、日ごろアウトプットできないことが試験当日にアウトプットできるということはありません。   インプット・アウトプットのバランスを考えたことは効果的だったと思いますが、会話の相手を選択ミスしていると言わざるを得ないでしょう。相手は、英検という試験の存在も知らないネイティブの方です。だから、コンサル生がどんなトンチンカンなことを言っていたとしても、会話の中に何を求められているかを把握していないネイティブの人は、コンサル生に的確なフィードバックを与えることはできません。   アウトプットするときに重要なのは、自分よりも能力が高い人間を相手にフィードバックをもらうことです。そうすることで、自分のやっていることが合格に向けて効果的かどうかを確認することができます。もし効果的な話し方をしていない場合は、こうした方がいいよとアドバイスをもらうことができます。   まとめ   (1)ぼくの英語コンサル生が英検1級の二次試験に我流で挑戦し、不合格となった (2)英検1級の二次試験は、専門知識ではなく、論理的に話す能力を判定している (3)スピーキングの練習は、あなたにフィードバックを与えられる英語上級者と行うべし。    

  あるYoutube動画   あるYoutube動画を見ていて、 ふと思ったことがある。   レスリングの動画なのだが、 知らない人のために簡単に説明する。   中学生ぐらいの体の不自由な少年が 大人に担がれてリングに入場する。   レスリングの中央に横になったまま、 少年は試合相手の少年とまず握手をする。   審判が始めの笛を吹く。   立っていた相手の少年はひざをつき、 右腕を取り体の不自由な少年の下にもぐりこむ。   相手の少年は 右腕に首をとられた形になり、 体を起こそうとして逃げようと試みるも フォールの判定が下り、 体の不自由な少年の勝利となる。   勝利した体の不自由な子は 体全体で喜びを表現し、 周りの観客は拍手で喜びを分かち合う。   最後に負けた少年は 最後に握手で敬意を表する。   Youtube動画に寄せられたコメント   ぼくが考えさせられたのは、 動画よりもその動画に書き込まれたコメントである。   「体の不自由な子供の気持ちを考えていない」 と書いている人がいた。   プライドが傷つくとか 自尊心が育たないという類の意味が 含まれているのではないかと推測する。   このコメントは、 動画の意図を批判をしているのだ。   批判することは大いに結構だと思う。 ただ、建設的な批判であってほしいと思った。   建設的とは何か?   「体の不自由な子供の気持ちを考えていない。 子供の気持ちを考えるなら・・・であるべきだ。」 とひとつ提案を入れることが大事である。 そうすることでそこに健全な議論が生まれる。   ぼくが大事だと考えること   ただ、 本当に考えさせられたことは、 「建設的な批判」のことではない。   ぼくが考えていたことは、 賞賛もされない批判もされない 生き方をしていてはいけないということだ。   これはぼく自身に向けたメッセージである。   何かを考え実行し、 それが「我」という円の外に出て 「他」の円に交わるとき、 なにかしらの反響がある。   あるときは賞賛かもしれない。 あるときは批判かもしれない。   あるときはむこうで新聞紙を読んでいる目が ちょっとだけこちらを見るだけかもしれない。   試合のマッチ・アップを考えたのは、 レスリングのコーチだと思う。   コーチはコーチという「我」の円を越えて 「体の不自由な子」の円に入り、 何かをしてあげようとしたのだと思う。   人が他の人のために何かをするとき、 そこにはかならず賞賛と批判がある。   ただ、コーチにとっては賞賛も批判も 所詮は副産物である。   コーチにとって大事なことは、 他人のために考え実行したことにある。 それこそが実りだと思う。   自分を成長させるために   人はある程度まで成長すると 「我」の円を越えて 「他」の円に入らざるを得なくなる。   そこにしか 「我」の成長を見出すことができないからだ。   すこしでもましな人間になりたい という欲求を満たすには、 賞賛も批判も受けるような 生き方を選ばなければいけない、 とぼくは思う。   賞賛もされない批判もされない 生き方をしている限り、 「我」の円を越えることは無い。   そして、「他」の円に触れることさえできない。   正直、 賞賛も批判も敬遠して 野良猫のように ひっそりと気ままに生きていきたい。   でも、自分の壁を越えて生きるためには、 賞賛も批判も、 真っ暗な細道にひっそりと立つ街灯のように 避けられないものなのかもしれない。 にゃー。   記事の絵は、 井上雄彦さんの作品「バガボンド」より。 生きることに苦悩する人はぜひ読んでもらいたい。     https://www.youtube.com/watch?v=HRK-9YtI91c    

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オーストラリア医師、レジストラを振り返る(パート4:コロナウイルス病棟)

  ぼくは「オーストラリアで温かい医者になる」という夢を持っている。ぼくはその夢を叶えるべく、オーストラリアの医学部を卒業し、インターン医師として次の4つの研修を無事修了した。 一般内科 (General Medicine)(リンク) 移植外科 (Transplant Surgery)(リンク) 救急医療 (Emergency...

オーストラリア医師、レジストラを振り返る(パート3:心臓病科・心疾患集中治療室)

  ぼくは「オーストラリアで温かい医者になる」という夢を持っている。ぼくはその夢を叶えるべく、オーストラリアの医学部を卒業し、インターン医師として次の4つの研修を無事修了した。 一般内科 (General Medicine)(リンク) 移植外科 (Transplant Surgery)(リンク) 救急医療 (Emergency...

オーストラリア医師、レジストラを振り返る(パート2:急性疾患医療)

  ぼくは「オーストラリアで温かい医者になる」という夢を持っている。ぼくはその夢を叶えるべく、オーストラリアの医学部を卒業し、インターン医師として次の4つの研修を無事修了した。 一般内科 (General Medicine)(リンク) 移植外科 (Transplant Surgery)(リンク) 救急医療 (Emergency...

オーストラリアで総合医になる必勝方法

  ぼくには、「オーストラリアで温かい医者になる」という夢がある。この夢の旅路に就くまでのその道は、控えめに言っても、紆余曲折で満ち溢れていた。   ごとうひろみちの紆余曲折の人生に興味のある方はこちらをどうぞ。 ↓↓↓↓↓↓   オーストラリアの医学部を一年休学した後に卒業し、ぼくは現地の病院に就職した。現在は、医師3年目のペーペー Registrarをやっている。通常、オーストラリアで言うRegistrarは「専門医になるための訓練を受けている医師」を指すのだが、ぼくはいまService registrarという少し変わったポジションで働いている。Service registrarは、特定の専門のトレーニングプログラムに入っているわけではないが、病院側が働き手が一時的に足りていない分野に送り込むRegistrarのことを指す。オーストラリアの医師のハイラルキーに興味がある方は、過去記事『オーストラリアのインターン医師になったらやらなければならない6つのこと』をどうぞ。   インター医師よりも経験はあるが専門をまだ決めかねている医師は、このService registrarとして働くことが多い。そして、Service registrarとしてインターン医師よりは重い責任を負いながら、どの専門に進むかを考えている。どの専門に進むのかを決める要因は千差万別で、流行りの専門を選ぶ医師がいたかと思えば、朝の問診が嫌いだからという理由で救急医療を選ぶ医師がいたりする。色々な思惑と背景を持った医師がいる以上、これさえ押さえておけば専門医トレーニング選びに後悔しない、というものはない。 ちなみに、医学部に入ったときにこんなフローチャートが授業で出てきたが、あながち間違いではないような気がする。専門を迷われている方は参考にするといいかもしれない(が、あまり気にする必要もないと思う)。     オーストラリアのインターン医師は、大きく分けて外科、内科、救急、精神科のローテーションを通じて医師としての一般的なスキルを磨く。3年という限られたインターンシップの期間中に、すべての科を回ることは不可能である。あらかじめ「~科で働きたいなぁ」と思っている医師は、病院側にその科に優先的に回してもらうことをお願いする。また、「~科には興味がない」ということを病院側に伝え、それ以外の科に回してもらうこともできる。   ぼくは医師として以下のローテーションを回ってきた。 1年目 内科(記事) 移植外科(記事) 救急(記事) ...