Tag: 音楽

Dream Theater、の過去のアルバムを振り返る(その11)

  Dream Theaterの記事を書いたら、無性に彼らの音楽を聴きたくなった。   ということで、Dream Theaterのアルバムをひとつずつ振り返ることにした。   Dream Theaterの音楽を語れるほど彼らを研究しているわけではないので、アルバムが出た頃のぼくの思い出を書いてみようと思う。   Dream Theaterの11thアルバムは、『A Dramatic Turn of Events』だ。     https://www.youtube.com/watch?v=8k9XiYku5Ck   アルバムが出たのは2011年9月。ぼくは32歳。オーストラリアの医学部の2度目の受験し、オーストラリアの永住権はまだ取れていない。   深く暗い沼の中に沈みながらOutcryするぼくの心。君と一緒に歌えた時間はとても大切だった。    

Dream Theater、の過去のアルバムを振り返る(その10)

  Dream Theaterの記事を書いたら、無性に彼らの音楽を聴きたくなった。   ということで、Dream Theaterのアルバムをひとつずつ振り返ることにした。   Dream Theaterの音楽を語れるほど彼らを研究しているわけではないので、アルバムが出た頃のぼくの思い出を書いてみようと思う。   Dream Theaterの10thアルバムは、『Black Clouds & Silver Linings』だ。     ↓↓こちらはドラム版 https://www.youtube.com/watch?v=rCgSyizDmVk   アルバムが出たのは2009年6月。ぼくは30歳。オーストラリアの医学部を受験し、オーストラリアの永住権を取ろうとしている。   オーストラリアの友だちは、人生は30歳から始まると言った。ぼくの人生は、リーマンショックのせいで宙ブラリになっている。このままではWitherしていく・・・ぼくの心。    

Dream Theater、の過去のアルバムを振り返る(その9)

  Dream Theaterの記事を書いたら、無性に彼らの音楽を聴きたくなった。   ということで、Dream Theaterのアルバムをひとつずつ振り返ることにした。   Dream Theaterの音楽を語れるほど彼らを研究しているわけではないので、アルバムが出た頃のぼくの思い出を書いてみようと思う。   Dream Theaterの9thアルバムは、『Systematic Chaos』だ。     https://www.youtube.com/watch?v=AAnIjM3MWUE   アルバムが出たのは2007年6月。ぼくは28歳。理化学研究所・脳科学総合研究センターでサイエンティストのお仕事をしていたころだ。   理研はサイエンティストにとって最良の環境である。周りに優秀な人がたくさんいるし、研究施設は素晴らしい。   そんな誇るべき環境を、世間に税金の無駄遣いと言われないように、コソコソしながら使っている。In the Presence of Enemiesでは、科学者に憧れる若者は育たない。    

Dream Theater、の過去のアルバムを振り返る(その8)

  Dream Theaterの記事を書いたら、無性に彼らの音楽を聴きたくなった。   ということで、Dream Theaterのアルバムをひとつずつ振り返ることにした。   Dream Theaterの音楽を語れるほど彼らを研究しているわけではないので、アルバムが出た頃のぼくの思い出を書いてみようと思う。   Dream Theaterの8thアルバムは、『Octavarium』だ。     https://www.youtube.com/watch?v=5hDs6mCVAKs   アルバムが出たのは2005年6月。ぼくは26歳。オーストラリア大学留学から帰国して、大阪でサイエンティストのお仕事をしている頃である。   非ウイルスベクターを使って遺伝子導入の実験をやっているぼくの横目で、ウイルスベクターを使って成果を上げていく研究者たち。そんな研究者たちの名前が世界にとどろき始めたとき、彼らの不正が明らかになり科学界から追放されていく。彼らの顔にはPanic Attackの色。   コテコテの大阪弁をしゃべる若者があまり多くないことが、とてもショックだった大阪時代。      

Dream Theater、の過去のアルバムを振り返る(その7)

  Dream Theaterの記事を書いたら、無性に彼らの音楽を聴きたくなった。   ということで、Dream Theaterのアルバムをひとつずつ振り返ることにした。   Dream Theaterの音楽を語れるほど彼らを研究しているわけではないので、アルバムが出た頃のぼくの思い出を書いてみようと思う。   Dream Theaterの7thアルバムは、『Train of Thought』だ。     https://www.youtube.com/watch?v=0sAnfx_ewnk   アルバムが出たのは2003年11月。ぼくは24歳。オーストラリアの大学で卒論を書いている。   金魚を使った神経再生の研究。卒論が書き終わる間際にハーバード大学から発表された似たような研究。食い違うデータを論理的に口頭発表し最優秀賞をもらったプレゼン。   芝生の上でゴロゴロすることからも卒業しなければいけなかった。芝生との別れが一番辛かった。そのせいでぼくの心はVacantに。    

最新の記事

オーストラリア医師、レジストラを振り返る(パート5:リハビリ科)

  ぼくは「オーストラリアで温かい医者になる」という夢を持っている。ぼくはその夢を叶えるべく、オーストラリアの医学部を卒業し、インターン医師として次の4つの研修を無事修了した。 一般内科 (General Medicine)(リンク) 移植外科 (Transplant Surgery)(リンク) 救急医療 (Emergency...

オーストラリア医師、レジストラを振り返る(パート4:コロナウイルス病棟)

  ぼくは「オーストラリアで温かい医者になる」という夢を持っている。ぼくはその夢を叶えるべく、オーストラリアの医学部を卒業し、インターン医師として次の4つの研修を無事修了した。 一般内科 (General Medicine)(リンク) 移植外科 (Transplant Surgery)(リンク) 救急医療 (Emergency...

オーストラリア医師、レジストラを振り返る(パート3:心臓病科・心疾患集中治療室)

  ぼくは「オーストラリアで温かい医者になる」という夢を持っている。ぼくはその夢を叶えるべく、オーストラリアの医学部を卒業し、インターン医師として次の4つの研修を無事修了した。 一般内科 (General Medicine)(リンク) 移植外科 (Transplant Surgery)(リンク) 救急医療 (Emergency...

オーストラリア医師、レジストラを振り返る(パート2:急性疾患医療)

  ぼくは「オーストラリアで温かい医者になる」という夢を持っている。ぼくはその夢を叶えるべく、オーストラリアの医学部を卒業し、インターン医師として次の4つの研修を無事修了した。 一般内科 (General Medicine)(リンク) 移植外科 (Transplant Surgery)(リンク) 救急医療 (Emergency...

オーストラリアで総合医になる必勝方法

  ぼくには、「オーストラリアで温かい医者になる」という夢がある。この夢の旅路に就くまでのその道は、控えめに言っても、紆余曲折で満ち溢れていた。   ごとうひろみちの紆余曲折の人生に興味のある方はこちらをどうぞ。 ↓↓↓↓↓↓   オーストラリアの医学部を一年休学した後に卒業し、ぼくは現地の病院に就職した。現在は、医師3年目のペーペー Registrarをやっている。通常、オーストラリアで言うRegistrarは「専門医になるための訓練を受けている医師」を指すのだが、ぼくはいまService registrarという少し変わったポジションで働いている。Service registrarは、特定の専門のトレーニングプログラムに入っているわけではないが、病院側が働き手が一時的に足りていない分野に送り込むRegistrarのことを指す。オーストラリアの医師のハイラルキーに興味がある方は、過去記事『オーストラリアのインターン医師になったらやらなければならない6つのこと』をどうぞ。   インター医師よりも経験はあるが専門をまだ決めかねている医師は、このService registrarとして働くことが多い。そして、Service registrarとしてインターン医師よりは重い責任を負いながら、どの専門に進むかを考えている。どの専門に進むのかを決める要因は千差万別で、流行りの専門を選ぶ医師がいたかと思えば、朝の問診が嫌いだからという理由で救急医療を選ぶ医師がいたりする。色々な思惑と背景を持った医師がいる以上、これさえ押さえておけば専門医トレーニング選びに後悔しない、というものはない。 ちなみに、医学部に入ったときにこんなフローチャートが授業で出てきたが、あながち間違いではないような気がする。専門を迷われている方は参考にするといいかもしれない(が、あまり気にする必要もないと思う)。     オーストラリアのインターン医師は、大きく分けて外科、内科、救急、精神科のローテーションを通じて医師としての一般的なスキルを磨く。3年という限られたインターンシップの期間中に、すべての科を回ることは不可能である。あらかじめ「~科で働きたいなぁ」と思っている医師は、病院側にその科に優先的に回してもらうことをお願いする。また、「~科には興味がない」ということを病院側に伝え、それ以外の科に回してもらうこともできる。   ぼくは医師として以下のローテーションを回ってきた。 1年目 内科(記事) 移植外科(記事) 救急(記事) ...