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Dream Theater、の過去のアルバムを振り返る(その6)

  Dream Theaterの記事を書いたら、無性に彼らの音楽を聴きたくなった。   ということで、Dream Theaterのアルバムをひとつずつ振り返ることにした。   Dream Theaterの音楽を語れるほど彼らを研究しているわけではないので、アルバムが出た頃のぼくの思い出を書いてみようと思う。   Dream Theaterの6thアルバムは、『Six Degrees of Inner Turbulence』だ。     https://www.youtube.com/watch?v=XbRZ_3kHia8   アルバムが出たのは2002年1月。ぼくは23歳。オーストラリアに大学留学をしている。   大学そばのカフェでコーヒーを飲んでいると、自然のイルカが「あんた誰?」という顔でこちらを見る。   ジャカランダの花びらで紫色に染まった芝生の上で、ゴロゴロ。すこし教科書を読んで、ゴロゴロ。時には、君にGoodnight Kiss。    

Dream Theater、のライブチケットをゲット

  記事「Dream Theater、何で福岡に来んとか?」で触れたように、偉大なプログレッシブバンドのDream Theaterが日本でライブを行う。ライブのコンセプトが秀逸で、25年前に発表された名盤「Images and Words」の全ての曲+他のアルバムから数曲をプレイするという。若いころにこのアルバムを聞いて、心臓を鷲掴みされたぼくにとって大きな意味を持つライブになる。     このアルバムで一番有名な曲はこれ、かな。 https://www.youtube.com/watch?v=LYtiDCXLAcQ   ぼくは、関東で働いていたときに、彼らの武道館ライブを見に行かずに、後にリリースされた武道館ライブアルバムを聞いて、なぜ仕事を優先したんだ!!と悔やんだ経験がある。その後悔を繰り返してはいけないと、ぼくはDream Theaterのライブチケットを購入することにした。   このアルバムで生で見たかったのは、いろいろあるけど、これかな。アルバムバージョンを超える曲をライブで披露できるバンドをぼくはアーティストと呼んでいる。(過去の記事でもアーティストの存在に触れています) https://www.youtube.com/watch?v=V6k1VdgNeKE   Dream Theaterのライブチケットには、先行抽選販売と一般販売がある。このふたつにどんな違いがあるのか分からないが、ぼくは真っ先に先行抽選販売を選んだ。ライブが行われるのは、愛知の豊田市民文化会館(9月9日)、広島の広島文化学園HBGホール(9月10日)、東京の日本武道館(9月11日)、そして大阪の大阪国際会議場メインホール(9月13日)である。   うぅぅん。決断に困るな。   愛知に行けば玉川の豊橋カレーうどんが食べれるし、 出典:うどんミュージアム   広島に行けばみっちゃんのお好み焼き食べれるし、 出典:食べログ   東京に行けば次郎で寿司食べれるし、 出典:食べログ   大阪に行けばやなちゃんでちりとり鍋が食べられる。 出典:ホットペッパー   結局、悩みに悩んだ末に選んだのは、広島。最大の決め手は・・・福岡から一番近い、からだ。 出典:屯田兵の省エネ   先日発表された抽選の結果、抽選に当選しました。YES!広島のライブチケットをゲット。9月10日、広島で行われるDream Theaterのライブ行く人、一緒に夢を語りながら、飯でもどうですか?  

Linkin Park、のチェイスィーが自殺した

  ロック音楽を聞く人で、Linkin Parkを知らない人はいないかもしれない。特に、若い世代にとっては、これまでのロック音楽とは違った、ラップ音楽とオルタナティブ音楽を混ぜ合わせて、ヘビーなギター音楽にふりかけたような、その音楽に衝撃を受けたことだと思う。   Linkin Parkのドキュメンタリー動画↓↓ https://www.youtube.com/watch?v=Qg3E69XzmqI   Linkin Parkはこれまで、世界で累計5,500万枚のアルバムを売り上げている。この売り上げはとてつもなく凄まじい数字である。   日本で累計アルバム売上数のトップは、B'zで、その数は約5,000万枚である。B'zは28年ほどの活動を通じてこの偉大な数字を達成しているが、Linkin Parkは17年で5,500万枚である。Linkin Parkは17年間、毎年324万枚のアルバムを売り上げている計算になる。とんでもないスピードである。   ロック界だけでなくラップ音楽にも新たな扉を開いた、モンスターバンドLinkin Parkだが、ボーカルのチェスター・ベニントン(愛称チェイスィー)さんが先日自殺で亡くなった。伝えられるところによると、首つり自殺だったという。自殺したのはロサンゼルスの自宅で、家族(奥さんと6人の子供)は外出中だった。(情報源:Dailymail)   実は、この2か月前に友人で音楽仲間のクリス・コーネルさんが首つり自殺していて、チェイスィーが自殺したのは、コーネルさんの誕生日だった。チェイスィーはコーネルさんの息子の代父も務める親しい友人で、ライブでコーネルに向けてのOne More Lightを捧げ、葬儀ではレナード・コーエンのハレルヤを歌っている。最後に声を詰まらせるチェイスィーの姿は、見ているものに心の痛みの深さを想わせる。そばでギターを弾いているブラッド・デルソンの顔には、痛みに耐える友を想う気持ちが浮かんでいる。   https://www.youtube.com/watch?v=L-6PCSZij3I   ぼくは医学を志す人間として、自殺に直接的・間接的に触れ合ってきた。そして、これからもそれは変わらないのかもしれない。それでも、いま死にたいと感じている人は、その手に握った剃刀を横に置いて、最後の勇気を振り絞って、「助けて」と声に出してほしい。   https://www.youtube.com/watch?v=VhZuFbK7tmI   あなたがいなくなったステージ。ファンたちの笑顔と涙にはあなたの姿が映っている。いつまでも。   https://www.youtube.com/watch?v=9VoLHdADma8  

Dream Theater、の過去のアルバムを振り返る(その5)

  Dream Theaterの記事を書いたら、無性に彼らの音楽を聴きたくなった。   ということで、Dream Theaterのアルバムをひとつずつ振り返ることにした。   Dream Theaterの音楽を語れるほど彼らを研究しているわけではないので、アルバムが出た頃のぼくの思い出を書いてみようと思う。   Dream Theaterの5thアルバムは、『Metropolis Pt. 2: Scenes from a Memory』だ。     https://www.youtube.com/watch?v=ZUplgIbGaWY   アルバムが出たのは1999年9月。ぼくは20歳。オーストラリアで大学受験をしている。   アメリカのアピールしなければ生き残れない社会に敗れ、芝生の上でゴロゴロしながら受験したオーストラリアの大学。   十年以上も前に死んだ飼い猫の記憶がよみがえり、自然に涙が流れたバスの中。あなたを胸に抱きあげたいよ、One Last Time.  

Dream Theater、の過去のアルバムを振り返る(その4)

  Dream Theaterの記事を書いたら、無性に彼らの音楽を聴きたくなった。   ということで、Dream Theaterのアルバムをひとつずつ振り返ることにした。   Dream Theaterの音楽を語れるほど彼らを研究しているわけではないので、アルバムが出た頃のぼくの思い出を書いてみようと思う。   Dream Theaterの4thアルバムは、『Falling into Infinity』だ。     https://www.youtube.com/watch?v=cbAXEzui6ps&list=PL0tX8IvlqTFutGLTGqRFlgF9SR1WBKIE8   アルバムが出たのは1997年9月。ぼくは18歳。オーストラリアに語学留学をしている。   自分探しに値する自分がいないことに気づいた留学時代。   自分創りへと方向転換をした留学時代。   初めて恋人ができた留学時代。   初めて失恋をした留学時代。   ロットネス島のビーチに打ち寄せる波を眺めながら、消えていったLines in the Sand.  

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