日本の医療、アーユーレディ?

 

2019年はラグビーワールドカップ。そして2020年にはオリンピックが日本で開催される。

 

これらのイベントに参加するために海外から日本にたくさんの観光客がドッと押し寄せる。医療関係者としての最大の関心ごとは、日本ができない(つまりコミュニケーションがとれない)外国人患者を相手にどうやって最善のケアを提供するのか?ということである。

 

実は、日本の医療関係者はこのことに戦々恐々としている。この状況に対し、日本の医療関係者に英語教育を施そう、英語ができる医療関係者を一時出来に雇おう、などの声もあがっている。しかし、英語が世界共通語に近い存在であるとは言え、英語ができない外国人は沢山いる。日本語・英語ができない外国人患者さんはどうケアすればいいのか?

 

この問題に一筋の光をもたらしてくれる可能性がるモノを、この記事で紹介する。

 

前回の記事『オーストラリア医学部の卒業式を蹴って、日本で行われた異能vationイベント「inno meets business ピッチ&ミートアップ」に参加してきた』で、日本に帰国したことをお伝えしたが、じつはこのイベントである出会いをした。

 

その出会いとは、日本初の多言語医療相談アプリ Urdocを展開している関係者との出会いである。ぼくは「日本人の英語をネイティブにする運動」を広めるために、異能vationのイベント会場で簡単に自己紹介をさせていただいたのだが、それを耳にしていたUrdocの馬平川さんと中村優さんが交流時間の時に声をかけてくれたのだ。

 

Urdocとは・・・

以下、Urdoc ページより抜粋。

UrDoc=Your+Doctor
あなたの言語のお医者さん

UrDoc(ユアドク)は日本初の多言語医療相談アプリです。

ユアドクはさまざまな言葉を話せるお医者さんをネットワーク化。アプリ一つで医療につながる多言語医療相談サービスです。

 

 

Urdocが見ているビジョンは、国境のない医療(ボーダーレス医療)である。国境なき医師団の存在を知っている人は多いと思うが、Urdocは、国籍や人種、言語の壁を感じることなくいつでも医療につながることのできる世界をネットで実現しようとしているのだ。

 

Urdocのビジョンがもたらす可能性はとてつもなく大きく、経済産業省の『飛躍 Next Enterprise』、経済産業省の『始動 Next Innovator』、総務省の『異能vationジェネレーションアワード』、Plug and Play Japan 『アクセラレーションプログラム Batch2』などを受賞している。

 

患者さん向けのページは⇒こちら

医師向けのページは⇒こちら

よくある質問は⇒こちら

 

外国語を喋ることが出来る医師は、Urdocを使って副収入を得ることもできるようです。詳しくはUrdocの記事『外国人の体調不良に1分で対応 医師はオンラインでスキマ時間に副収入』を読まれたい。また、アプリはまだ誕生したばかりで、アプリ開発エンジニア・Web開発エンジニア・UI/UXデザイナーなどを広く募集している

 

↓↓医療関係者はぜひともチェック・利用してほしい↓↓

 

異能vationイベトン後日

ぼくは馬さんに代官山にあるオフィスに招待され、Urdocの創設者で医師の唐橋一考さん、マーケターの馬平川さん、エンジニアの椎名優貴さん、広報の高山みのりさんとお話をさせていただいた。ボーダーレス医療に立ちはだかる問題が山積みになっていることが感じられたが、オーストラリアで医師をしながら「日本人の英語をネイティブにする運動」も行っている自分に、この壮大なプロジェクトに何か協力できないかと考える機会を与えていただいた。

 

Disclaimer(免責条項)

ぼくはUrdocアプリの紹介をしましたが、これは先方に頼まれてやったことではなく、金銭的・物理的な報奨をいただいているわけでもありません。あるのは、面白いアイデアを実現しようと頑張る人たちを応援しようという気持ちだけです。

 

 

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加藤将太の次世代起業家育成セミナーを受ける前に知っておきたい13のこと

  加藤将太との出会い   ぼくは自分が叶えたい夢を実現するために、ビジネスを学ぶことを決意した(ぼくの夢はこんな夢)。お客さんを集めて、物を売った経験もないぼくは、つぎの3条件を満たすオンラインコースを探していた。 ずぶの素人でも始められる 自分の時間・ペースで学習できる 実績のある(つまり生徒が成功している)人が教えている   胡散臭いものばかりが氾濫するネット上を、ぼくは血眼になってビジネスの先生を探した。探すだけで数か月の時間が過ぎた。その時間で学んだことは、「手軽に」「これだけ」などのキーワードでビジネスを教えている人は信じられないということだった。 なぜなら、そこに、人生の荒波にもまれても生き伸びることができる人生哲学が感じられないからだ。どちらかと言えば、時代の隙間につけ入って、規制ができる前に稼ぎましょう、という半犯罪行為ともとらえられることを教えている。そんなことをやっていては、一時的に稼ぐことができたとしても、時間が立てば、収入はゼロになる。 生きていくために、「時代の隙間につけ入り、規制ができる前に稼ぐ」を繰り返すのも一つの人生哲学かもしれないが。でも、ぼくは自分の夢をかなえるために、手を変え品を変えるつもりはなく、どんな時代でもしっかりと立っていられるビジネスを学びたいと考えていた。その選択をしなければ、ぼくのビジネスの消費者にメリットを長期間にわたって与え続けられないからだ。 ネットでビジネスを教えている人の中で唯一、しっかりとした哲学を感じられたのが、加藤将太さんである。彼の人生哲学に同意するかどうかに関わらず、哲学に基づいて戦略を持った加藤さんに、ビジネスの教えを乞うことを考えることは自然なことだった。   加藤将太は3つの条件を満たしているのか?   人生哲学があることを感じたぼくは、次に自分自身に課した3つの条件を考えた。 ずぶの素人でも始められる 自分の時間・ペースで学習できる 実績のある(つまり生徒が成功している)人が教えている   (1)ずぶの素人でも始められるのか?   物を売ったことが無い、ビジネスのずぶの素人でも始められるのかどうかについて。答えを先に言うと、「ずぶの素人でも始められる」ということだ。その証拠は、ビジネスに関する知識がゼロであるぼくが、路頭に迷うことなく、ビジネスを学び続けられているという事実である。それだけではない。ぼくよりもずっと若い学生が、ビジネスの知識・経験ゼロの状態から学習を続けている。 「学習を続けている」という部分が大事である。なぜなら、誰だって「始めることはできる」からだ。NBA選手になるために練習を始めることは誰にでもできる。始めるだけなら、ぼくだってできる。でも、そのための練習を続けることは並大抵の人生哲学と戦略が無ければ、不可能である。加藤将太はそれを与えてくれる。   (2)自分の時間・ペースで学習できるのか?   答えは、「自分の時間・ペースで学習できる」である。これを実現しているのが、オンラインコースという形態である。ネットにアクセスすることができれば、自分が学習できる時間や場所から、ネット上のセミナーを閲覧したり、提供されている文書を読むことができるからだ。大学の講義のように、決められた時間に行かなければ学べないということが無いので、自分の生活にあったペースで学習を進めることができる。   (3)加藤将太の生徒は成功しているのか?   答えは、「加藤将太の生徒は成功している」である。加藤さんのページに掲載されている生徒さんは成功例の一部ではあるが、年商数億円を稼いでいる生徒もいる。その他にも、年商数千万の生徒さんがゴロゴロいる。 年商だけで成功は語れないが、ずぶの素人が自分の好きなことをビジネスにしてお金を稼いでいることを考えれば、「加藤将太の生徒は成功している」と言っていいだろう。   ここまでは、ぼくが加藤将太のセミナーを選んだ理由を書いてきたが、つぎに、加藤将太のを受けるかどうか迷っている人が本当に知りたい情報をここで話そうと思う。それは、セミナーを実際に受けている人が感じている、「良いところ」である。   良いところ   まずは、加藤さんの次世代起業家育成セミナーの良いところを紹介していこう。   (4)マインドの重要性を認識している   加藤さんのは、巷に氾濫する、小手先の技術を教えてお金を回収する「テクニック系」のビジネスコースではない。それよりも、ビジネスに必要なマインドを重要視している。 加藤さんのビジネスコースで感心したところは、セミナー受講者の「ビジネスマインド測定試験」がある点だ。この数値自体にどれだけの信頼性・再現性があるのかはまだ実証されていないものの、マインドを数値化しながらビジネスを教えている人は、加藤さん以外に誰もいない。 (学習を続けてもこのマインド数値が上がらない人には、全額返済してもらって学習をやめることができる。裏を返せば、加藤さんが「あなたはビジネスのマインドが身に付いていないから絶対失敗します。だから、お金はいらないので、セミナーにはまだ投資しないでください」という足きりをしているのだ。加藤さんの真剣さがうかがえる)   (5)学習者の挫折ポイントを知っている   加藤さんには多くの生徒さんがいる。そして、セミナーを受けた生徒さんの中から、成功する起業家と失敗する起業家がいることに気づいている。加藤さんは「なぜ同じことを学んでいるのに、挫折する人がいるのか?」ということを深く考えて、「挫折ポイント」なるものを明らかにしている。 この「挫折ポイント」はだれでも経験するものであるが、加藤さんが優れているところは、その挫折ポイントを回避・解決する方法を提供している点である。しかも、この挫折ポイントは、ビジネスだけでなく、人が新しいことを始めるの挫折ポイントでもある。その回避・解決法をしっているだけでも、あなたはビジネスだけでなくやりたいことに挫折しなくなるというメリットがある。 すべての挫折ポイントにはここで触れないが、だれでも思いつくものは「モチベーションの維持」である。何かを張り切って始めても、途中でモチベーションが下がってしまい、ゴール前にやめてしまうということ、あなたも経験があるのではないしょうか?(ぼくの人生は、そればかりです) 加藤さんは、このモチベーションを維持するための仕掛けをいくつも用意している。これまたすべての仕掛けを説明していたのでは、加藤さんの方も商売あがったりなので、ひとつの仕掛けを教えようと思う。その仕掛けとは、他の学習者の進歩状況がネット上で分かるというものだ。となりで一緒に頑張っている人の存在は、あなたのモチベーションを大きく高めてくれるものなのだ。一緒に頑張ってくれる人がいれば、わたし・ぼくも頑張れるのになぁ・・・と感じている人は多いはずである。   (6)コンテンツの量が多く、質も(おそらく)高い   次世代起業家育成セミナーで提供されているすべての動画の時間を計算してみると・・・約300時間である(追加コンテンツで増える可能性あり)。1日1時間を毎日続けても、動画を見終わるのに約300日かかるということである。動画だけではない。動画の説明をしている文書などを読むと、学習時間はさらに増える。ぼくのようなビジネスの素人が学習をしているということは、動画や文書を何度も見返す必要があるので、最低でも600時間の学習が必要になる。これはとんでもないコンテンツの量である。 次世代起業家育成セミナーの質に関して、(おそらく)高い、と書いたのには理由がある。それは、ぼく自身がずぶの素人でビジネスの知識も経験もないため、加藤さんのコンテンツの質を他のコンテンツと比較できないからである。 しかし、(おそらく)低いではなく、(おそらく)高い、と書いたのにもきちんとした理由がある。ぼくが次世代起業家育成セミナーの学習を進めるにつれて、「そういう考え方があるのか」と感心させられるだけでなく、「それを自分のビジネスに取り入れてみたい」と衝動に駆らせるアイデアがたくさん提供されているからである。 これは、とても大事な点である。加藤さんのセミナーを受けている人は、ビジネスで成功したい人である。つまり、加藤さんのセミナーでアイデアを発見し、自分のビジネスに生かせないか?と自問しているはずである。「自分のビジネスを成功させるアイデア」が次から次に生まれてくる事実を考慮すると、加藤さんのセミナーは質が高いと表現するに値すると思う。   (7)ウェブ試験がある   どんな学習でもそうだが、自分がどれだけ理解しているのかというフィードバックが無いと挫折をする。このフィードバックはできるだけ、客観的なもの、つまり数値で評価することが好ましい。 加藤さんの次世代起業家育成セミナーには、あなたの学び度合いを数値で評価してくれる「ウェブ試験」がある。ビジネス素人の受講者は分かると思うが、このウェブ試験は難しい。ビジネスを知っている人がどれぐらいの点数が取れるか分からないが、ぼく(ピッカピッカのビジネス素人)が最初にウェブ試験を受けたときの成績は、30点である。それも、セミナー動画を一通り真剣に見て、内容を理解したと思った後に受けたのにもかかわらずである。(加藤さんのコンテンツはホンモノだ、とぼくが燃え始めたのは言うまでもない) その後、加藤さんが学習者に身につけてほしい知識が分かってくると、だんだん点数が上がってくる。そうすると、何が起こるか?それまでなんとなく眺めていた、世の中のビジネスの仕組みが目に見えてくるではないか!それも、成功しているビジネスと失敗しているビジネスの原因の多くが、このビジネスの仕組みに違いがあるということがわかるようになる。   (8)常に進化している   加藤さんの次世代起業家育成セミナーでぼくがとても素晴らしいと思う点は、コンテンツが常に進化しているところである。先述した「挫折ポイント」を回避する仕掛けも、続々追加されている。 おそらくだが、加藤さんの中には理想的なコンテンツの形があるのだと思う。しかし、加藤さんは、学習者からのフィードバックを加味することで、自分の理想だけでなく、学習者にとっての理想的なコンテンツを実現しようとしている。 加藤さんが成長しようとしているのに、学習者が歩みを止めていたのでは、じぶんのビジネスをなかなか成功させることができないことは明らかである。加藤さんと共に成長できるのが、このセミナーの素晴らしいところである。   ここまでは、加藤将太のセミナーの「良いところ」を書いてきたが、つぎに、加藤将太のを受けるかどうか迷っている人が本当に知りたい情報をさらに話そうと思う。それは、セミナーを実際に受けている人が感じている、「改善できるところ」である。読み続けるには、広告の下の次の数字③をクリックしてください。   改善できるところ   加藤さんの次世代起業家育成セミナーの良いところを述べてきたが、彼のコンテンツも改善できるところがある。そのいくつかを紹介していこう。   (9)動画が編集・洗練されていない   次世代起業家育成セミナーの動画は、文字通りセミナーの動画である。加藤さんは、ホワイトボードに板書しながら、セミナーを進めていく。たしかに、実際のセミナーの臨場感を味わえるだけでなく、加藤さん自身の思考の流れを学ぶことができるので悪くはない。しかし、セミナー動画が一寸の編集もされていない(訂正追記を除く)ため、無駄な空白時間が多い。 一度動画を見ただけで内容が理解できる物であれば、これでもいいのかもしれないが、加藤さんの動画は内容が濃い。とくにぼくのようなビジネスの素人は一度視聴しただけでは理解できない。動画を繰り返し視聴し学ぶ必要がある。これはつまり、繰り返して学習する人にとっては、無駄な空白時間も繰り返されるということである。学習・理解にかかる時間を最短にするためにも、セミナー動画を編集・洗練させるべきである。特に加藤さんは時短をセールスポイントにしているので、ことさらである。   (10)「ん?」となることがある   次世代起業家育成セミナーを視聴していて、総時間の0.1%ぐらい「ん?」となり、分からなくなることがある。これには、ふたつの原因がある。 ひとつ目の「ん?」の原因は、加藤さんが説明している内容を理解するための前提知識が、視聴者に足りないこと。つまり、次世代起業家育成セミナーの内容をすべて理解するには、やはり少しの知識が必要なのである。幸い、視聴者の前提知識を必要とするケースは、加藤さんが脱線しているときに多く見られるので、あなたの学習の大きな障害になることはない。 ふたつ目の「ん?」の原因は、加藤さんの疲労である。加藤さんのセミナーは、一度に長時間行われたものが多いため、講師の加藤さん本人が疲れてしまい、頭が回らなくなり話の内容が「?」となることがある。これは、人間である以上仕方のない事ではある。それでも、セミナーの99.9%は論理的に話されている。 加藤さんのセミナーは総じて、初心者でも分かるように作られており、「ん?」が学びの障害になることはない。   (11)じぶんが学びたいこと以外も学習する   ぼくはインターネットビジネスを学びたいと思い、加藤さんのセミナーを受け始めた。しかし、世の中にはインターネットビジネスだけがビジネスではない。たとえば、物販や美容師など、インターネットだけでは完結しないビジネスもある。 次世代起業家育成セミナーはオンライン(Online)だけでなく、オフライン(Offline)のビジネスも教えている。そのため、ぼくのようにインターネットでビジネスをしたい人には、オフラインのビジネスを学ぶことは少々遠回りに感じられることがある。それでも、オフラインのビジネス知識が、自分のオンラインのビジネスに生かせることもあるので、時間の無駄ではないだろう。   (12)ウェブ試験で高得点を取るためには、記憶が良くなければならない。   先述したウェブ試験だが、この試験で高得点を取るには記憶が良くなければならない。ウェブ試験は選択問題(MCQ)だが、設問の内容だけを読んで、正しい答えに辿りつけないことが多くある。その場合、正しい答えにたどり着くためにセミナー動画の内容を覚えておかなければならない。セミナー動画が長時間なので、その内容を記憶しておくことはとても困難なことである。理想的には、設問の情報だけで正しい答えを導き出せる問題が出題されるウェブ試験である。   (13)それなりの投資が必要である   加藤さんの次世代起業家育成セミナーのすべてのコンテンツにアクセスするには、それなりにお金の投資が必要となる。正直、手軽に出せるような値段ではない。   しかし、成功にはお金を投資しなければならない。なぜなら、お金で成功までの時間を買うことが大事だからである。現代は、時代が変化するスピードがとても速い。これだと思ったビジネスをゆっくり作り上げていたのでは、他の競争者に出し抜かれるだけでなく、そのビジネス分野がすたれてしまう可能性もある。お金の投資は、「ビジネスを立ち上げるまでに必要な時間」を買うことができる大切な行動である。 値段だけで、自分の夢であるビジネスを諦めてはいけない。そのことを、たとえ話で理解してもらおうと思う。 もし、あなたの手元に、ハーバード大学からの無条件入学許可書が届いたとします。あなたはハーバード大学に入学しますか? ハーバード大学は、アメリカにある世界的トップクラスの大学です。そんな大学を卒業したあとのメリットを思い描いてみてください。ハーバード大学卒のあなたが、就職面接で有望視されることは想像にかたくありません。また、大学時代に出会った同級生は卒業後も、仕事や生活の面であなたに大きなプラスとなるでしょう。 でも待ってください。ハーバード大学の授業料は高いです。年間約400万円です。あなたは値段が高いというだけでハーバード大学入学を断念しますか?おそらくほとんどの人は、ハーバード大学に行くメリットが大きいと判断し、どうにかしてお金を工面することを考えると思います。 加藤さんのセミナーも同じようなものだと思ってください(☚年間400万円、みたいな莫大な出資ではありませんのでご安心ください)。すべてのコンテンツを学習しようとすると、値段は安くありませんが、セミナーを受けることで手に入る将来のメリットを考えるとその値段に見合うだけのコンテンツを提供しているとぼくは考えています。   結論   結局、加藤将太の次世代起業家セミナーは買いなのか? ぼくの個人的な考えは、もしあなたが次の13のチェックリストに7つ(つまり半分)以上の丸印(つまりYESと答えたら)を入れたとしたら、買いだと思う。   番号 チェックリスト YESは〇を入れる。 1 わたしはビジネスの知識・経験が無い 2 自分のペースでビジネスを学びたい 3 実績のある人からビジネスを学びたい 4 ビジネスに必要なマインドとスキルを学びたい 5 挫折をしたくない 6 良質かつ豊富なコンテンツから学びたい 7 じぶんが進歩しているか確認したい 8 成長していきたい 9 すこしの時間のロスを受け入れることができる 10 完ぺきではないことを受け入れられる 11 自分以外のビジネスを知ることも大事である 12 記憶力はいい方だ 13 成功には投資は必要だ 14 仮想通貨に興味がある     7つ以上〇がついた人は、まず加藤さんがやっているキャンペーンナーの案内を読んでみましょう。凄いプレゼントももらえるキャンペーンもやっています(⇒プレゼントを釣りにしたく無かったので、記事では一切触れませんでした)   次世代起業家育成セミナーの入口はこちら↓↓↓  

【世紀の一戦】ごとうひろみち 対 Atsueigo

  えー、巷では名須川天心対フロイドメイウェザーの世紀の一戦がもっぱらの話題です。英語の世界も負けてられん、と【世紀の一戦】ごとうひろみち 対 Atsueigo を(一方的に)実現させました。それでは、前置きを含めてどうぞ。   ☆★☆★☆★☆★   オーストラリアの医学部を卒業した後、日本に一時帰国し、総務省の異能vationのイベントに参加したり、Urdocアプリの創始者と対談したり、日本の医学生に臨床英語のセミナーを開いたり、東大で先生をしている友人にサインをもらったり、1日5~8時間ぐらい東京の町を当てもなく歩いたりした。   オーストラリアにとんぼ返りする直前にAtsueigoさんの東京トークライブに参加してきた。今回の記事では、トークライブでのAtsueigoさんの印象や、Atsueigoさんがこれから挑戦しなければならない問題を提起していく。記事の流れはこうなっている。   Atsueigoとは誰なのか? ごとうひろみちとは誰なのか? Atsueigoのトークライブと彼の英語力 Atsueigoに挑戦状を叩きつける 挑戦状の先にあるもの   まずは、自己紹介から。Atsueigoさんを知らない方のために、彼のことを簡単に紹介しておく。   Atsueigoとは誰なのか? 以下、Atsueigoページより抜粋。   1990年生まれ。 日本生まれ日本育ち。 大学受験勉強をきっかけに本格的に英語学習を開始。 2012年大学院留学のため渡豪し、22歳にして初の海外長期滞在を経験。 2014年にオーストラリア国立大学(世界大学ランキング20位)会計学修士を成績優秀(Distinction)で修了。 同年よりオーストラリアメルボルンにて世界4大会計事務所の1つに勤務し、アメリカ、イギリス、日系など幅広いグローバル案件の監査業務に従事している。 IELTS Academic 8.5、実用英語技能検定1級 、TOEIC 990点満点 、TOEFL iBT 114点、米国公認会計士(ワシントン)、オーストラリア永住権保持。 Atsueigoさんは、Youtubeを通じて英語学習に役立つ良質なコンテンツを提供している。その質は他の類似Youtuberと比較しても群を抜いており、彼のコンテンツに影響を受けて英語の勉強を頑張る視聴者が多数いる。(ごとうひろみち評)   ごとうひろみちとは誰なのか? これから、Atsueigoさんと(一方的に)対決するわけだが、Atsueigoさんのファンの中には「ごとうひろみち」って誰?と訝る方もおられると思うので、自己紹介をしておく。   1979年生まれ(はい、おっさんです)。 ...

【期間限定】アマゾン書籍『高校中退から豪州医学部へ』無料プレゼント中!(前半戦)

    アマゾン書籍『高校中退から豪州医学部へ』って、こんな物語(実話)   アマゾン書籍『高校中退から豪州医学部へ』前半戦を期間限定プレゼント(無料)!   ↑ 画像をクリックすると書籍が開きます ↑ PDF形式の電子書籍です。 (アマゾン形式は無料配布できないそうです) 携帯で読まれる方はこちら、 PCで読まれる方はこちらを参考にしてください。 あなたの励みになれたら幸いです。 © 2017 ごとうひろみち     いまなら期間限定で、アマゾン書籍『高校中退から豪州医学部へ』の前半戦の感想をコメントするだけで、アマゾン書籍【後半戦】を無料ゲットできます!     このページの一番下に感想コメントすると、アマゾン書籍『高校中退から豪州医学部へ』の後半戦のページに移動することができます。 ↓↓↓↓↓↓

オーストラリア医師免許登録に立ちはだかる英語試験

  ぼくは、オーストラリアで大学受験をし 神経科学と遺伝学を専攻し、 ネイティブと同じ医学部受験を勝ち抜いて オーストラリアの医学部を卒業した。   それだけでなく、オーストラリアの永住権も持っている。 それなのに!   オーストラリアの医師免許登録のために、英語試験を受けなければならない。悲劇。   オーストラリアの医師に必要な英語能力を証明する方法は複数あるため、最新情報を知りたい方は、こちらのサイトをご覧ください。   2018年時点の条件は以下のようになっている。   REGISTRATION STANDARD: ENGLISH LANGUAGE SKILLS The Medical Board of Australia (the Board) requires all applicants for initial registration to demonstrate English language skills to be suitable for registration. This registration...

【前澤ファンド】総額100億円、10億円を10人の起業家に投資

  総務省の変な人を探し出して支援するプログラム『異能vation』もかなりインパクトがありましたが、それ以上にアンビシャスな企画が出てきました。100億円を出してビジネス支援する企画です。しかも、政府でも企業でもなく、ひとりの人間が出資します。   出資者の名は、前澤友作。全く知らない人だったので、調べてみた(海外に住んでいると、日本のことがあまり耳に入ってこないんですよ)。   出典:ツイッター   以下、Wikipediaより抜粋。   前澤友作について   前澤 友作(まえざわ ゆうさく、1975年11月22日 - )は日本の実業家、起業家、ミュージシャン。株式会社スタートトゥデイ代表取締役社長、株式会社ZOZOファウンダー、公益財団法人現代芸術振興財団会長。千葉県鎌ケ谷市出身。血液型はO型。 フォーブス誌によると2019年3月時点で、総資産は2220億円で、日本長者番付23位。    経歴 1993年3月、早稲田実業学校在学中にハードコア・パンクバンド「Switch Style」を結成し、ドラムを担当。7"EP(95年にCD化)をリリースする。 1995年、輸入レコード・CDの通販ビジネスを開始。 1998年5月、有限会社スタート・トゥデイを設立。同時期にBMG JAPANからメジャーデビューも果たす。 2000年4月、有限会社スタート・トゥデイを株式会社スタートトゥデイに改組。 2001年、バンド活動は停止し、経営者としてビジネスに専念し始める。 2007年12月、株式会社スタートトゥデイが東京証券取引所マザーズに上場。 2012年2月、株式会社スタートトゥデイが東証第一部に市場変更。 2012年11月、公益財団法人現代芸術振興財団を設立。 2013年10月、ファッションコーディネートアプリ「WEAR」の運営を開始。 2016年、フォーブスが発表する「日本の富豪50人(Japan's 50 Richest)」で14位にランクイン。 2018年10月、株式会社スタートトゥデイから株式会社ZOZOに社名変更。 2019年9月12日、ZOZOがヤフー傘下に入ることを理由に社長を退任すると自身のTwitter上で発表し、同日付けで退任。 2019年9月13日、株式会社スタートトゥデイを設立し代表取締役社長に就任。   人物 高校(早稲田実業学校)に進学するも、2年生からは音楽活動が中心となり、出席日数ギリギリまで、ほとんど通わなくなる。学校を欠席していた間、バンド練習のためのスタジオ代、アメリカへの旅費を稼ぐために建築系のアルバイトをしていたという。高校卒業後は半年間アメリカへ音楽遊学。 バンドでメジャーデビューも果たした元ミュージシャンという経歴ながら、自社が運営するZOZOTOWNを日本最大級のアパレル通販サイトとして急成長させる。堀江貴文は、田原総一朗との対談で「日本の経営者はたるんでいる、たるんでないのは孫(正義)さん、柳井(正)さん、前澤さんくらい」と評している。 ワイン好きであり自宅や倉庫に数千本のワインを保管している他、高級車のコレクターとしても有名で、エルメス仕様のブガッティ・ヴェイロン、特注仕様のパガーニ・ゾンダなどのスーパーカーを多数所有。 現代アートのコレクターとしても有名で自宅やスタートトゥデイのオフィスにはいたるところに著名な作家の作品が飾られている。2016年5月に開催されたクリスティーズNYのオークションにて、ジャン=ミシェル・バスキアの作品「Untitled」(1982)を作家の過去最高落札額となる5700万ドル(約62.4億円)で落札し、大きな話題となった。2017年5月にはサザビーズ ニューヨーク コンテンポラリーアート イヴニングオークションでバスキアの絵画を1億1000万ドル(約123億円)で落札し、アーティストの最高落札額を更新した。2012年11月、自らが会長を務める公益財団法人現代芸術振興財団を設立し、若手アーティストの支援や現代アートの普及活動を行っている。また家具のコレクターとしても知られ、現代芸術振興財団の主催でジャン・プルーヴェのコレクション展を開催した。 2012年10月 ZOZOTOWNの送料が高いことをTwitterで「詐欺」と評した購入者に対して、「詐欺??ただで商品が届くと思うんじゃねぇよ。お前ん家まで汗水たらしてヤマトの宅配会社の人がわざわざ運んでくれてんだよ。お前みたいな感謝のない奴は二度と注文しなくていいわ」と返信して炎上、同月21日に前澤はTwitterで全面的に謝罪し、11月よりZOZOTOWNの送料を無料にすることが発表された。また、前澤の発言を受けて消費者の反感を買うとの思惑が広がり、スタートトゥデイの株価は2012年10月22日に2営業日連続で年初来安値を更新した。 地元・千葉や災害地域への支援活動を行っている。2011年には千葉マリンスタジアムの改装工事費を個人で寄付。また、2016年の熊本地震の際は熊本県と大分県にそれぞれ1,000万円を寄付。2019年9月に台風15号で被災した千葉県南房総市や鋸南町などの3市1町に各1,000万円ずつ、同年12月には館山市に20億円を寄付した。 2018年7月17日 自身のツイッターにて、「『大きな願望』としてプロ野球球団を持ちたい」とプロ野球界参入並びに球団経営に興味と意欲があると表明した。しかし、同年12月11日に球界参入を一旦断念する事を明らかにした。 2018年9月17日 スペースXは、2023年打ち上げ予定のBFR(後にスターシップに改名)による月周回飛行計画 (#dearMoon) で、月への旅行客として前澤と契約したと発表した。実現すれば、人類の月周辺への到達は1972年のアポロ17号以来となる。イーロン・マスク最高経営責任者が同席した会見では英語でスピーチし、「I choose to go to the Moon」というジョン・F・ケネディの「We choose to go to the Moon」...

高校中退者がオーストラリアで医学生になる

  3度目の正直   ぼくは オーストラリアの医学部に3回合格した 希有の日本人である。   おそらく、 オーストラリア人でも 3回合格した人は あまりいないのではないかと推測する。   日本で働きながら、 オーストラリアの医学部に3度受験したのだが、 永住権が無かったので 入学を辞退せざるを得なかった。   それでも、 2012年に晴れて永住権も取得し、   1年の準備期間中に (医学部が再編成のため)   エアーズロックでツアーガイドの仕事をして、 長年追いかけてきた医学部に無事入学。   これからどんな人生が始まるのか 見当もつきませんが、 My best moment is yet to come. という期待を持って生きていこうと思います。   また、 自分の歩んでいる人生が 他の人のためになればと思い、 ブログもできるだけ 定期的に更新していきたいと思います。   これからも、 末永くよろしくお願いいたします。   ごとうひろみち   出典:www.cumberlandpediatric.org/    

伊藤穣一さんに聞いてみた『日本人の英語力を変革するために必要なこと』

  このブログでも何度か取り上げさせていただいている伊藤穣一さんは、とても面白い方である。どこか掴みどころが無さそうな方なのに、実は突っ込みどころ満載といった、とても稀代な方である。どれぐらい面白いかは、過去記事『異能vation、の伊藤穰一さんが面白い』で詳しく触れていますのでこちらをどうぞ。端的に言えば、伊藤さんの経歴を見れば、ぼくなんかよりもよっぽど「中退の星」の名にふさわしい方であることが分かります。 追記:現在、伊藤さんはジェフリー・エプスタイン関係の事件が原因でMITのメディアラボ所長を退職されています。   それだけじゃないです。伊藤さんは、過去に六本木でナイトクラブを経営したり、DJだったり、IT会社を複数起業していたり、大企業の取締役をしていたり、赤ちゃん企業にスタートアップ投資するエンジェル投資家の顔も持っています。かと思えば、スキューバー・ダイビングの先生であったり、著名人を写真に収める写真家であったりもします(そのほかにも突っ込みどころが満載なので、Wikipediaとその脚注・外部リンクの情報を読んでみてください。面白いに尽きます) https://www.youtube.com/watch?v=Fbqib311QgA   そんな稀代な伊藤穣一さんは最近、Podcastを通じて『変革への道』というテーマをもとに著名な方々と様々な議論を交わしながら、日本のデジタル改革の行く末について語っています。2021年12月1日現在、7つのテーマについて語っており、これからも議論を重ねていくようです。 #1 日本のデジタルDX推進で決定的に欠けているものとは? #2 DX推進が加速する中、社会や文化のあり方も変革が必要!? #3 インターネット元年から数えて25年目の今、求められている姿とは!? #4 デジタル庁顧問に伺うニッポンのDX推進事業の成果と課題 #5 オープンソースは開かれた社会への扉となるか? #6 就任から5年を迎えたデジタル担当大臣オードリー・タン。その功績から、我々が学ぶべきものとは? #7 台湾デジタル担当大臣オードリー・タンに伺う、ニッポンのデジタル政策に関するアドバイスとは?   次のページでは、ごとうひろみちの質問に伊藤穣一さんが答えています。     伊藤穣一さんに聞いてみた『日本人の英語力を変革するために必要なこと』   自分にも「日本人の英語を変える」というテーマをもとに活動をしている経緯があり、視野の広い伊藤穣一さんに考えをお聞かせていただけないかと、Podcastに質問を送らさせていただいた。幸いにも、Podcast#3 「インターネット元年から数えて25年目の今、求められている姿とは!?」の中で、伊藤穣一さんがPodcastで初めて答えるリスナーの質問として採用していただいた。以下、Podcastより抜粋(実際の音声を聞きたい方は、Podcastの21:28~聞いてみてください)。   ごとうひろみちの質問 日本人の英語力を変革するために必要なビジョン、哲学、手段などのアイデアがありましたら教えていただきたいです。   伊藤穣一の考え 武邑先生とも話してたんですが(詳しくは本編のPodcastのをお聞きください)、システムを変えるのにはこうルールとか変えるよりも、そのゴールを変えるっていうことが重要なんじゃないかと思ってまして。 たぶん、英語を覚えたいと思えば、覚える手段っていろいろあって。もちろん先生たちもいますし、先生が近くにない人でもネットで勉強することもあると思うんですよね。例えばこないだ、私13歳でインドでYouTubeを通じて英語ペラペラになって、メディアラボにたどり着いてきた若い人と会ったりしていますし。村井純先生のWIDEの研究所は、ほとんどエンジニアなんですけれども僕が会った人ほとんど英語ペラペラなんですよね。 僕の勝手な発想なんですけども、たぶんインターネットの研究者をやると、国際会議に参加しなきゃいけないので必然的に英語が上手になるので、教育とかもうたくさんちゃんとしてないとダメだと思うんですけども。一番欠けてるのはやる必要性とか、やる意志だと思うんで、そんなモチベーションにはプロジェクトがあってだとかいろんな国際的なグローバルの視点で事を考えるっていう必要だと思うんで。だから、どっちかっていうとその哲学的なところとビジョンにそこでつながっていくんじゃないかと思います   伊藤穣一さんの考えを簡単にまとめると、「個人のレベルで言えば手段やツールはそろっている。重要なことは、英語が必要となるようにゴールを変えること」となるだろうか。このことは、ぼくも過去動画「日本人の英語が伸びない理由」で触れています。   https://www.youtube.com/watch?v=TK9nL4xZp5c   さて、「TOEIC満点」などの小さいゴールが理想化されている日本で、どうやればゴールを変えられるのか?こんなことを考えている人はほとんどいないけど、ぼくは異能vationなどを通じて、自分なりの貢献をしていこうと思います。     伊藤穣一さんが考える、これからの世界・時代を生き抜くための9つの必須スキル   最後に、伊藤穣一さんはこれからの世界・時代を生き抜くためのアドバイスもしています。個人的レベルだけでなく、グループや社会、そして国家レベルが生き残るために必要なスキルを語っています。とても興味深いので聴いてみてください。   https://www.youtube.com/watch?v=CkMS03WSz9I   9つのスキルを簡単にまとめる・・・ 1. Disobedience over compliance 2. Pull over push 3. Compasses over...

異能vation、の応募数がヤバいらしい

  今日は、2017年8月4日。   変な人を政府が支援するプログラム「異能vation」の締め切り(6月30日)から約1か月の時間が経つことになる。予定によれば、1次選考の結果が出るのが今月8月の中旬だという。   年 時期 内容 平成29年 5月22日(月) 公募開始 受付期間:5月22日(月) 11:00 〜 6月30日(金) 18:00 6月30日(金) 公募終了 8月中旬 一次選考 一次選考通過者の発表 9月末 最終選考 最終選考通過者の発表 平成30年 3月 「スプリングスクール」(成果発表など) 8月中旬頃 終了評価 出典:異能vation   ぼくは異能vationに2つの角度からアプローチしている。ひとつは応募者として。もうひとつは協賛企業として。どちらも同じぐらい情熱を傾けられるものなので、ぼくはとてもワクワクしている。   応募は締め切りを過ぎてしまったので、今のぼくができることと言えば、2次面接の練習と、申請書を読むぐらいである。ところが、申請書を今か今かと心待ちにしているのだが、未だに応募内容が手元に届いていない。   もしかしたら、ぼくの会社の連絡先が取りこぼされていて申請書が届いていないのではないかと心配になり、本部に連絡して聞いてみると、こんなメールが返ってきた。   まだ応募数などを正式に発表できる段階ではありませんが、予想をはるかに上回る応募があったため、準備が予定よりも遅れている状況でございます。(また)ご連絡先から漏れているわけではありませんので、その点はご安心ください。   おお、異能vationが盛況であるという!!応募者にとっては競争率が上がることになるのであまり嬉しいニュースではないのかもしれないが、協賛企業としては様々なアイデアに触れる機会が増えるため実に喜ばしい事である。連絡の不備ではないことが分かり安心した。   ただ、手元に申請書が無い以上、ぼくにできることは何もない。しくしく。そこで、興味がすこしある「予想をはるかに上回る応募者数」がどれぐらいなのか予想してみようと思う。予測してみるパラメーターは次の4つである。   応募数 増加数 1次選考の倍率 2次選考の倍率   1.応募数   図1:異能vationの応募数(2017年度は予想値)   2014~2016年度の応募数を図表に表し、そこから2017年度の応募数を予想してみる。過去3年間の傾向を考慮すると、約1500人の応募数があることが予想される。   2.増加数   図2:異能vationの応募数の増加率(2017年度は予想値)   2014年度の応募数(710件)を基準にし、増加率が年ごとにどう変化しているかを計算し、2017年度を予想すると、約2.1倍の増加率になる。   3.1次選考の倍率   図3:異能vationの1次選考の倍率(2017年度は予想値)   2014~2016年度の1次選考の倍率を図表に表し、そこから2017年度の倍率を予想してみる。過去3年間の傾向を考慮すると、1次選考の倍率は約51倍になることが予想される。   4.2次選考の倍率   図4:異能vationの2次選考の倍率(2017年度は予想値)   2014~2016年度の2次選考の倍率を図表に表し、そこから2017年度の倍率を予想してみる。過去3年間の傾向を考慮すると、2次選考の倍率は約150倍になることが予想される。   しかし、しかし、である   前年度までの数値をもとに、次のような予想値を計算してきた。 応募数=1500件 増加率=2.1倍 1次選考の倍率=51倍 2次選考の倍率=150倍   しかし、これはあくまで「予想できる数値」である。本部によれば、応募数は「予想をはるかに上回る」ものであるらしい。特に根拠があるわけではないが、異能vationの認知度が毎年上がっていることを考えると、 応募数=約2100件 増加率=約3.0倍 1次選考の倍率=70倍 2次選考の倍率=210倍 ぐらいになっているのかもしれない。   申請書を読まれているスーパーバイザーの皆様お疲れ様です。もしかしたら、応募数があまりにも膨大すぎで新しいスーパーバイザーが必要になるかもしれませんね。そんな時は、ぼくでよければ一声ください、って無理?   ジェネレーションアワードは??   上記の応募数の予測は、あくまで破壊的挑戦部門についてである。それでは、2017年から新設されたジェネレーションアワード部門の応募数はどれぐらいになると予想されるのか?   これは憶測にすぎないのだが、申請書の文字制限からジェネレーションアワード部門の応募数を予測してみたいと思う。破壊的挑戦部門の申請書は約2400文字ぐらい(←大目?)で書けるのに対し、ジェネレーション部門の文字制限は600文字である。単純計算をすると、文字数が4分の1(25%)になるため、応募数は4倍になると予測される。   破壊的挑戦部門で算出した応募数(1500~2100件)の4倍は・・・6000~8400件である。これはトンデモナイ応募数だ。もしこれが実際の応募数であったとすると、異能vationの今後の選考のシステムが大きく変わる可能性がある。というのも、8人のスーパーバイザーだけでこの数の応募をさばくのは現実的ではないからだ。   少数の選考員だけでさばこうとすると、残念ながら、全ての応募内容に目を通すことはなくなるだろう。スーパーバイザーが目を通すか・通さないかの決定打は、タイトルの魅力だけとなる(ああ、もっと面白いタイトルにしとくべきだった・・・)。どんなに魅力的な概要を書いていたとしても、タイトルが面白くなければ簡単に落選してしまう、ということが実際に起こるかもしれない。   異能vationの選考方法が変わる?   これは個人的な予想だが、異能vationの選考のためにAIが使われる時代がもうそこまで来ているのかもしれない。例えば、すべての申請書の文章の類似性を計算し、できるだけ類似性の低いものから優先的に読まれるとか・・・。でもそんなことされたら、同じような内容で8つの申請書を書いているぼくは真っ先に落選してしまう。   AIが選考に使われたと仮定すると、応募者もAIを使って申請書を書くようになるだろう。どんなアイデアが生まれるのか・選考されるのか予想もつかないが、これまでとは違ったものが生まれるかもしれない。生まれないかもしれない。   異能vationの選考がどのように変化していくのか、とても興味深い問題である。そして、この問題は、異能vationだけでなく、受験、就職、お見合いなど、すべての選考プロセスに変化を与えるかもしれない。    

【臨床英語の伸ばし方】日本の医学生にぼくが語ったこと

  前回の記事『日本の医療、アーユーレディ?日本語が一言もしゃべれない外国人が日本にドッと押し寄せるラグビーワールドカップと東京オリンピック』で、ぼくが日本に帰国していたことをお伝えした。実は、異能vationとUrdocの件以外にも、日本で行なったことがある。   ホリデー気分で東京を心赴くまま散歩していたぼくだが、理科科学研究所・総合脳科学研究センター時代の同僚から突然、日本の大学病院で「臨床英語の伸ばし方」について医学生にセミナーを開いてほしい、と頼まれたのだ。   正直、セミナーを開くことはとても難しい。講演者は、オーディエンスの「英語力(英語で夢を叶える能力)」を把握し、そしてオーディエンスが求めていることをハッキリさせないと、何を講演すればいいのか分からないからだ。   それでも、ラグビーワールドカップや東京オリンピックなどで日本に外国人客がドッと押し寄せる状況に戦々恐々としている医療関係者が「英語で対応できるようになりたい」と感じている事実を、ぼくは無視することが出来なかった。また、日本に来てくれた外国人の方に「日本の医療は最高のケアを提供してくれた」と言ってもらいたいという想いから、ぼくはセミナーを開くことをOKした。   ご招待いただいたのは埼玉医科大学病院、セミナーを開いたのは池田正明先生と中尾啓子先生がいらっしゃる神経科学グループに所属する医学生である。   セミナーを開くことの難しさを理解していたぼくはまず、オーディエンスの医学生がどのようなことを求めているかを聞くことから始めた。医学生が言ったことを正確には覚えていないが、臨床における英語力というよりも、一般的な英語力を伸ばすための方法論を知りたがっている生徒が多かった。それでは、とぼくは英語で夢を叶えるための10のスキルについて話を始めた。   ちなみに、ぼくが提唱する10のスキルは、 01 Vocabulary 02 Sentence (Grammar) 03 Paragraph (Collocations) 04 Chapter (Phrasal verbs) 05 Story (Idioms) 06 Analytical thinking 07 Critical thinking 08 Synoptic thinking 09 Offer solution 10 Raise new issue です。 — ごとうひろみち (@iTELL_)...
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『高校中退⇒豪州で医者』をいつも読んでいただき誠にありがとうございます。著者・ごとうひろみちに興味を持ってくれたあなたのために、詳しい自己紹介を←ここでしていますので、どうぞご覧ください。

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英語で知っておきたい自然の名言を、翻訳家・ごとうひろみちが20個厳選しました   まえがき:ここで紹介している英語の名言は、英語を勉強している人、名言を知りたい人、何かのヒントを探している人など、たくさんの方の役に立ててもらえたらと思い、ごとうひろみちが翻訳をしたものです(ぼくは翻訳会社ulatusのフリーランサー翻訳家です)。名言を読んだ瞬間に心を揺り動かし、あなたを突き動かしてくれる、そんな英語の名言に出会えるといいですね。高校中退者のぼくでもプロ翻訳家になれた英語勉強法に興味がある方はこちらをどうぞ。   Look deep into nature, and then you will understand...

日本人が海外医学部で一番苦労する(だろう)こと

  最近、ぼくはブログの中で、異能vationに応募したことや、英語コンサルを行っていること、ビジネスを学んでいることを、心赴くままに綴ってきた。この3つのことはすべて、ぼくが持っている「日本人の英語を変える、ノンネイティブの英語を変える」という英語ドリームを叶えるためである。この夢を叶えるには時間と労力がかかることは理解しているし、一朝一夕に実現できることではない。だからこそ、ぼくは医学部を1年間休学することを選択したのだ。   それでも、時間は、ぼくの人生から無表情に削り取られてゆく。   これまでのように、英語ドリームに時間と労力をかけることはできなくなっている。というのも、ぼくにはもうひとつの夢があるからだ。それはオーストラリアで温かい医者になるという夢だ。2018年には、西オーストラリア大学の医学部に戻り、医学の勉強を再開しなければならない。それも、医学部の最終学年であり、これまでの知識とスキルをしっかりと身に付けて、最終試験をパスしなければならない。   医学の知識とスキルは、使い続けていなければ、一気に頭の中から消えていってしまう。そのスピードたるや、頭の中の消しゴムどころの話ではない。誰かが巨大な業務用掃除機で、ぼくの頭の中にある知識とスキルを、けたたましい轟音とともに吸い取っていくレベルである。   https://www.youtube.com/watch?v=HOhgP4fEx6s   ↓次のページに続く     あなたも学校でこんな経験をしたことが無いだろうか?あなたは学校の試験のためにたくさん勉強する。それでも、試験が終わり会場を後にした瞬間、詰め込んだ知識がふわぁ~と頭から抜けて、もう一回試験を受けたとしてもパスする自信がない、みたいな経験が。ぼくは毎回の試験で経験します。   試験が終わってから数分~数時間しか経っていないのに、詰め込んだ知識が指先からこぼれていく感じがするのに、これが1年間だとどうなるのか?   はい、正直に言います。ヤバいです。留年確実です。何もしなければ。   https://www.youtube.com/watch?v=ZrSH_TsRsec   ということで、ぼくは日本での残された時間を少しずつ、医学の勉強に使い始めようと思っています。それもかなり効果的な戦略を練らないと、1年休学した後遺症のせいで留年が決定してしまうので、日本でできることから始めようと思います。しかも、自分の苦手分野と対峙することにします。   ぼくは医学部で筆記試験を落としたことはない。もちろん、たくさん勉強して四苦八苦するのは事実だが、筆記試験が苦手だと思ったことはない。筆記試験は、医学部が用意しているガイドラインの意図を読み取ることができれば、落とすことはない。高得点は取れないかもしれないが、落とすことはない。と思う。多分。恐らく。     しかし、ぼくには、逃げ出したくなるほど苦手なものがある。それは、医療現場におけるコミュニケーション技能である。コミュニケーション能力は、問診(History-taking)、身体検査(Physical examination)、医療検査(Investigation)、医学的管理(Management)、医療チームへの報告(Presentation)、などにおいて文字通り患者の生死にかかわる重要なスキルである。コミュニケーション能力が低いせいで医療ミスが起こることを、医学生は頭に叩き込まれる(参考文献)。   特に患者さんとのコミュニケーションが大事なことは、尊敬するオリバー・サックス氏だけでなく、医療器具に頼りすぎる若い医師たちを危惧する先輩方の医師が口をそろえて言うことである。   https://www.youtube.com/watch?v=8LZJz7GtJA0 動画でよく出てくるLVADは、Left Ventricular Assist Deviceの略(参照資料)   実は、このコミュニケーション能力が、ぼくが最も苦手とするものである。内向的な性格もひとつの要因ではあるが、苦手意識を作り出している一番の要因が「英語の壁」だと思う。英語ネイティブではない事に対する負い目みたいなものである。しかし、この負い目は、ぼくが頭の中で作り上げている「心理的虚構」にすぎないことにぼくはうすうす気づいている。できなくてもしょうがないという言い訳を作っているようなものではないかと。   もちろん、ネイティブの同級生に比べれば、ぼくは彼らの英語の表現の幅や奥ゆかしさには到底敵わない。しかし、医学において大事なのは、患者さんとコミュニケーションを取ることであって、英語の表現の幅や奥ゆかしさを競い合うものではない。とぼくは自分に言い聞かせることにした。←これが日本でできる一番目のこと。     次に、ぼくは医療現場における英語表現に慣れていないという事実。同じ英語であっても、働く現場によって使われる表現が微妙に変わることは当たり前で、とくにプライバシーや尊厳が重要視される医療現場の英語は、パブや家で話されているものとは違うものだ。この微妙に違う言葉遣いにぼくが慣れていないのだ。だから、医療現場に立つと医者や医療スタッフが何を言っているのか分からないし、何を言えばいいのか分からないのだ。   医療現場の英語表現に慣れるために、日本にいるぼくができることは何か?   いきなり近所の大学病院に押しかけて外国の患者さんに対して英語でコミュニケーションをしてみるというのはどうだろうか?否。ぼくはオーストラリアの医学生であって、日本の医学生ではない。そんなことをしていたら、書類送検でとっ捕まってしまう。   https://www.youtube.com/watch?v=2ue_wRn-Ke8   現場で学ぶことが一番だが、それが無理なら書籍から学ぶしかない。と考えたぼくは、近所のジュンク堂や丸善、紀伊国屋を周り、自分のためになりそうな本を探し回った。     そのなかでも、置かれていた医療英語の書籍をすべて立読みし、そのなかでも自分の学習のためになりそうな9つの書籍を購入した。まだ書籍を読み終わったわけではないので内容には触れないが、それぞれ違った角度から「医療現場で使われる英語」を紹介している。   やさしい英語で外来診療〜聞きもらしのない問診のコツ   CDで学ぶ 外国人患者が来ても困らない 外来診療のための英会話   医師のための診療英会話   医師のための身体診察と検査の英語   医師のための医療面接の英語   CDで学ぶ医師のためのオールラウンド英会話   CD付き 正しく診断するための...

異能vation、の伊藤穰一さんが面白い

  変な人を日本政府がサポートするプログラム「異能vation」の2次面接の戦略と戦術を考えている。   記事「異能vation、の2次面接の練習を始めます」で触れたが、もしぼくの「破壊的な挑戦」の申請書が1次選考を通過すると、2次面接で3分間の面接・プレゼンを求められる(かもしれない)。面接・プレゼンを楽しむためにTED Talksやスティーブ・ジョブズ氏関連の書籍を参考にしながら、自分のプレゼンを組み立てている。   プレゼンの練習に疲れたので、何か別のことをしようと思い、近所のジュンク堂に行くことにした。家を出て上を見上げると、真っ青な湖面に白色の積乱雲が漂っている。こんな日は、この歌が自然に頭に流れてくる。   https://www.youtube.com/watch?v=PQXMU1A8CjI   書店に行く目的は、異能vationの方向性を決めているプログラムアドバイザーが日頃どんなことを考えているかを理解するためである。プログラムアドバイザーが異能vationの具体的な方向性に言及している書籍は無い(と思う)。しかし、プログラムアドバイザーがどんな思想を持って活動しているのかは著作を通して知ることができる。総務省はこの思想に魅力を感じてプログラムアドバイザーに選んでいるはずなので、プログラムアドバイザーの思想を知れば、異能vationの選考条件が自然に浮かんでくる(とぼくは青空を目で聞きながら夢想している)。   伊藤穰一(じょういち)さんの紹介   プログラムアドバイザーのリストに最初に来ている人物は、伊藤穰一(じょういち)(愛称はJoi)さんである。伊藤穰一さんのことはTEDを通じて存在を知っていたが、どんな思想・経歴をお持ちなのかぼくは全く知らなかった。   https://www.youtube.com/watch?v=LN6Vn-aqgFs   伊藤さんの経歴をWikipediaで調べてみると、おもわず笑ってしまった。     大学中退の学歴で、MITのメディアラボ所長になるって!現在は、博士号も取り、現実的な処世術としてMIT教授にもなっている(その時の話は、彼のブログ記事「教授になります」が面白い)(追記:現在、伊藤さんはジェフリー・エプスタイン関係の事件が原因でMITのメディアラボ所長を退職されています)   経歴の面白味は、それだけじゃないです。伊藤さんは、過去に六本木でナイトクラブを経営したり、DJだったり、IT会社を複数起業していたり、大企業の取締役をしていたり、赤ちゃん企業にスタートアップ投資するエンジェル投資家の顔も持っています。かと思えば、スキューバー・ダイビングの先生であったり、著名人を写真に収める写真家であったりもします(そのほかにも突っ込みどころが満載なのでWikipediaとその脚注・外部リンクの情報を読んでみてください。面白いに尽きます)   https://www.youtube.com/watch?v=Fbqib311QgA   伊藤穰一さんって、変な人でしょ?異能vationの最終選考者の竹内さんが、伊藤さんを「Joi = 神」と表現している理由がなんとなくわかったような気がします。   UCアーバイン校で人類学教授をしている伊藤瑞子さん(穰一さんの妹)との対談を聞いていると、穰一さんの異能ぶりを家族の視点から知ることもできます。   https://www.youtube.com/watch?v=P0CxCR9Uj60   伊藤穰一(じょういち)さんの書籍   伊藤穰一さんにHookedされてしまったぼくは、ジュンク堂におかれている彼の書籍をすべて買って読んでみた。           そのなかでも、異能vationの面接に役立ちそうな切り口を与えてくれたが、著書『9プリンシプルズ』である。書籍の内容は学術的であるため、ターゲット読者はおそらく知識人であると考えられるが、メッセージはシンプルである。書籍に書かれているメッセージとは、これからのネット時代においてイノベーションを起こしながら生き残るには9つのマインドセットが必要であるということだ。   1.権威より創発 2.プッシュよりプル 3.地図よりコンパス 4.安全よりリスク 5.従うより不服従 6.理論より実践 ...

加藤将太の次世代起業家育成セミナーを受ける前に知っておきたい13のこと

  加藤将太との出会い   ぼくは自分が叶えたい夢を実現するために、ビジネスを学ぶことを決意した(ぼくの夢はこんな夢)。お客さんを集めて、物を売った経験もないぼくは、つぎの3条件を満たすオンラインコースを探していた。 ずぶの素人でも始められる 自分の時間・ペースで学習できる 実績のある(つまり生徒が成功している)人が教えている   胡散臭いものばかりが氾濫するネット上を、ぼくは血眼になってビジネスの先生を探した。探すだけで数か月の時間が過ぎた。その時間で学んだことは、「手軽に」「これだけ」などのキーワードでビジネスを教えている人は信じられないということだった。 なぜなら、そこに、人生の荒波にもまれても生き伸びることができる人生哲学が感じられないからだ。どちらかと言えば、時代の隙間につけ入って、規制ができる前に稼ぎましょう、という半犯罪行為ともとらえられることを教えている。そんなことをやっていては、一時的に稼ぐことができたとしても、時間が立てば、収入はゼロになる。 生きていくために、「時代の隙間につけ入り、規制ができる前に稼ぐ」を繰り返すのも一つの人生哲学かもしれないが。でも、ぼくは自分の夢をかなえるために、手を変え品を変えるつもりはなく、どんな時代でもしっかりと立っていられるビジネスを学びたいと考えていた。その選択をしなければ、ぼくのビジネスの消費者にメリットを長期間にわたって与え続けられないからだ。 ネットでビジネスを教えている人の中で唯一、しっかりとした哲学を感じられたのが、加藤将太さんである。彼の人生哲学に同意するかどうかに関わらず、哲学に基づいて戦略を持った加藤さんに、ビジネスの教えを乞うことを考えることは自然なことだった。   加藤将太は3つの条件を満たしているのか?   人生哲学があることを感じたぼくは、次に自分自身に課した3つの条件を考えた。 ずぶの素人でも始められる 自分の時間・ペースで学習できる 実績のある(つまり生徒が成功している)人が教えている   (1)ずぶの素人でも始められるのか?   物を売ったことが無い、ビジネスのずぶの素人でも始められるのかどうかについて。答えを先に言うと、「ずぶの素人でも始められる」ということだ。その証拠は、ビジネスに関する知識がゼロであるぼくが、路頭に迷うことなく、ビジネスを学び続けられているという事実である。それだけではない。ぼくよりもずっと若い学生が、ビジネスの知識・経験ゼロの状態から学習を続けている。 「学習を続けている」という部分が大事である。なぜなら、誰だって「始めることはできる」からだ。NBA選手になるために練習を始めることは誰にでもできる。始めるだけなら、ぼくだってできる。でも、そのための練習を続けることは並大抵の人生哲学と戦略が無ければ、不可能である。加藤将太はそれを与えてくれる。   (2)自分の時間・ペースで学習できるのか?   答えは、「自分の時間・ペースで学習できる」である。これを実現しているのが、オンラインコースという形態である。ネットにアクセスすることができれば、自分が学習できる時間や場所から、ネット上のセミナーを閲覧したり、提供されている文書を読むことができるからだ。大学の講義のように、決められた時間に行かなければ学べないということが無いので、自分の生活にあったペースで学習を進めることができる。   (3)加藤将太の生徒は成功しているのか?   答えは、「加藤将太の生徒は成功している」である。加藤さんのページに掲載されている生徒さんは成功例の一部ではあるが、年商数億円を稼いでいる生徒もいる。その他にも、年商数千万の生徒さんがゴロゴロいる。 年商だけで成功は語れないが、ずぶの素人が自分の好きなことをビジネスにしてお金を稼いでいることを考えれば、「加藤将太の生徒は成功している」と言っていいだろう。   ここまでは、ぼくが加藤将太のセミナーを選んだ理由を書いてきたが、つぎに、加藤将太のを受けるかどうか迷っている人が本当に知りたい情報をここで話そうと思う。それは、セミナーを実際に受けている人が感じている、「良いところ」である。   良いところ   まずは、加藤さんの次世代起業家育成セミナーの良いところを紹介していこう。   (4)マインドの重要性を認識している   加藤さんのは、巷に氾濫する、小手先の技術を教えてお金を回収する「テクニック系」のビジネスコースではない。それよりも、ビジネスに必要なマインドを重要視している。 加藤さんのビジネスコースで感心したところは、セミナー受講者の「ビジネスマインド測定試験」がある点だ。この数値自体にどれだけの信頼性・再現性があるのかはまだ実証されていないものの、マインドを数値化しながらビジネスを教えている人は、加藤さん以外に誰もいない。 (学習を続けてもこのマインド数値が上がらない人には、全額返済してもらって学習をやめることができる。裏を返せば、加藤さんが「あなたはビジネスのマインドが身に付いていないから絶対失敗します。だから、お金はいらないので、セミナーにはまだ投資しないでください」という足きりをしているのだ。加藤さんの真剣さがうかがえる)   (5)学習者の挫折ポイントを知っている   加藤さんには多くの生徒さんがいる。そして、セミナーを受けた生徒さんの中から、成功する起業家と失敗する起業家がいることに気づいている。加藤さんは「なぜ同じことを学んでいるのに、挫折する人がいるのか?」ということを深く考えて、「挫折ポイント」なるものを明らかにしている。 この「挫折ポイント」はだれでも経験するものであるが、加藤さんが優れているところは、その挫折ポイントを回避・解決する方法を提供している点である。しかも、この挫折ポイントは、ビジネスだけでなく、人が新しいことを始めるの挫折ポイントでもある。その回避・解決法をしっているだけでも、あなたはビジネスだけでなくやりたいことに挫折しなくなるというメリットがある。 すべての挫折ポイントにはここで触れないが、だれでも思いつくものは「モチベーションの維持」である。何かを張り切って始めても、途中でモチベーションが下がってしまい、ゴール前にやめてしまうということ、あなたも経験があるのではないしょうか?(ぼくの人生は、そればかりです) 加藤さんは、このモチベーションを維持するための仕掛けをいくつも用意している。これまたすべての仕掛けを説明していたのでは、加藤さんの方も商売あがったりなので、ひとつの仕掛けを教えようと思う。その仕掛けとは、他の学習者の進歩状況がネット上で分かるというものだ。となりで一緒に頑張っている人の存在は、あなたのモチベーションを大きく高めてくれるものなのだ。一緒に頑張ってくれる人がいれば、わたし・ぼくも頑張れるのになぁ・・・と感じている人は多いはずである。   (6)コンテンツの量が多く、質も(おそらく)高い   次世代起業家育成セミナーで提供されているすべての動画の時間を計算してみると・・・約300時間である(追加コンテンツで増える可能性あり)。1日1時間を毎日続けても、動画を見終わるのに約300日かかるということである。動画だけではない。動画の説明をしている文書などを読むと、学習時間はさらに増える。ぼくのようなビジネスの素人が学習をしているということは、動画や文書を何度も見返す必要があるので、最低でも600時間の学習が必要になる。これはとんでもないコンテンツの量である。 次世代起業家育成セミナーの質に関して、(おそらく)高い、と書いたのには理由がある。それは、ぼく自身がずぶの素人でビジネスの知識も経験もないため、加藤さんのコンテンツの質を他のコンテンツと比較できないからである。 しかし、(おそらく)低いではなく、(おそらく)高い、と書いたのにもきちんとした理由がある。ぼくが次世代起業家育成セミナーの学習を進めるにつれて、「そういう考え方があるのか」と感心させられるだけでなく、「それを自分のビジネスに取り入れてみたい」と衝動に駆らせるアイデアがたくさん提供されているからである。 これは、とても大事な点である。加藤さんのセミナーを受けている人は、ビジネスで成功したい人である。つまり、加藤さんのセミナーでアイデアを発見し、自分のビジネスに生かせないか?と自問しているはずである。「自分のビジネスを成功させるアイデア」が次から次に生まれてくる事実を考慮すると、加藤さんのセミナーは質が高いと表現するに値すると思う。   (7)ウェブ試験がある   どんな学習でもそうだが、自分がどれだけ理解しているのかというフィードバックが無いと挫折をする。このフィードバックはできるだけ、客観的なもの、つまり数値で評価することが好ましい。 加藤さんの次世代起業家育成セミナーには、あなたの学び度合いを数値で評価してくれる「ウェブ試験」がある。ビジネス素人の受講者は分かると思うが、このウェブ試験は難しい。ビジネスを知っている人がどれぐらいの点数が取れるか分からないが、ぼく(ピッカピッカのビジネス素人)が最初にウェブ試験を受けたときの成績は、30点である。それも、セミナー動画を一通り真剣に見て、内容を理解したと思った後に受けたのにもかかわらずである。(加藤さんのコンテンツはホンモノだ、とぼくが燃え始めたのは言うまでもない) その後、加藤さんが学習者に身につけてほしい知識が分かってくると、だんだん点数が上がってくる。そうすると、何が起こるか?それまでなんとなく眺めていた、世の中のビジネスの仕組みが目に見えてくるではないか!それも、成功しているビジネスと失敗しているビジネスの原因の多くが、このビジネスの仕組みに違いがあるということがわかるようになる。   (8)常に進化している   加藤さんの次世代起業家育成セミナーでぼくがとても素晴らしいと思う点は、コンテンツが常に進化しているところである。先述した「挫折ポイント」を回避する仕掛けも、続々追加されている。 おそらくだが、加藤さんの中には理想的なコンテンツの形があるのだと思う。しかし、加藤さんは、学習者からのフィードバックを加味することで、自分の理想だけでなく、学習者にとっての理想的なコンテンツを実現しようとしている。 加藤さんが成長しようとしているのに、学習者が歩みを止めていたのでは、じぶんのビジネスをなかなか成功させることができないことは明らかである。加藤さんと共に成長できるのが、このセミナーの素晴らしいところである。   ここまでは、加藤将太のセミナーの「良いところ」を書いてきたが、つぎに、加藤将太のを受けるかどうか迷っている人が本当に知りたい情報をさらに話そうと思う。それは、セミナーを実際に受けている人が感じている、「改善できるところ」である。読み続けるには、広告の下の次の数字③をクリックしてください。   改善できるところ   加藤さんの次世代起業家育成セミナーの良いところを述べてきたが、彼のコンテンツも改善できるところがある。そのいくつかを紹介していこう。   (9)動画が編集・洗練されていない   次世代起業家育成セミナーの動画は、文字通りセミナーの動画である。加藤さんは、ホワイトボードに板書しながら、セミナーを進めていく。たしかに、実際のセミナーの臨場感を味わえるだけでなく、加藤さん自身の思考の流れを学ぶことができるので悪くはない。しかし、セミナー動画が一寸の編集もされていない(訂正追記を除く)ため、無駄な空白時間が多い。 一度動画を見ただけで内容が理解できる物であれば、これでもいいのかもしれないが、加藤さんの動画は内容が濃い。とくにぼくのようなビジネスの素人は一度視聴しただけでは理解できない。動画を繰り返し視聴し学ぶ必要がある。これはつまり、繰り返して学習する人にとっては、無駄な空白時間も繰り返されるということである。学習・理解にかかる時間を最短にするためにも、セミナー動画を編集・洗練させるべきである。特に加藤さんは時短をセールスポイントにしているので、ことさらである。   (10)「ん?」となることがある   次世代起業家育成セミナーを視聴していて、総時間の0.1%ぐらい「ん?」となり、分からなくなることがある。これには、ふたつの原因がある。 ひとつ目の「ん?」の原因は、加藤さんが説明している内容を理解するための前提知識が、視聴者に足りないこと。つまり、次世代起業家育成セミナーの内容をすべて理解するには、やはり少しの知識が必要なのである。幸い、視聴者の前提知識を必要とするケースは、加藤さんが脱線しているときに多く見られるので、あなたの学習の大きな障害になることはない。 ふたつ目の「ん?」の原因は、加藤さんの疲労である。加藤さんのセミナーは、一度に長時間行われたものが多いため、講師の加藤さん本人が疲れてしまい、頭が回らなくなり話の内容が「?」となることがある。これは、人間である以上仕方のない事ではある。それでも、セミナーの99.9%は論理的に話されている。 加藤さんのセミナーは総じて、初心者でも分かるように作られており、「ん?」が学びの障害になることはない。   (11)じぶんが学びたいこと以外も学習する   ぼくはインターネットビジネスを学びたいと思い、加藤さんのセミナーを受け始めた。しかし、世の中にはインターネットビジネスだけがビジネスではない。たとえば、物販や美容師など、インターネットだけでは完結しないビジネスもある。 次世代起業家育成セミナーはオンライン(Online)だけでなく、オフライン(Offline)のビジネスも教えている。そのため、ぼくのようにインターネットでビジネスをしたい人には、オフラインのビジネスを学ぶことは少々遠回りに感じられることがある。それでも、オフラインのビジネス知識が、自分のオンラインのビジネスに生かせることもあるので、時間の無駄ではないだろう。   (12)ウェブ試験で高得点を取るためには、記憶が良くなければならない。   先述したウェブ試験だが、この試験で高得点を取るには記憶が良くなければならない。ウェブ試験は選択問題(MCQ)だが、設問の内容だけを読んで、正しい答えに辿りつけないことが多くある。その場合、正しい答えにたどり着くためにセミナー動画の内容を覚えておかなければならない。セミナー動画が長時間なので、その内容を記憶しておくことはとても困難なことである。理想的には、設問の情報だけで正しい答えを導き出せる問題が出題されるウェブ試験である。   (13)それなりの投資が必要である   加藤さんの次世代起業家育成セミナーのすべてのコンテンツにアクセスするには、それなりにお金の投資が必要となる。正直、手軽に出せるような値段ではない。   しかし、成功にはお金を投資しなければならない。なぜなら、お金で成功までの時間を買うことが大事だからである。現代は、時代が変化するスピードがとても速い。これだと思ったビジネスをゆっくり作り上げていたのでは、他の競争者に出し抜かれるだけでなく、そのビジネス分野がすたれてしまう可能性もある。お金の投資は、「ビジネスを立ち上げるまでに必要な時間」を買うことができる大切な行動である。 値段だけで、自分の夢であるビジネスを諦めてはいけない。そのことを、たとえ話で理解してもらおうと思う。 もし、あなたの手元に、ハーバード大学からの無条件入学許可書が届いたとします。あなたはハーバード大学に入学しますか? ハーバード大学は、アメリカにある世界的トップクラスの大学です。そんな大学を卒業したあとのメリットを思い描いてみてください。ハーバード大学卒のあなたが、就職面接で有望視されることは想像にかたくありません。また、大学時代に出会った同級生は卒業後も、仕事や生活の面であなたに大きなプラスとなるでしょう。 でも待ってください。ハーバード大学の授業料は高いです。年間約400万円です。あなたは値段が高いというだけでハーバード大学入学を断念しますか?おそらくほとんどの人は、ハーバード大学に行くメリットが大きいと判断し、どうにかしてお金を工面することを考えると思います。 加藤さんのセミナーも同じようなものだと思ってください(☚年間400万円、みたいな莫大な出資ではありませんのでご安心ください)。すべてのコンテンツを学習しようとすると、値段は安くありませんが、セミナーを受けることで手に入る将来のメリットを考えるとその値段に見合うだけのコンテンツを提供しているとぼくは考えています。   結論   結局、加藤将太の次世代起業家セミナーは買いなのか? ぼくの個人的な考えは、もしあなたが次の13のチェックリストに7つ(つまり半分)以上の丸印(つまりYESと答えたら)を入れたとしたら、買いだと思う。   番号 チェックリスト YESは〇を入れる。 1 わたしはビジネスの知識・経験が無い 2 自分のペースでビジネスを学びたい 3 実績のある人からビジネスを学びたい 4 ビジネスに必要なマインドとスキルを学びたい 5 挫折をしたくない 6 良質かつ豊富なコンテンツから学びたい 7 じぶんが進歩しているか確認したい 8 成長していきたい 9 すこしの時間のロスを受け入れることができる 10 完ぺきではないことを受け入れられる 11 自分以外のビジネスを知ることも大事である 12 記憶力はいい方だ 13 成功には投資は必要だ 14 仮想通貨に興味がある     7つ以上〇がついた人は、まず加藤さんがやっているキャンペーンナーの案内を読んでみましょう。凄いプレゼントももらえるキャンペーンもやっています(⇒プレゼントを釣りにしたく無かったので、記事では一切触れませんでした)   次世代起業家育成セミナーの入口はこちら↓↓↓  

【世紀の一戦】ごとうひろみち 対 Atsueigo

  えー、巷では名須川天心対フロイドメイウェザーの世紀の一戦がもっぱらの話題です。英語の世界も負けてられん、と【世紀の一戦】ごとうひろみち 対 Atsueigo を(一方的に)実現させました。それでは、前置きを含めてどうぞ。   ☆★☆★☆★☆★   オーストラリアの医学部を卒業した後、日本に一時帰国し、総務省の異能vationのイベントに参加したり、Urdocアプリの創始者と対談したり、日本の医学生に臨床英語のセミナーを開いたり、東大で先生をしている友人にサインをもらったり、1日5~8時間ぐらい東京の町を当てもなく歩いたりした。   オーストラリアにとんぼ返りする直前にAtsueigoさんの東京トークライブに参加してきた。今回の記事では、トークライブでのAtsueigoさんの印象や、Atsueigoさんがこれから挑戦しなければならない問題を提起していく。記事の流れはこうなっている。   Atsueigoとは誰なのか? ごとうひろみちとは誰なのか? Atsueigoのトークライブと彼の英語力 Atsueigoに挑戦状を叩きつける 挑戦状の先にあるもの   まずは、自己紹介から。Atsueigoさんを知らない方のために、彼のことを簡単に紹介しておく。   Atsueigoとは誰なのか? 以下、Atsueigoページより抜粋。   ...

オーストラリアの医学部に進もうかと考えている日本の女子高生からの悩みに、ごとうひろみちが答えてみた

  ぼくのブログには、オーストラリアで医者になりたいというコメントがたくさん寄せられます。そのほとんどは、具体的なプランが無いなど、どうやって返信をしていいのか分からないものが多いです。 そんな中、オーストラリアの医学部に行くことを真剣に考えている日本の女子高生からお便りをいただきました。丁度、深夜勤務明けのお休みの日にお便りをいただいたこともあり、ぼくも真剣にコメントを返してみました。 以下、高校生からの文章を太字にして、パラグラフごとにぼくなりの返事をしています。   こんにちは、初めまして。 ⇒初めまして。   今回は大学進学について悩んでいたところ、このサイトと出会い、ぜひ助言をいただきたくこの文面を書いています。拙い文章力で申し訳ありませんが、しばらくお付き合いください。 ⇒この時点ですでに文章力の高さを感じます。   私は広島在住の18歳で、将来の夢は小さな頃から医師になること、「人の命を救うこと」でした。昨年高校を卒業し、高校では日本の文部科学省規定の学習ではなくIBディプロマを取得しました。英語でBiologyやChemistryなど、様々な科目を学習してきた私でしたが、自分の英語に日本人の中では話せる方であったとしても、nativeと戦っていけるほどの自信はなかったので、そのまま日本の大学(subject requirementの関係で一校のみ)を受験しました。しかしscoreがrequirementに及ばず不合格に。医師の道を諦めるという選択肢はなかったので、IB生では異例の浪人を決意し、IBの最終試験の再受験のための勉強(自宅にて)とセンター試験のための勉強を一から(予備校にて)並行して行い、無事IB scoreはrequirementを越え、今年はセンター試験の点数も持っていたため、昨年受験した大学を含め三校受験しました。一週間ほど前に開示された結果は全校不合格でした。 ⇒IBディプロマというものがあるんですね。知りませんでした。まずは、IBディプロマ修了おめでとうございます。大学受験は残念でしたが、前に進んでいる(行動している)ので全く問題ありません。今は胸が痛いかもしれませんが、数年後にはこの経験があったからこそ「自分」のアイデンティティが確立されたと思えるようになります。   合否発表前より、全て不合格だった場合にはどうするかを考えており、以下の2つが家族の中でも濃厚な線でした: 1. ハンガリー医科大学時事務局を通じてハンガリー国立大学医学部を受験し、進学。卒業後は日本の医師国家試験を受験(卒業と同時に受験資格は得られる)し日本で医師として働く。 ⇒ハンガリー医科大学事情は詳しく知らないのですが、確か留学生の留年率が50%だったような気がします。つまり、毎年、半分の同級生が留年するというとても大変な道のりです。このことを考えると、日本で浪人をして日本の医学部に行くほうが時間的・金銭的にベターかも、という可能性も見えてきます。 追記:留年率は66%でした。過去記事を参照。   2. オーストラリアの大学に進学し(昨年の段階で合格はもらっていたため)、学士をとった上で帰国、日本の国立大学医学部へ学士編入し、日本で医師として働く。元来私は日本で医師になることを目標にしていたので、このどちらかを考えていました。しかし、高校の先輩で今オーストラリア・ブリスベンで看護師として働く方と話す機会があり、とても生き生きと自分の夢に向かって走っている彼女の話を聞くと、この先輩のようになりたい、オーストラリアに進学したいという気持ちが強くなりました。 ⇒オーストラリアの大学合格おめでとうございます。パチパチ!素晴らしいです。オーストラリアで学士を取った後、日本の医学部に編入する選択肢も現実的です。おそらくですが、オーストラリアで学士を取ると、そのままオーストラリアの医学部(大学院コース)に進みたくなるかもしれません。これも、選択肢の中に入れておいてください。   両親も私が医師になる夢はずっと応援してくれているので、日本での進学の道がほとんど閉ざされてしまった今、オーストラリアへの進学を前向きに考えてくれています。 ⇒両親が応援してくれるのは、すごくプラスです。ぼくは、誰からも応援されることなく医学部受験をしたので、両親が応援してくれたら、もっと高い点数を取ることができたかもしれません。   ただ、master courseの学費の高さや、(学費を安くするための)永住権取得の難しさ、そしてオーストラリアで日本人が医師になることの現実性など、本格的に考えれば考えるほど、実際に医師として働けるなど夢のまた夢のように思えてしまっています。 ⇒学費の高さは、とても重要なポイントです。最近では、クラウドファンディングなどで学費を捻出する強者もいるようですが、ほとんどの人は高い学費が払うことができずに医学部に行くことを断念します。ぼくもその例にもれず、医学部を3度受験し3回合格したにもかかわらず、永住権が無かったために2回入学を辞退しています。ここをどうクリアするかは、経済事情によりますので、ご両親とよく議論されることをお勧めします。オーストラリアで日本人が医師になることの夢のまた夢と表現されていますが、オーストラリアで働く日本人医師はちらほらいます。例が少ないために、「無理なんだ」と思い込んでいるだけだと思いますよ。前例が無ければ自分が最初の例になればいいだけのことです。   一番の夢が「人の命を救うこと」である以上、医師になれる確率が高い道、という考えで進学先を決めるとすると、上記のようにハンガリー -> 日本、もしくは学士編入が良いのでは、という考えが両親の中では強いようです(医師として働けるようになるまでの年月も踏まえて)。 ⇒日本で医師になることを前提にハンガリーへ留学する人が多いことは認知しています。詳しいことは知らないのですが、ハンガリーの医学部には日本の医師国家試験の勉強もしている医学生が周りにいるらしいです。この点において、オーストラリアよりもハンガリーのほうが有利かもしれません。というのも、オーストラリアの医学部には日本人の医学生はゼロですし(いるのかなぁ?)、周りに日本の医師国家試験の勉強する人はいません。アメリカのUSMLEを受験する人は少ないですが存在します。   私の一番の希望は、オーストラリアでbachelorをとり、その後永住権をとった上でmasterに進む、という道ですが、masterへの進学が叶いそうにない(永住権を取れそうにない)場合は、bachelorだけでもオーストラリアで取得し、そこからハンガリー/日本の医学部へ進学/編入したいと考えています。*bachelorに関してはメルボルン大学またはUQのbachelor of...

最新のブログ記事

丹精込めて書きました

オーストラリア医師、レジストラを振り返る(パート5:リハビリ科)

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オーストラリア医師、レジストラを振り返る(パート4:コロナウイルス病棟)

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オーストラリア医師、レジストラを振り返る(パート2:急性疾患医療)

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オーストラリアで総合医になる必勝方法

  ぼくには、「オーストラリアで温かい医者になる」という夢がある。この夢の旅路に就くまでのその道は、控えめに言っても、紆余曲折で満ち溢れていた。   ごとうひろみちの紆余曲折の人生に興味のある方はこちらをどうぞ。 ↓↓↓↓↓↓   オーストラリアの医学部を一年休学した後に卒業し、ぼくは現地の病院に就職した。現在は、医師3年目のペーペー Registrarをやっている。通常、オーストラリアで言うRegistrarは「専門医になるための訓練を受けている医師」を指すのだが、ぼくはいまService registrarという少し変わったポジションで働いている。Service registrarは、特定の専門のトレーニングプログラムに入っているわけではないが、病院側が働き手が一時的に足りていない分野に送り込むRegistrarのことを指す。オーストラリアの医師のハイラルキーに興味がある方は、過去記事『オーストラリアのインターン医師になったらやらなければならない6つのこと』をどうぞ。   インター医師よりも経験はあるが専門をまだ決めかねている医師は、このService registrarとして働くことが多い。そして、Service registrarとしてインターン医師よりは重い責任を負いながら、どの専門に進むかを考えている。どの専門に進むのかを決める要因は千差万別で、流行りの専門を選ぶ医師がいたかと思えば、朝の問診が嫌いだからという理由で救急医療を選ぶ医師がいたりする。色々な思惑と背景を持った医師がいる以上、これさえ押さえておけば専門医トレーニング選びに後悔しない、というものはない。 ちなみに、医学部に入ったときにこんなフローチャートが授業で出てきたが、あながち間違いではないような気がする。専門を迷われている方は参考にするといいかもしれない(が、あまり気にする必要もないと思う)。     オーストラリアのインターン医師は、大きく分けて外科、内科、救急、精神科のローテーションを通じて医師としての一般的なスキルを磨く。3年という限られたインターンシップの期間中に、すべての科を回ることは不可能である。あらかじめ「~科で働きたいなぁ」と思っている医師は、病院側にその科に優先的に回してもらうことをお願いする。また、「~科には興味がない」ということを病院側に伝え、それ以外の科に回してもらうこともできる。   ぼくは医師として以下のローテーションを回ってきた。 1年目 内科(記事) 移植外科(記事) 救急(記事) ...

オーストラリア医師、レジストラを振り返る(パート1:リハビリ科)

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