肌に触れるそよ風がすこし肌寒く感じる、
今日この頃のパースです。
パースでも、
「バレンタインデーは恋人たちの日」
的な感じがあります。
日本のようにチョコレートを渡す
という習慣は無いのですが、
素敵なレストランに女性を招待して
その場でバラの花束を渡している男性を見ました。
照れている女性の赤くなった頬が、
ピンク色のバラと同じように震えていました。
ぼくはそのレストランにたまたま、
モデルのようなスタイルをした妖艶な女性と
楽しく食事をしていた、
わけではありません。
レストランのそばの浅橋からひとり、
釣りをしていただけです。
ぼくのバレンタインデーの愛の香りは、
手のひらのなかに残ったフラットヘッド(コチ類の魚)の
ぬめりだけでした。
釣りもほどほどに家に帰ったあと、
シェアメートのみんなにバラの花束を贈りました。
3人の女性と暮らしているぼくは
すこしでもいい関係を保てるように努力をしています。
花束は、
ホストファミリーの庭から摘んで
ホストマザーと一緒にフラワーアレンジしたものです。
シェアメートはとても喜んでくれて、
目をつぶってバラの香りを嗅いでいました。
バレンタインデーの曲で好きなのは、
Paul McCartneyのMy Valentineです。
映画だと、ジョアン・ハリスの小説を映画化した「ショコラ」です。
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