オーストラリアの医学部、最終学年の2発目の研修先は緩和ケア

 

医学部最後の年。一発目の研修先は麻酔科だった。これまでの医療研修のなかでも、熱心に教えてくれるお医者さんが多い専門科研修だった。

 

麻酔科の研修が終わると、間髪入れずに緩和ケアの研修が始まる。麻酔科で学んだ薬物がダイレクトに応用されているので、学習が一層強化される。

 

ぼくが配属されたのは、Royal Perth Hospitalという、パースのど真ん中にあるTeaching Hospitalである。

 

緩和ケアの概要をざっと見ておこう。

 

 

緩和ケアの研修は1週間しかないが、医学生に期待されている臨床体験は次のようなものである。

 

 

卒業試験に出題される範囲は、次のようになっている。(試験に出るとは書いていないけど・・・)

 

 

緩和ケアの臨床研修の成績は、次の課題となっている。丸で囲まれている部分は、卒業試験(筆記と実技)の説明をしている。

 

 

 

緩和ケアは他の専門科とは異なり、患者さんを病気の対象としてではなくBiopsychosocial-spiritual beingとして捉え、その枠組みの中で医療がどんなサービスを提供できるかを考える医療である。目の前の木を見るだけでなく、その木が属している森も見なければいけない。言うのは易しだが、行うは難しだ。

 

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『高校中退⇒豪州で医者』をいつも読んでいただき誠にありがとうございます。著者・ごとうひろみちに興味を持ってくれたあなたのために、詳しい自己紹介を←ここでしていますので、どうぞご覧ください。

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