ぼくは、医学部を1年休業し、いま福岡で生活をしている。日曜日になると、大濠公園でやっているタッチラグビーをしている。最近は猛暑で、1ゲーム当たりの時間がとても短い。長くすると、日射病に簡単になってしまうからだ。それでも、老若男女が一緒にプレーできるタッチラグビーでワイワイしながら汗を流している。
大きな木の下の日陰で休んでいると、メンバーが「起業」のことについて話をしていた。話を聞いてみると、「福岡は、起業サポートが充実していて開業率が高い」らしい。実際にどれぐらいなのか調べてみると、福岡市の開業率は日本1位で、しかも若い起業家の割合が一番高い(福岡アジア都市研究所)。
若い人がどんどん起業している背景には、福岡市長の政策や、スタートアップカフェに代表されるような市全体でのサポートがあるようだ。福岡市全体で起業を促進させることで、雇用が生まれ、新しい商品やサービスによって市民の生活の質も高まることが期待されているという(日経ビジネス)。注目度の高い福岡発の会社を知りたい方はこちらをどうぞ。
たしかに、福岡で活発な起業家が生まれていることが分かる。昨今は、サポートの充実だけでなく、起業自体が容易になったこともある。1円企業というものまである。簡単に起業できることができるのは嬉しい事だが、ぼくら起業家にとって一番の関心事は、起業することではなく、ご飯を食べていけるのかということである。
企業生存率(立ち上がった会社が潰れてしまう確率)を調べてみると、数値にばらつきがあるものの、起業した人の95%が10年以内に会社を畳むようです。ビジネスには様々な形態があるため、一概には言えないかもしれませんが、廃業する人に共通することは「持続的に稼ぐ仕組み」を持っていないということに尽きるのではないかと思う。
ぼく自身、まだ起業したばかりで大きなことは言えないが、起業家たちは「持続的に稼ぐ仕組み」を作ることに最大限の労力と時間をかけるべきだと思っている。ほとんどの起業家は、お客さんに最高のサービスを提供してさえいれば、自然に利益は上がり、会社も安泰だと考えている。確かに、お客さんをないがしろにしたり、搾取したりする会社は長くは持たないだろう。しかし、廃業する会社のほとんどが「お客さんに最高のサービスを提供しようとしているのにもかかわらず廃業している」とぼくは推測している。
お客さんを大事にしているのに会社が潰れてしまう理由をぼくに教えてくれたのが、起業・ビジネスの世界で急速に実績を積んでいる加藤将太さんである。加藤さんによれば、廃業へと追いやられる起業家は「持続的に稼ぐ仕組み」を持っていないという。だからぼくは、医学部を休学している間、加藤さんが展開している「次世代起業家育成セミナー」に参加し、この仕組みの外枠を作り上げようと頑張っている。
ところで、最近になって、加藤将太さんから最近連絡があった。これまでのセミナーをはるかに超える「あなたを1億円稼ぐ起業家に育てるプロジェクト(仮名)」を考えているという。まだ詳しい内容は知らされていないが、これから追々お伝えしていこうと思います。起業やビジネスに興味がある人にとって有益な情報を提供できれば幸いです。