商標が思ったよりも身近だった件

 

トランプ米国大統領がツイッターで使った covfefe という単語が商標登録された。Coverageという単語の入力ミスがcovfefeになったという説が強いが、この単語はロシアとの間で取り交わされる暗号だという説もある。

 

「covefefe」の画像検索結果

出典:Twitter

 

Urbarn Dictionaryにはすでに、covfefe が登録されている。このサイトによると、covfefe には7つの意味がある。

 

(1) Covfefe is the once secret name of an ancient tentacle monster that white supremacists fornicate with.

(2) When you want to say “coverage” but your hands are too small to hit all the letters on your keyboard.

(3) Fuck it, I give up.

(4) Rumored to be Donald Trump’s 2020 presidential slogan.

(5) How to make America great again.

(6) No one really knows yet, but the President of the United States of America used it in a tweet so it must be a bigly important word. It must be YUGE somewhere as he knows all the best words.

(7) Covfefe, Russian word that translates literally as ‘I quit’ or ‘I leave’ or ‘I resign.’

 

 

ぼくは興味が無いので意味を知らないままスルーし、Covfefeが商標登録されたことに話題を戻します。

 

Covfefeという言葉はトランプ米国大統領が放ったものですが、この言葉を商標登録した人は実はトランプ氏自身ではありません。トランプ氏の側近でもありません。トランプ氏の知り合いでもありません。もはや、アメリカ人ですらありません。

 

Covfefeという言葉を商標登録したのは、スウェーデン人のパー・ホルクネクト(Per Holknekt)氏で、Odd Mollyと呼ばれる衣料ブランド会社やその他複数の会社を経営する企業家です。ホルクネクト氏に興味がある方はこちらをどうぞ(Wikipedia)。

 

今回、ホルクネクト氏がcovfefeという言葉を商標登録することで、ブランドを一気に認知させようとしたという見方が強いようです。ホルクネクト氏の件とはかかわりが無いのかもしれませんが、この「先に商標登録する」ことには別の側面があります。

 

というのは、商標を先に登録しておいて、商標を先に登録されてしまった人・企業に対して「この商標欲しいんだろ、売ってほしいんだろ?」とお金を請求するビジネスが存在するのです。

 

最近の日本でもピコ太郎氏の「PPAP」が、上田育弘氏によって商標登録された問題がありました。

 

 

商標を先に登録すること自体が問題なのではありません。商品が出来上がるまでに時間やお金がかかる場合、商品名が先にリークする可能性もあります。リークによる損益を防ぐために商標を先ず登録する行為は正当です。

 

しかし、商標とは基本的に商品に付与するブランド名であり、そこには商品がまず存在しなければなりません。「先に商標を取得する」人は、明確な商品を持っている(もしくは商品開発をお金と時間をかけて行っている)ことを証明することができなければ、商品を持ってビジネスを行いたい人から見れば営業妨害をされていると思われてもおかしくはないでしょう。

 

実は、ぼくも今商標申請を行っているのですが、上田氏が同じような商標を申請しているんですよねぇ。もちろん営業妨害をされているとは言いませんが、PPAPの件もあるし、本当に商品を持っているのか(商品開発にお金と時間を投資しているのか)疑問の念が拭えないんですよね。この商標の件がどう展開していくのか興味はありますが、どう考えてもプラスに働くとは思えないぼくは悲観的な人間なのでしょうか?

 

ただ、ぼくの夢「日本人の英語を変える、ノンネイティブの英語を変える」を叶えるために、どうしても商標が大事になるので、これは避けては通れない道なのだ。

 

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衝撃映像、顔赤らめながら公開

  ぼくはオーストラリアで医者の仕事をしながら、実は、日本政府の総務省が行っている異能vationに協賛企業として参加するという別の顔も持っている。ぼくの会社は「日本人の英語をネイティブにする」ことをゴールにビジネスを展開している。   99%の日本人が英語試験の点数を上げることに躍起になっているなか、ぼくは15年近くにわたって民間の英語試験の点数を上げても英語で夢を叶えることはできませんよ、と警鐘を鳴らし続けている。   現状を批判するアプローチだけではつまらないので、現状を打破し「日本人の英語をネイティブにする」アイデアに賞を授与する活動も行っている。   ところで、ジェネレーションアワードの企業特別賞のなかに、SPELL MASTER スペルマスター : 「英語学習」を「魔法学習」へ変える魔法陣 というものがあったのを、あなたは気づいただろうか?     ぼくはこの作品を見たときに、その可能性に一目惚れしてしまった。ちなみに、授賞理由はこう書いている。 SPELL MASTER スペルマスター : 「英語学習」を「魔法学習」へ変える魔法陣 は、子供たちが生来的に持つ冒険心と夢見る心を育みながら、日本人(英語ノンネイティブ)でも英語を使って自分の夢を実現できるのだと信じられる大人へと成長させる可能性を秘めた、まだ世に出ていない魔術師的ツール。 子供たちが英語に持つ感情を大きく変えてくれる、と直感したのだ。   https://www.youtube.com/watch?v=eawi7FTXHug   現在のところ商品化には至っていないが、ぼくは何かを生み出そうとしている若い人に何かしらの支援をしようと思い、この度僭越ながら異能vationのジェネレーションアワードの企業特別賞を通じて、「日本人の英語をネイティブにする賞 - iTELLian Award」を授与させていただいた。 ほぼ100%の参加者がスーツ姿で出席する中、ぼくだけが医者のコスプレをして授賞式に参加するという衝撃映像がこちら(実際医者だけど、オーストラリアでは白衣を着る医者はほとんどいません)。来年は、ナースにしてみようかなぁ。   授賞式が開催されている間、共同受賞者のわたなべきよたか君(中央)と色々お話をさせていただいた。また、右端の上田学さん(超、気さく)とも知り合いになり、日本人の英語をアップデートするためのアイデアを議論させていただいた。   ちなみに、共同受賞者のわたなべきよたか君の背後にある「異能vation」は、書家師範・石川溪雨さんが潤筆したもの。少しだけお話をさせていただいたが、興味深い研究をされている面白い方だった。 書家師範・石川溪雨 出典:異能vation   話をしてみたい人がもっといたが、イベントそのものの時間がどうしても足りないのと、異能な方たちはもっと時間が無いのか、異能vationの会場をさっさと退場されていた。来年は、Yes!で同じみの高須克彌先生にご挨拶したい。   😃✌️ https://t.co/NV6jzuMhgp — 高須克弥 (@katsuyatakasu) October 31, 2019    

2016年熊本地震を受けてオーストラリアの医学生がやっていること

  このたび、熊本地震により、 被災された皆様に 心よりお見舞い申し上げます。   東北沖地震の時は、 被災地でボランティア活動をすることができましたが、 いまは距離と時間の関係で被災地に行くことができません。   また、自分は貧乏学生であるため 物資・経済的支援を行うこともできません。   そこで、 被災者の方に自分に何ができるを考えたところ、 あるアイデアが頭に浮かびました。   そのアイデアとは、 「被災地で英語を勉強している人たちに自分の英語オンラインコースを無料で提供する」 というものです。   英語を勉強したくても、 書籍をダメにしてしまった、 家がなくなってしまったという人がいる のではないかと想像しています。   そんな人のために ぼくなりの支援をしたいと思っています。   ぼくの支援活動を 被災者の多くの方に知ってもらうために、多くの方に 次の3つのステップを お願いしたいと思っています。   ステップ(1)「無料英語コミュニティ」に登録をする。(Facebookなどのアカウントで登録するのが楽です)     ステップ(2)ご自分のアカウントから「友達を招待する」を選んで、知り合いや友人の方に招待メールを送ってください(1度に20人まで招待状を送れます)     招待状の送り方(すみません。説明部分の日本語化がまだ済んでいません)   ステップ(3)そして同じように、友達にも同じように登録してもらい友達の友達に招待メールをしてもらう。   友達から友達へ招待状を送ることで、 ぼくとはつながりを持たない被災者の方にも ぼくなりの支援活動を知ってもらえるのではないかと願っています。   英語コースを無料で提供することは簡単なのですが、 支援を必要としているひとを探すことはとても困難です。   ただ、友達の友達をたどっていけば、 その人たちにたどり着けるのではないかと考えております。   いまは英語の勉強どころではないのかもしれませんが、 これがぼくにできる唯一の支援活動です。   皆さま、ぜひとも力を貸していただければ幸いです。   登録をされた方は、 グループ『熊本を応援するモン』を通じて あなたなりの復興支援につなげてください。   登録することが億劫だという方は、 Facebookの会社ページを「いいね」したり、 この記事をFacebookなどで シェアしていただけたら幸いです。   よろしくお願いいたします。 心から。   ごとうひろみち(地元福岡。親父の地元は熊本南関)   以下、株式会社道(タオ)を通じてのメール   <2016年熊本地震により被災されたお客様への特別措置に関するお知らせ>   平成28年(2016年)熊本地震により、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。   株式会社道(タオ)は、このたびの熊本県熊本地方の地震に係る災害救助法が適用された地域のお客様を対象に、「日本人の英語を変える」英語オンラインコースの無料化を実施することといたしました。   ■対象のお客様 熊本県熊本地方の地震に係る災害救助法が適用された 以下地域のお客様。 【熊本県】 熊本市、八代市、人吉市、荒尾市、水俣市、玉名市、山鹿市、菊池市、宇土市、上天草市、宇城市、阿蘇市、天草市、合志市、下益城郡美里町、玉名郡玉東町、玉名郡南関町、玉名郡長洲町、玉名郡和水町、菊池郡大津町、菊池郡菊陽町、阿蘇郡南小国町、阿蘇郡小国町、阿蘇郡産山村、阿蘇郡高森町、阿蘇郡西原町、阿蘇郡南阿蘇村、上益城郡御船町、上益城郡嘉島町、上益城郡益城町、上益城郡甲佐町、上益城郡山都町、八代郡氷川町、葦北郡芦北町、葦北郡津奈木町、球磨郡錦町、球磨郡多良木町、球磨郡湯前町、球磨郡水上村、球磨郡相良村、球磨郡五木村、球磨郡山江村、球磨郡球磨村、球磨郡あさぎり町、球磨郡苓北町   道(タオ)は、「英語で成功する」夢を追い続けるあなたを応援しています。詳しくは、itell.tao@gmail.comまでお問い合わせください。対象者様の確認後に無料化クーポンを発行させていただきます。   株式会社道(タオ)社員一同、一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。   株式会社道(タオ)     出典:www.amazon.co.jp    

日本の英語教育の問題の核心に迫る!高校英語についていけなくてもオーストラリアで医学生になれたぼくが提言する解決案

  日本の英語教育は、2020年からの民間英語試験の導入により激動の変化を迎えることが予想される。その変化がもたらす結果が良いものであるか悪いものであるか、それは蓋を開けてみなければ分からない。   日本政府が英語教育の改革を暗中模索で進める中、二つの書籍が政府の改革を痛烈に批判している。ひとつは阿部公彦著『史上最悪の英語政策-ウソだらけの「4技能」看板』。もうひとつは鳥飼玖美子著『英語教育の危機』である。   史上最悪の英語政策 英語教育の危機     今回の記事は、毎日新聞に掲載されていた沼野充義氏による二つの本の書評をもとに、そこから見えてくる「日本の英語教育の問題」を浮き彫りにし、そしてその問題にどう取り組めばいいかという具体的解決案を、高校英語についていけなかった現役オーストラリア医学生が提案する。   注意:本当は書籍を直接読みたいのですが、電子書籍版がまだ出ていないため、オーストラリアにいるぼくにはアクセスがありません。   沼野充義氏による書籍『史上最悪の英語政策-ウソだらけの「4技能」看板』のまとめ   沼野充義氏のまとめはこうだ。 (1)外部試験の導入しても若い世代の英語力の向上につながるという保証はない。 (2)受験料や予備校などの経済的負担が増し、富裕層と貧困層の社会格差が広がる。 (3)スピーキングテストの客観的採点は難しい。   沼野充義氏による書籍『英語教育の危機』のまとめ   次に、沼野充義氏による書籍『英語教育の危機』のまとめはこうだ。 (4)英語教育改革により文法・訳読偏重から英会話偏重へと舵を切った。 (5)英会話を重視してもいっこうに成果が上がらないことが深刻な問題。 (6)英語を教える人材も環境も整っていない。   高校英語についていけなくてもオーストラリアで医学生になれたぼくが提言する解決案   (1)外部試験の導入しても若い世代の英語力の向上につながるという保証はない。 ⇒現在の英語試験の成績は、受験者が英語で社会的な成功を収められるかどうかと無関係。ゆえに、英語試験が満点でも、その人の英語が個人の夢の実現や社会に役立つかどうかの保証はない。ぼくが提案するのは「成績が上がれば、受験者が社会で成功できる確率が上がる英語試験」。👈こんな試験をぼくは開発しています。こうすればいいという具体案があるのですが、こんな考えを持っている人がいないので孤独と戦いながら実現に向けて頑張っています。試験にはこちらで触れています。   (2)受験料や予備校などの経済的負担が増し、富裕層と貧困層の社会格差が広がる。 ⇒上で述べたように、現在の英語試験の成績は、受験者が英語で社会的な成功を収められるかどうかと無関係である。経済格差は試験の成績に大きな影響を与えるが、英語力の格差に変化はほとんど生まれないだろう。ぼくはが提案するのは「成績が上がれば、受験者が英語で成功できる確率が上がる英語試験」の無料化である。そして、それに加え、従来の英語試験の高得点の取り方が分かる「日本人の英語を変えるオンラインコース」の導入である。👈このサービスはまだβ版ですが、すでに実現しています。詳細はメルマガからどうぞ。   (3)スピーキングテストの客観的採点は難しい。 ⇒客観的採点がどんなものか定義していないから採点が難しくなる。テストで求められているパラメーターを限定し、テストを行えば採点は可能である。また、AIの技術を使えば、スピーキングの採点を自動で行えるようになるはずだ。ぼくはが提案するのは「成績が上がれば、受験者が英語で成功できる確率が上がる英語試験」である。👈AIの関係者と共同開発できる日を待ち焦がれながら、こんな試験をぼくは日々開発している。試験にはこちらで触れています。   (4)英語教育改革により文法・訳読偏重から英会話偏重へと舵を切った。 ⇒文法と会話は切り外せない。文法or英会話ではなく、文法and英会話でなければならない。しかし、すべてのスキルを一度に実現しようとするから英語教育に失敗するのである。ぼくが提案するのは「成功者に共通したスキルを10年かけて若い世代に教える英語教育」である。👈このフレームワークはすでにできており、小学生から始めて大学を卒業するころには、英語を使って社会に立派に出ていくことが出来る人材に成長性している。これは日本政府が求める「グローバル人材」である。ぼくが提案する教育フレームワークの詳細はメルマガからどうぞ。   (5)英会話を重視してもいっこうに成果が上がらないことが深刻な問題 ⇒英語は4技能「読む・書く・聞く・話す」から成り立っている。ひとつのスキルに集中しても英語力は上がらない。それよりも深刻なことは、英語の4技能を身に付けて何をするのか?という大事な答えが日本政府の教育方針から抜けていることだ。ぼくが提案するのは「英語を勉強するのは、世界でリーダーになるため」という明確なゴールである。ちなみに、このゴールを実現するフレームワークが、上で述べた「成功者に共通したスキルを10年かけて若い世代に教える英語教育」である。教育フレームワークの詳細はメルマガからどうぞ。   (6)英語を教える側の人材も環境も整っていない ⇒これはとても深刻な問題である。民間試験が導入されることで、教員たちも英語試験の点数の向上に躍起になるだろう。しかし、現在の英語試験の成績は、受験者が英語で社会的な成功を収められるかどうかと無関係なのだ。いくら先生たちが英語試験の成績アップのスキルを若い世代に教えられることが出来ても、残念ながら、英語で世界をリードする人材は生まれない。ぼくが提案する解決案は、上で述べた「成績が上がれば、受験者が社会で成功できる確率が上がる英語試験」と「成功者に共通したスキルを10年かけて若い世代に教える英語教育」の導入である。このふたつは、セミナー動画『なりたい自分に最短でなれる英語勉強法』とメルマガの中で触れています。👈期間限定で無料プレゼント中ですので、ご気軽にどうぞ。   https://www.youtube.com/watch?v=XCViXR2Mysk   最後に一言、ぼくは「日本人の英語を変える」という夢を持っている。それを実現するために現実的な取り組みをしている。しかし、ぼくの相手は強敵である。なかなか倒せない。そろそろ、同じ夢を持った仲間に出会いたいと思っている。そこのあなた。もしかして勇者では?魔法使いでは?商人では?戦士では?あなたに出会って、タララ、ラッターターの音を聞きたいものである。   https://www.youtube.com/watch?v=olX0esIeti4  

出願した商標が拒絶されたらやるべきこと

  夢を叶えるために商標出願した結果   「日本人の英語を変える、ノンネイティブの英語を変える」という夢を叶える一環として、商標を出願していることを過去に触れた。⇒詳しくは記事『商標が思ったよりも身近だった件』をどうぞ。   商標登録の合否の通達が来たので、出願までの流れと合否をここで包み隠さずお話ししようと思う。   まず、商標出願には、オンラインと書類のふたつがある。出願そのものは、オンラインの方がより簡便で安上がりなのだが、オンライン申請するまでの準備が面倒で、ぼくは結局書類出願を選択した。   といっても、法手続き申請をしたことが一度もないぼくは、一般社団法人福岡県発明協会に足繁く通い、支援担当者の方に色々教えてもらいながら商標の申請書を作成した。アドバイスは無料でいただける。事前に予約が必要だが、ページに担当者に相談できる日時が表記されているので、とても助かる。   PPAPの商標で一躍有名となった上田育弘氏が、ぼくが出願している商標に類似するものを提出していることなども相談をしながら、出願書を作り、12,000円の特許印紙を貼り付けて郵送出願した。   商標を出願した日は、2017年2月21日。出願の結果が送られてきたのが、2017年9月29日。結果発表までに7か月強の月日がかかった計算になる。出願中は、出願番号と識別番号が通知されたり、電子登録手数料の振込みぐらいで、とくに特許庁から質問を受けたりすることはなかった。   特許庁から書留で送られてきた書類を、ぼくはドキドキしながら開封した。ぼくの頭の中では、「あなたの出願したものが商標登録されました」という内容が書かれているものと思っていた。なぜだか分からないが、落とされる理由は無いと思っていたからだ。   ところが・・・   封筒の中の1枚目のピンク色の書類(発送目録)に拒絶理由と書かれていた。   出願した商標が拒絶されたらやるべきこと   えっ、ぼくの商標が拒絶?好きな子に告白して「ごめんなさい」と言われる時の10%ぐらいの悲しみがあった。しくしく。   ただ、好きな子に断られた時とは違って、商標の出願には拒絶理由通知書というものが送られてくる。その名の通り、なぜ拒絶されたのかが書かれている。福岡県発明協会の方によれば、拒絶理由通知書にはふたつのタイプがあるらしい。タイプ1は「てめぇ、こんな申請書二度と送ってくんじゃねぇ」という内容で希望が持てないもの。タイプ2は「ここを修正してくれたら再審査してあげるよ」という希望が残されたものらしい。(⇐「」はぼく個人の解釈です)   幸い、ぼくのもとに送られてきた拒絶理由通知書は、タイプ2のほうだった。いや~成長につながる拒絶は嫌いじゃないのよ、ぼくは。そうやって成長してきたからね、これまで。   ぼくは早速、拒絶理由通知書に書かれている補正案に従いながら手続補正書を書いた。 福岡県発明協会の担当者の方にも確認してもらい、手続補正書を作り上げ帰りの郵便局で郵送した。最初のように、特許印紙を貼る必要は無かったが、後日、手続補正書の電子登録手数料の振込願いが届くという。担当者の方によれば、結果発表は2か月ぐらいではないかということだ。   さて、商標出願が拒否されたら、あなたがやるべきことはたったひとつ。専門家と拒絶理由通知書に一字一句従って手続補正書を作成し、それを「俺、少しはマシな男になったよ」って言いながら投函することである。そうすれば、特許庁が振り向いてくれるかもしれない。  

ぼくのふたつの夢

  2016年も、あと数時間。   あなたにとって、 今年はどんな1年でしたか?   ぼくは、 「迷いと決断」の1年でした。   迷いの原因は、 「日本人の英語を変える」という夢、 そして「オーストラリアで医者になる」という夢が、 ぼくの頭の中でせめぎあいをしたからです。   2匹の大きなバイソンが ドスン、ドスンと大きな音をたてながら マジ喧嘩していました。   https://www.youtube.com/watch?v=uwwt_LuhKIs   ぼくの頭の中での戦いなので 静観することもできず・・・   結局は、 「留年したら、医学部継続」 「留年しなかったら、来年休学」 という決断を下しました。   その結果、   成績は良くありませんでしたが、 留年はしませんでした。   つまり、 2017年は休学することにしました。   休学ということは、 「オーストラリアで医者になる」という夢を 一時的に棚上げして、   「日本人の英語を変える」という夢 に時間と労力をかける 選択をしたということです。   それでは、 「日本人の英語を変える」 という夢を実現するために 何をするのか?   色々あるんですよ~、 サプライズが!   サプライズは、 2017年に全貌がわかると思います。   楽しみにしててくださいね。   それでは、 あなたが良い年を迎えられますよう 心よりお祈り申し上げます。   https://www.youtube.com/watch?v=bsRUb9uFzFw&t=2s     出典:AlexAlexandrov - DeviantArt  

「日本人の英語力の向上に一番貢献した人」は 誰ですか?

  あなたが考える 「日本人の英語力の向上に一番貢献した人」は 誰ですか?   <新たな試み> 1年間で 日本人の英語力向上に一番貢献した人に、 iTELLian Award を 贈ることを計画しています (予定12月)。   <受賞メリット> (1)初代 iTELLian Award の名誉あるアワード (2)iTELLian Course 無料 (3)iTELLian Teacher として招待され、独自の英語オンラインコースを100%の利益還元でオープンできる (4)オンラインコースの開設をフル・サポート (5)ブログにて対談および特集記事   <現時点での有力候補> ATSU(ブロガー)https://www.atsueigo.com/ 長井悠(ハバタク社代表取締役)https://habataku.co.jp/ 白川寧々(TAKTOPIA & Co. 共同創業者)https://taktopia.com/welcome/   <結果> 白川寧々さんに受賞の連絡をしたところ、喜んでいた様子だったのですがそのご連絡が無く受賞が取り消されました。第2候補だったATSUさんに受賞を連絡したものの返信が無く受賞が取り消されました。長井さんは白川さんのビジネスパートナーに当たる人なので、こちらに賞を出すのも控えさせていただきました。辞退される場合は連絡をいただけると助かるのですが、世の中には色々な人がいるということを学べた2016年のiTELLian Awardのイベントとなりました。残念ですが、受賞者を見つけることができませんでした。   <これからのiTELLian Award> iTELLian Awardは今後、総務省が行っている異能vationのジェネレーションアワードを通じて受賞者を決めていくことになりました。「日本人の英語を変えるアイデア」を持っているという方は、こちらに応募してくださいますようお願い申し上げます。    

オーストラリアの医学生のぼくが、STAP細胞事件について考えたこと

  衝撃 昨年(2014年)の始めに発表された STAP細胞のニュースは、 本当に衝撃的だった。 物理の世界における ニュートンの万有引力の法則 と同等の発見だと思った。 丁度、 医学部での勉強が始まった頃で、 すぐに小保方氏に夏休みに 実験手法を学びに行かせてくれないかと メールを出したことを思い出す。 返信はなかった。 理研の見解 最近、 理研側がSTAP細胞の論文は誤りである という結論を出しました。 ガッカリした瞬間でした。 科学者で良かった でも、自分が科学者で本当に良かった と思ったときでもあります。 なぜなら、 家族や友人にSTAP細胞の話をしたときに、 ほかの実験者によって再現されて初めて STAP細胞は認められること を伝えていたからです。 この考え方を教えてくれたのは、 ほかでもない科学です。 STAP事件以来、 やっぱり科学は信じられない という友人がいます。 この友人は 科学論と科学を 混同しています。 科学論が正しいかを審査するのが科学。 つまり、STAP細胞は誤った科学論であった、 と科学が教えてくれたのです。 科学者以外も知っておきたい金言 iTELLの中心哲学である「論理」に関する金言に、 ”Extraordinary claims require extraordinary evidence”  というものがあります。 つまり、衝撃的なニュースほど、 さまざまな証拠を吟味して 結論を出す必要があるということである。 日本メディアは、 小保方氏の論文がNature誌に載ったから というだけでこの考えをすっ飛ばしてしまったのではないか? そしてそんなメディアと一緒に われわれは躍っていたのではないか? いんちき商法やエセ科学など 衝撃的なニュースはそこらじゅうにある。 ぜひとも、 ”Extraordinary claims require extraordinary evidence” という金言を覚えていてほしい。 理論より証拠 ポピューラーな理論を理解するより、 どんな証拠がその理論を正しい・間違いと証明できるのか ということを考えるべきである。 その後、 STAP細胞は本当だったとか、 Harvard大学が特許申請をしているとか、 いろいろな情報が飛び交っています。 長い目で見れば STAP細胞の真偽は大事です (科学、医療、産業などが大きく変わる可能性があるからです)。 それでも、 ぼくら一般人が関心を払うべきことは、 飛び交う情報にどんな証拠があるのか? と考えることです。 小保方さんの近況 小保方さんのホームページが 開設されています(本人かどうかは不明)。 このページには 最新のプロトコールが公開されています。

  あるYoutube動画   あるYoutube動画を見ていて、 ふと思ったことがある。   レスリングの動画なのだが、 知らない人のために簡単に説明する。   中学生ぐらいの体の不自由な少年が 大人に担がれてリングに入場する。   レスリングの中央に横になったまま、 少年は試合相手の少年とまず握手をする。   審判が始めの笛を吹く。   立っていた相手の少年はひざをつき、 右腕を取り体の不自由な少年の下にもぐりこむ。   相手の少年は 右腕に首をとられた形になり、 体を起こそうとして逃げようと試みるも フォールの判定が下り、 体の不自由な少年の勝利となる。   勝利した体の不自由な子は 体全体で喜びを表現し、 周りの観客は拍手で喜びを分かち合う。   最後に負けた少年は 最後に握手で敬意を表する。   Youtube動画に寄せられたコメント   ぼくが考えさせられたのは、 動画よりもその動画に書き込まれたコメントである。   「体の不自由な子供の気持ちを考えていない」 と書いている人がいた。   プライドが傷つくとか 自尊心が育たないという類の意味が 含まれているのではないかと推測する。   このコメントは、 動画の意図を批判をしているのだ。   批判することは大いに結構だと思う。 ただ、建設的な批判であってほしいと思った。   建設的とは何か?   「体の不自由な子供の気持ちを考えていない。 子供の気持ちを考えるなら・・・であるべきだ。」 とひとつ提案を入れることが大事である。 そうすることでそこに健全な議論が生まれる。   ぼくが大事だと考えること   ただ、 本当に考えさせられたことは、 「建設的な批判」のことではない。   ぼくが考えていたことは、 賞賛もされない批判もされない 生き方をしていてはいけないということだ。   これはぼく自身に向けたメッセージである。   何かを考え実行し、 それが「我」という円の外に出て 「他」の円に交わるとき、 なにかしらの反響がある。   あるときは賞賛かもしれない。 あるときは批判かもしれない。   あるときはむこうで新聞紙を読んでいる目が ちょっとだけこちらを見るだけかもしれない。   試合のマッチ・アップを考えたのは、 レスリングのコーチだと思う。   コーチはコーチという「我」の円を越えて 「体の不自由な子」の円に入り、 何かをしてあげようとしたのだと思う。   人が他の人のために何かをするとき、 そこにはかならず賞賛と批判がある。   ただ、コーチにとっては賞賛も批判も 所詮は副産物である。   コーチにとって大事なことは、 他人のために考え実行したことにある。 それこそが実りだと思う。   自分を成長させるために   人はある程度まで成長すると 「我」の円を越えて 「他」の円に入らざるを得なくなる。   そこにしか 「我」の成長を見出すことができないからだ。   すこしでもましな人間になりたい という欲求を満たすには、 賞賛も批判も受けるような 生き方を選ばなければいけない、 とぼくは思う。   賞賛もされない批判もされない 生き方をしている限り、 「我」の円を越えることは無い。   そして、「他」の円に触れることさえできない。   正直、 賞賛も批判も敬遠して 野良猫のように ひっそりと気ままに生きていきたい。   でも、自分の壁を越えて生きるためには、 賞賛も批判も、 真っ暗な細道にひっそりと立つ街灯のように 避けられないものなのかもしれない。 にゃー。   記事の絵は、 井上雄彦さんの作品「バガボンド」より。 生きることに苦悩する人はぜひ読んでもらいたい。     https://www.youtube.com/watch?v=HRK-9YtI91c    
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『高校中退⇒豪州で医者』をいつも読んでいただき誠にありがとうございます。著者・ごとうひろみちに興味を持ってくれたあなたのために、詳しい自己紹介を←ここでしていますので、どうぞご覧ください。

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英語で知っておきたい自然の名言を、翻訳家・ごとうひろみちが20個厳選しました   まえがき:ここで紹介している英語の名言は、英語を勉強している人、名言を知りたい人、何かのヒントを探している人など、たくさんの方の役に立ててもらえたらと思い、ごとうひろみちが翻訳をしたものです(ぼくは翻訳会社ulatusのフリーランサー翻訳家です)。名言を読んだ瞬間に心を揺り動かし、あなたを突き動かしてくれる、そんな英語の名言に出会えるといいですね。高校中退者のぼくでもプロ翻訳家になれた英語勉強法に興味がある方はこちらをどうぞ。   Look deep into nature, and then you will understand...

日本人が海外医学部で一番苦労する(だろう)こと

  最近、ぼくはブログの中で、異能vationに応募したことや、英語コンサルを行っていること、ビジネスを学んでいることを、心赴くままに綴ってきた。この3つのことはすべて、ぼくが持っている「日本人の英語を変える、ノンネイティブの英語を変える」という英語ドリームを叶えるためである。この夢を叶えるには時間と労力がかかることは理解しているし、一朝一夕に実現できることではない。だからこそ、ぼくは医学部を1年間休学することを選択したのだ。   それでも、時間は、ぼくの人生から無表情に削り取られてゆく。   これまでのように、英語ドリームに時間と労力をかけることはできなくなっている。というのも、ぼくにはもうひとつの夢があるからだ。それはオーストラリアで温かい医者になるという夢だ。2018年には、西オーストラリア大学の医学部に戻り、医学の勉強を再開しなければならない。それも、医学部の最終学年であり、これまでの知識とスキルをしっかりと身に付けて、最終試験をパスしなければならない。   医学の知識とスキルは、使い続けていなければ、一気に頭の中から消えていってしまう。そのスピードたるや、頭の中の消しゴムどころの話ではない。誰かが巨大な業務用掃除機で、ぼくの頭の中にある知識とスキルを、けたたましい轟音とともに吸い取っていくレベルである。   https://www.youtube.com/watch?v=HOhgP4fEx6s   ↓次のページに続く     あなたも学校でこんな経験をしたことが無いだろうか?あなたは学校の試験のためにたくさん勉強する。それでも、試験が終わり会場を後にした瞬間、詰め込んだ知識がふわぁ~と頭から抜けて、もう一回試験を受けたとしてもパスする自信がない、みたいな経験が。ぼくは毎回の試験で経験します。   試験が終わってから数分~数時間しか経っていないのに、詰め込んだ知識が指先からこぼれていく感じがするのに、これが1年間だとどうなるのか?   はい、正直に言います。ヤバいです。留年確実です。何もしなければ。   https://www.youtube.com/watch?v=ZrSH_TsRsec   ということで、ぼくは日本での残された時間を少しずつ、医学の勉強に使い始めようと思っています。それもかなり効果的な戦略を練らないと、1年休学した後遺症のせいで留年が決定してしまうので、日本でできることから始めようと思います。しかも、自分の苦手分野と対峙することにします。   ぼくは医学部で筆記試験を落としたことはない。もちろん、たくさん勉強して四苦八苦するのは事実だが、筆記試験が苦手だと思ったことはない。筆記試験は、医学部が用意しているガイドラインの意図を読み取ることができれば、落とすことはない。高得点は取れないかもしれないが、落とすことはない。と思う。多分。恐らく。     しかし、ぼくには、逃げ出したくなるほど苦手なものがある。それは、医療現場におけるコミュニケーション技能である。コミュニケーション能力は、問診(History-taking)、身体検査(Physical examination)、医療検査(Investigation)、医学的管理(Management)、医療チームへの報告(Presentation)、などにおいて文字通り患者の生死にかかわる重要なスキルである。コミュニケーション能力が低いせいで医療ミスが起こることを、医学生は頭に叩き込まれる(参考文献)。   特に患者さんとのコミュニケーションが大事なことは、尊敬するオリバー・サックス氏だけでなく、医療器具に頼りすぎる若い医師たちを危惧する先輩方の医師が口をそろえて言うことである。   https://www.youtube.com/watch?v=8LZJz7GtJA0 動画でよく出てくるLVADは、Left Ventricular Assist Deviceの略(参照資料)   実は、このコミュニケーション能力が、ぼくが最も苦手とするものである。内向的な性格もひとつの要因ではあるが、苦手意識を作り出している一番の要因が「英語の壁」だと思う。英語ネイティブではない事に対する負い目みたいなものである。しかし、この負い目は、ぼくが頭の中で作り上げている「心理的虚構」にすぎないことにぼくはうすうす気づいている。できなくてもしょうがないという言い訳を作っているようなものではないかと。   もちろん、ネイティブの同級生に比べれば、ぼくは彼らの英語の表現の幅や奥ゆかしさには到底敵わない。しかし、医学において大事なのは、患者さんとコミュニケーションを取ることであって、英語の表現の幅や奥ゆかしさを競い合うものではない。とぼくは自分に言い聞かせることにした。←これが日本でできる一番目のこと。     次に、ぼくは医療現場における英語表現に慣れていないという事実。同じ英語であっても、働く現場によって使われる表現が微妙に変わることは当たり前で、とくにプライバシーや尊厳が重要視される医療現場の英語は、パブや家で話されているものとは違うものだ。この微妙に違う言葉遣いにぼくが慣れていないのだ。だから、医療現場に立つと医者や医療スタッフが何を言っているのか分からないし、何を言えばいいのか分からないのだ。   医療現場の英語表現に慣れるために、日本にいるぼくができることは何か?   いきなり近所の大学病院に押しかけて外国の患者さんに対して英語でコミュニケーションをしてみるというのはどうだろうか?否。ぼくはオーストラリアの医学生であって、日本の医学生ではない。そんなことをしていたら、書類送検でとっ捕まってしまう。   https://www.youtube.com/watch?v=2ue_wRn-Ke8   現場で学ぶことが一番だが、それが無理なら書籍から学ぶしかない。と考えたぼくは、近所のジュンク堂や丸善、紀伊国屋を周り、自分のためになりそうな本を探し回った。     そのなかでも、置かれていた医療英語の書籍をすべて立読みし、そのなかでも自分の学習のためになりそうな9つの書籍を購入した。まだ書籍を読み終わったわけではないので内容には触れないが、それぞれ違った角度から「医療現場で使われる英語」を紹介している。   やさしい英語で外来診療〜聞きもらしのない問診のコツ   CDで学ぶ 外国人患者が来ても困らない 外来診療のための英会話   医師のための診療英会話   医師のための身体診察と検査の英語   医師のための医療面接の英語   CDで学ぶ医師のためのオールラウンド英会話   CD付き 正しく診断するための...

異能vation、の伊藤穰一さんが面白い

  変な人を日本政府がサポートするプログラム「異能vation」の2次面接の戦略と戦術を考えている。   記事「異能vation、の2次面接の練習を始めます」で触れたが、もしぼくの「破壊的な挑戦」の申請書が1次選考を通過すると、2次面接で3分間の面接・プレゼンを求められる(かもしれない)。面接・プレゼンを楽しむためにTED Talksやスティーブ・ジョブズ氏関連の書籍を参考にしながら、自分のプレゼンを組み立てている。   プレゼンの練習に疲れたので、何か別のことをしようと思い、近所のジュンク堂に行くことにした。家を出て上を見上げると、真っ青な湖面に白色の積乱雲が漂っている。こんな日は、この歌が自然に頭に流れてくる。   https://www.youtube.com/watch?v=PQXMU1A8CjI   書店に行く目的は、異能vationの方向性を決めているプログラムアドバイザーが日頃どんなことを考えているかを理解するためである。プログラムアドバイザーが異能vationの具体的な方向性に言及している書籍は無い(と思う)。しかし、プログラムアドバイザーがどんな思想を持って活動しているのかは著作を通して知ることができる。総務省はこの思想に魅力を感じてプログラムアドバイザーに選んでいるはずなので、プログラムアドバイザーの思想を知れば、異能vationの選考条件が自然に浮かんでくる(とぼくは青空を目で聞きながら夢想している)。   伊藤穰一(じょういち)さんの紹介   プログラムアドバイザーのリストに最初に来ている人物は、伊藤穰一(じょういち)(愛称はJoi)さんである。伊藤穰一さんのことはTEDを通じて存在を知っていたが、どんな思想・経歴をお持ちなのかぼくは全く知らなかった。   https://www.youtube.com/watch?v=LN6Vn-aqgFs   伊藤さんの経歴をWikipediaで調べてみると、おもわず笑ってしまった。     大学中退の学歴で、MITのメディアラボ所長になるって!現在は、博士号も取り、現実的な処世術としてMIT教授にもなっている(その時の話は、彼のブログ記事「教授になります」が面白い)(追記:現在、伊藤さんはジェフリー・エプスタイン関係の事件が原因でMITのメディアラボ所長を退職されています)   経歴の面白味は、それだけじゃないです。伊藤さんは、過去に六本木でナイトクラブを経営したり、DJだったり、IT会社を複数起業していたり、大企業の取締役をしていたり、赤ちゃん企業にスタートアップ投資するエンジェル投資家の顔も持っています。かと思えば、スキューバー・ダイビングの先生であったり、著名人を写真に収める写真家であったりもします(そのほかにも突っ込みどころが満載なのでWikipediaとその脚注・外部リンクの情報を読んでみてください。面白いに尽きます)   https://www.youtube.com/watch?v=Fbqib311QgA   伊藤穰一さんって、変な人でしょ?異能vationの最終選考者の竹内さんが、伊藤さんを「Joi = 神」と表現している理由がなんとなくわかったような気がします。   UCアーバイン校で人類学教授をしている伊藤瑞子さん(穰一さんの妹)との対談を聞いていると、穰一さんの異能ぶりを家族の視点から知ることもできます。   https://www.youtube.com/watch?v=P0CxCR9Uj60   伊藤穰一(じょういち)さんの書籍   伊藤穰一さんにHookedされてしまったぼくは、ジュンク堂におかれている彼の書籍をすべて買って読んでみた。           そのなかでも、異能vationの面接に役立ちそうな切り口を与えてくれたが、著書『9プリンシプルズ』である。書籍の内容は学術的であるため、ターゲット読者はおそらく知識人であると考えられるが、メッセージはシンプルである。書籍に書かれているメッセージとは、これからのネット時代においてイノベーションを起こしながら生き残るには9つのマインドセットが必要であるということだ。   1.権威より創発 2.プッシュよりプル 3.地図よりコンパス 4.安全よりリスク 5.従うより不服従 6.理論より実践 ...

加藤将太の次世代起業家育成セミナーを受ける前に知っておきたい13のこと

  加藤将太との出会い   ぼくは自分が叶えたい夢を実現するために、ビジネスを学ぶことを決意した(ぼくの夢はこんな夢)。お客さんを集めて、物を売った経験もないぼくは、つぎの3条件を満たすオンラインコースを探していた。 ずぶの素人でも始められる 自分の時間・ペースで学習できる 実績のある(つまり生徒が成功している)人が教えている   胡散臭いものばかりが氾濫するネット上を、ぼくは血眼になってビジネスの先生を探した。探すだけで数か月の時間が過ぎた。その時間で学んだことは、「手軽に」「これだけ」などのキーワードでビジネスを教えている人は信じられないということだった。 なぜなら、そこに、人生の荒波にもまれても生き伸びることができる人生哲学が感じられないからだ。どちらかと言えば、時代の隙間につけ入って、規制ができる前に稼ぎましょう、という半犯罪行為ともとらえられることを教えている。そんなことをやっていては、一時的に稼ぐことができたとしても、時間が立てば、収入はゼロになる。 生きていくために、「時代の隙間につけ入り、規制ができる前に稼ぐ」を繰り返すのも一つの人生哲学かもしれないが。でも、ぼくは自分の夢をかなえるために、手を変え品を変えるつもりはなく、どんな時代でもしっかりと立っていられるビジネスを学びたいと考えていた。その選択をしなければ、ぼくのビジネスの消費者にメリットを長期間にわたって与え続けられないからだ。 ネットでビジネスを教えている人の中で唯一、しっかりとした哲学を感じられたのが、加藤将太さんである。彼の人生哲学に同意するかどうかに関わらず、哲学に基づいて戦略を持った加藤さんに、ビジネスの教えを乞うことを考えることは自然なことだった。   加藤将太は3つの条件を満たしているのか?   人生哲学があることを感じたぼくは、次に自分自身に課した3つの条件を考えた。 ずぶの素人でも始められる 自分の時間・ペースで学習できる 実績のある(つまり生徒が成功している)人が教えている   (1)ずぶの素人でも始められるのか?   物を売ったことが無い、ビジネスのずぶの素人でも始められるのかどうかについて。答えを先に言うと、「ずぶの素人でも始められる」ということだ。その証拠は、ビジネスに関する知識がゼロであるぼくが、路頭に迷うことなく、ビジネスを学び続けられているという事実である。それだけではない。ぼくよりもずっと若い学生が、ビジネスの知識・経験ゼロの状態から学習を続けている。 「学習を続けている」という部分が大事である。なぜなら、誰だって「始めることはできる」からだ。NBA選手になるために練習を始めることは誰にでもできる。始めるだけなら、ぼくだってできる。でも、そのための練習を続けることは並大抵の人生哲学と戦略が無ければ、不可能である。加藤将太はそれを与えてくれる。   (2)自分の時間・ペースで学習できるのか?   答えは、「自分の時間・ペースで学習できる」である。これを実現しているのが、オンラインコースという形態である。ネットにアクセスすることができれば、自分が学習できる時間や場所から、ネット上のセミナーを閲覧したり、提供されている文書を読むことができるからだ。大学の講義のように、決められた時間に行かなければ学べないということが無いので、自分の生活にあったペースで学習を進めることができる。   (3)加藤将太の生徒は成功しているのか?   答えは、「加藤将太の生徒は成功している」である。加藤さんのページに掲載されている生徒さんは成功例の一部ではあるが、年商数億円を稼いでいる生徒もいる。その他にも、年商数千万の生徒さんがゴロゴロいる。 年商だけで成功は語れないが、ずぶの素人が自分の好きなことをビジネスにしてお金を稼いでいることを考えれば、「加藤将太の生徒は成功している」と言っていいだろう。   ここまでは、ぼくが加藤将太のセミナーを選んだ理由を書いてきたが、つぎに、加藤将太のを受けるかどうか迷っている人が本当に知りたい情報をここで話そうと思う。それは、セミナーを実際に受けている人が感じている、「良いところ」である。   良いところ   まずは、加藤さんの次世代起業家育成セミナーの良いところを紹介していこう。   (4)マインドの重要性を認識している   加藤さんのは、巷に氾濫する、小手先の技術を教えてお金を回収する「テクニック系」のビジネスコースではない。それよりも、ビジネスに必要なマインドを重要視している。 加藤さんのビジネスコースで感心したところは、セミナー受講者の「ビジネスマインド測定試験」がある点だ。この数値自体にどれだけの信頼性・再現性があるのかはまだ実証されていないものの、マインドを数値化しながらビジネスを教えている人は、加藤さん以外に誰もいない。 (学習を続けてもこのマインド数値が上がらない人には、全額返済してもらって学習をやめることができる。裏を返せば、加藤さんが「あなたはビジネスのマインドが身に付いていないから絶対失敗します。だから、お金はいらないので、セミナーにはまだ投資しないでください」という足きりをしているのだ。加藤さんの真剣さがうかがえる)   (5)学習者の挫折ポイントを知っている   加藤さんには多くの生徒さんがいる。そして、セミナーを受けた生徒さんの中から、成功する起業家と失敗する起業家がいることに気づいている。加藤さんは「なぜ同じことを学んでいるのに、挫折する人がいるのか?」ということを深く考えて、「挫折ポイント」なるものを明らかにしている。 この「挫折ポイント」はだれでも経験するものであるが、加藤さんが優れているところは、その挫折ポイントを回避・解決する方法を提供している点である。しかも、この挫折ポイントは、ビジネスだけでなく、人が新しいことを始めるの挫折ポイントでもある。その回避・解決法をしっているだけでも、あなたはビジネスだけでなくやりたいことに挫折しなくなるというメリットがある。 すべての挫折ポイントにはここで触れないが、だれでも思いつくものは「モチベーションの維持」である。何かを張り切って始めても、途中でモチベーションが下がってしまい、ゴール前にやめてしまうということ、あなたも経験があるのではないしょうか?(ぼくの人生は、そればかりです) 加藤さんは、このモチベーションを維持するための仕掛けをいくつも用意している。これまたすべての仕掛けを説明していたのでは、加藤さんの方も商売あがったりなので、ひとつの仕掛けを教えようと思う。その仕掛けとは、他の学習者の進歩状況がネット上で分かるというものだ。となりで一緒に頑張っている人の存在は、あなたのモチベーションを大きく高めてくれるものなのだ。一緒に頑張ってくれる人がいれば、わたし・ぼくも頑張れるのになぁ・・・と感じている人は多いはずである。   (6)コンテンツの量が多く、質も(おそらく)高い   次世代起業家育成セミナーで提供されているすべての動画の時間を計算してみると・・・約300時間である(追加コンテンツで増える可能性あり)。1日1時間を毎日続けても、動画を見終わるのに約300日かかるということである。動画だけではない。動画の説明をしている文書などを読むと、学習時間はさらに増える。ぼくのようなビジネスの素人が学習をしているということは、動画や文書を何度も見返す必要があるので、最低でも600時間の学習が必要になる。これはとんでもないコンテンツの量である。 次世代起業家育成セミナーの質に関して、(おそらく)高い、と書いたのには理由がある。それは、ぼく自身がずぶの素人でビジネスの知識も経験もないため、加藤さんのコンテンツの質を他のコンテンツと比較できないからである。 しかし、(おそらく)低いではなく、(おそらく)高い、と書いたのにもきちんとした理由がある。ぼくが次世代起業家育成セミナーの学習を進めるにつれて、「そういう考え方があるのか」と感心させられるだけでなく、「それを自分のビジネスに取り入れてみたい」と衝動に駆らせるアイデアがたくさん提供されているからである。 これは、とても大事な点である。加藤さんのセミナーを受けている人は、ビジネスで成功したい人である。つまり、加藤さんのセミナーでアイデアを発見し、自分のビジネスに生かせないか?と自問しているはずである。「自分のビジネスを成功させるアイデア」が次から次に生まれてくる事実を考慮すると、加藤さんのセミナーは質が高いと表現するに値すると思う。   (7)ウェブ試験がある   どんな学習でもそうだが、自分がどれだけ理解しているのかというフィードバックが無いと挫折をする。このフィードバックはできるだけ、客観的なもの、つまり数値で評価することが好ましい。 加藤さんの次世代起業家育成セミナーには、あなたの学び度合いを数値で評価してくれる「ウェブ試験」がある。ビジネス素人の受講者は分かると思うが、このウェブ試験は難しい。ビジネスを知っている人がどれぐらいの点数が取れるか分からないが、ぼく(ピッカピッカのビジネス素人)が最初にウェブ試験を受けたときの成績は、30点である。それも、セミナー動画を一通り真剣に見て、内容を理解したと思った後に受けたのにもかかわらずである。(加藤さんのコンテンツはホンモノだ、とぼくが燃え始めたのは言うまでもない) その後、加藤さんが学習者に身につけてほしい知識が分かってくると、だんだん点数が上がってくる。そうすると、何が起こるか?それまでなんとなく眺めていた、世の中のビジネスの仕組みが目に見えてくるではないか!それも、成功しているビジネスと失敗しているビジネスの原因の多くが、このビジネスの仕組みに違いがあるということがわかるようになる。   (8)常に進化している   加藤さんの次世代起業家育成セミナーでぼくがとても素晴らしいと思う点は、コンテンツが常に進化しているところである。先述した「挫折ポイント」を回避する仕掛けも、続々追加されている。 おそらくだが、加藤さんの中には理想的なコンテンツの形があるのだと思う。しかし、加藤さんは、学習者からのフィードバックを加味することで、自分の理想だけでなく、学習者にとっての理想的なコンテンツを実現しようとしている。 加藤さんが成長しようとしているのに、学習者が歩みを止めていたのでは、じぶんのビジネスをなかなか成功させることができないことは明らかである。加藤さんと共に成長できるのが、このセミナーの素晴らしいところである。   ここまでは、加藤将太のセミナーの「良いところ」を書いてきたが、つぎに、加藤将太のを受けるかどうか迷っている人が本当に知りたい情報をさらに話そうと思う。それは、セミナーを実際に受けている人が感じている、「改善できるところ」である。読み続けるには、広告の下の次の数字③をクリックしてください。   改善できるところ   加藤さんの次世代起業家育成セミナーの良いところを述べてきたが、彼のコンテンツも改善できるところがある。そのいくつかを紹介していこう。   (9)動画が編集・洗練されていない   次世代起業家育成セミナーの動画は、文字通りセミナーの動画である。加藤さんは、ホワイトボードに板書しながら、セミナーを進めていく。たしかに、実際のセミナーの臨場感を味わえるだけでなく、加藤さん自身の思考の流れを学ぶことができるので悪くはない。しかし、セミナー動画が一寸の編集もされていない(訂正追記を除く)ため、無駄な空白時間が多い。 一度動画を見ただけで内容が理解できる物であれば、これでもいいのかもしれないが、加藤さんの動画は内容が濃い。とくにぼくのようなビジネスの素人は一度視聴しただけでは理解できない。動画を繰り返し視聴し学ぶ必要がある。これはつまり、繰り返して学習する人にとっては、無駄な空白時間も繰り返されるということである。学習・理解にかかる時間を最短にするためにも、セミナー動画を編集・洗練させるべきである。特に加藤さんは時短をセールスポイントにしているので、ことさらである。   (10)「ん?」となることがある   次世代起業家育成セミナーを視聴していて、総時間の0.1%ぐらい「ん?」となり、分からなくなることがある。これには、ふたつの原因がある。 ひとつ目の「ん?」の原因は、加藤さんが説明している内容を理解するための前提知識が、視聴者に足りないこと。つまり、次世代起業家育成セミナーの内容をすべて理解するには、やはり少しの知識が必要なのである。幸い、視聴者の前提知識を必要とするケースは、加藤さんが脱線しているときに多く見られるので、あなたの学習の大きな障害になることはない。 ふたつ目の「ん?」の原因は、加藤さんの疲労である。加藤さんのセミナーは、一度に長時間行われたものが多いため、講師の加藤さん本人が疲れてしまい、頭が回らなくなり話の内容が「?」となることがある。これは、人間である以上仕方のない事ではある。それでも、セミナーの99.9%は論理的に話されている。 加藤さんのセミナーは総じて、初心者でも分かるように作られており、「ん?」が学びの障害になることはない。   (11)じぶんが学びたいこと以外も学習する   ぼくはインターネットビジネスを学びたいと思い、加藤さんのセミナーを受け始めた。しかし、世の中にはインターネットビジネスだけがビジネスではない。たとえば、物販や美容師など、インターネットだけでは完結しないビジネスもある。 次世代起業家育成セミナーはオンライン(Online)だけでなく、オフライン(Offline)のビジネスも教えている。そのため、ぼくのようにインターネットでビジネスをしたい人には、オフラインのビジネスを学ぶことは少々遠回りに感じられることがある。それでも、オフラインのビジネス知識が、自分のオンラインのビジネスに生かせることもあるので、時間の無駄ではないだろう。   (12)ウェブ試験で高得点を取るためには、記憶が良くなければならない。   先述したウェブ試験だが、この試験で高得点を取るには記憶が良くなければならない。ウェブ試験は選択問題(MCQ)だが、設問の内容だけを読んで、正しい答えに辿りつけないことが多くある。その場合、正しい答えにたどり着くためにセミナー動画の内容を覚えておかなければならない。セミナー動画が長時間なので、その内容を記憶しておくことはとても困難なことである。理想的には、設問の情報だけで正しい答えを導き出せる問題が出題されるウェブ試験である。   (13)それなりの投資が必要である   加藤さんの次世代起業家育成セミナーのすべてのコンテンツにアクセスするには、それなりにお金の投資が必要となる。正直、手軽に出せるような値段ではない。   しかし、成功にはお金を投資しなければならない。なぜなら、お金で成功までの時間を買うことが大事だからである。現代は、時代が変化するスピードがとても速い。これだと思ったビジネスをゆっくり作り上げていたのでは、他の競争者に出し抜かれるだけでなく、そのビジネス分野がすたれてしまう可能性もある。お金の投資は、「ビジネスを立ち上げるまでに必要な時間」を買うことができる大切な行動である。 値段だけで、自分の夢であるビジネスを諦めてはいけない。そのことを、たとえ話で理解してもらおうと思う。 もし、あなたの手元に、ハーバード大学からの無条件入学許可書が届いたとします。あなたはハーバード大学に入学しますか? ハーバード大学は、アメリカにある世界的トップクラスの大学です。そんな大学を卒業したあとのメリットを思い描いてみてください。ハーバード大学卒のあなたが、就職面接で有望視されることは想像にかたくありません。また、大学時代に出会った同級生は卒業後も、仕事や生活の面であなたに大きなプラスとなるでしょう。 でも待ってください。ハーバード大学の授業料は高いです。年間約400万円です。あなたは値段が高いというだけでハーバード大学入学を断念しますか?おそらくほとんどの人は、ハーバード大学に行くメリットが大きいと判断し、どうにかしてお金を工面することを考えると思います。 加藤さんのセミナーも同じようなものだと思ってください(☚年間400万円、みたいな莫大な出資ではありませんのでご安心ください)。すべてのコンテンツを学習しようとすると、値段は安くありませんが、セミナーを受けることで手に入る将来のメリットを考えるとその値段に見合うだけのコンテンツを提供しているとぼくは考えています。   結論   結局、加藤将太の次世代起業家セミナーは買いなのか? ぼくの個人的な考えは、もしあなたが次の13のチェックリストに7つ(つまり半分)以上の丸印(つまりYESと答えたら)を入れたとしたら、買いだと思う。   番号 チェックリスト YESは〇を入れる。 1 わたしはビジネスの知識・経験が無い 2 自分のペースでビジネスを学びたい 3 実績のある人からビジネスを学びたい 4 ビジネスに必要なマインドとスキルを学びたい 5 挫折をしたくない 6 良質かつ豊富なコンテンツから学びたい 7 じぶんが進歩しているか確認したい 8 成長していきたい 9 すこしの時間のロスを受け入れることができる 10 完ぺきではないことを受け入れられる 11 自分以外のビジネスを知ることも大事である 12 記憶力はいい方だ 13 成功には投資は必要だ 14 仮想通貨に興味がある     7つ以上〇がついた人は、まず加藤さんがやっているキャンペーンナーの案内を読んでみましょう。凄いプレゼントももらえるキャンペーンもやっています(⇒プレゼントを釣りにしたく無かったので、記事では一切触れませんでした)   次世代起業家育成セミナーの入口はこちら↓↓↓  

【世紀の一戦】ごとうひろみち 対 Atsueigo

  えー、巷では名須川天心対フロイドメイウェザーの世紀の一戦がもっぱらの話題です。英語の世界も負けてられん、と【世紀の一戦】ごとうひろみち 対 Atsueigo を(一方的に)実現させました。それでは、前置きを含めてどうぞ。   ☆★☆★☆★☆★   オーストラリアの医学部を卒業した後、日本に一時帰国し、総務省の異能vationのイベントに参加したり、Urdocアプリの創始者と対談したり、日本の医学生に臨床英語のセミナーを開いたり、東大で先生をしている友人にサインをもらったり、1日5~8時間ぐらい東京の町を当てもなく歩いたりした。   オーストラリアにとんぼ返りする直前にAtsueigoさんの東京トークライブに参加してきた。今回の記事では、トークライブでのAtsueigoさんの印象や、Atsueigoさんがこれから挑戦しなければならない問題を提起していく。記事の流れはこうなっている。   Atsueigoとは誰なのか? ごとうひろみちとは誰なのか? Atsueigoのトークライブと彼の英語力 Atsueigoに挑戦状を叩きつける 挑戦状の先にあるもの   まずは、自己紹介から。Atsueigoさんを知らない方のために、彼のことを簡単に紹介しておく。   Atsueigoとは誰なのか? 以下、Atsueigoページより抜粋。   ...

オーストラリアの医学部に進もうかと考えている日本の女子高生からの悩みに、ごとうひろみちが答えてみた

  ぼくのブログには、オーストラリアで医者になりたいというコメントがたくさん寄せられます。そのほとんどは、具体的なプランが無いなど、どうやって返信をしていいのか分からないものが多いです。 そんな中、オーストラリアの医学部に行くことを真剣に考えている日本の女子高生からお便りをいただきました。丁度、深夜勤務明けのお休みの日にお便りをいただいたこともあり、ぼくも真剣にコメントを返してみました。 以下、高校生からの文章を太字にして、パラグラフごとにぼくなりの返事をしています。   こんにちは、初めまして。 ⇒初めまして。   今回は大学進学について悩んでいたところ、このサイトと出会い、ぜひ助言をいただきたくこの文面を書いています。拙い文章力で申し訳ありませんが、しばらくお付き合いください。 ⇒この時点ですでに文章力の高さを感じます。   私は広島在住の18歳で、将来の夢は小さな頃から医師になること、「人の命を救うこと」でした。昨年高校を卒業し、高校では日本の文部科学省規定の学習ではなくIBディプロマを取得しました。英語でBiologyやChemistryなど、様々な科目を学習してきた私でしたが、自分の英語に日本人の中では話せる方であったとしても、nativeと戦っていけるほどの自信はなかったので、そのまま日本の大学(subject requirementの関係で一校のみ)を受験しました。しかしscoreがrequirementに及ばず不合格に。医師の道を諦めるという選択肢はなかったので、IB生では異例の浪人を決意し、IBの最終試験の再受験のための勉強(自宅にて)とセンター試験のための勉強を一から(予備校にて)並行して行い、無事IB scoreはrequirementを越え、今年はセンター試験の点数も持っていたため、昨年受験した大学を含め三校受験しました。一週間ほど前に開示された結果は全校不合格でした。 ⇒IBディプロマというものがあるんですね。知りませんでした。まずは、IBディプロマ修了おめでとうございます。大学受験は残念でしたが、前に進んでいる(行動している)ので全く問題ありません。今は胸が痛いかもしれませんが、数年後にはこの経験があったからこそ「自分」のアイデンティティが確立されたと思えるようになります。   合否発表前より、全て不合格だった場合にはどうするかを考えており、以下の2つが家族の中でも濃厚な線でした: 1. ハンガリー医科大学時事務局を通じてハンガリー国立大学医学部を受験し、進学。卒業後は日本の医師国家試験を受験(卒業と同時に受験資格は得られる)し日本で医師として働く。 ⇒ハンガリー医科大学事情は詳しく知らないのですが、確か留学生の留年率が50%だったような気がします。つまり、毎年、半分の同級生が留年するというとても大変な道のりです。このことを考えると、日本で浪人をして日本の医学部に行くほうが時間的・金銭的にベターかも、という可能性も見えてきます。 追記:留年率は66%でした。過去記事を参照。   2. オーストラリアの大学に進学し(昨年の段階で合格はもらっていたため)、学士をとった上で帰国、日本の国立大学医学部へ学士編入し、日本で医師として働く。元来私は日本で医師になることを目標にしていたので、このどちらかを考えていました。しかし、高校の先輩で今オーストラリア・ブリスベンで看護師として働く方と話す機会があり、とても生き生きと自分の夢に向かって走っている彼女の話を聞くと、この先輩のようになりたい、オーストラリアに進学したいという気持ちが強くなりました。 ⇒オーストラリアの大学合格おめでとうございます。パチパチ!素晴らしいです。オーストラリアで学士を取った後、日本の医学部に編入する選択肢も現実的です。おそらくですが、オーストラリアで学士を取ると、そのままオーストラリアの医学部(大学院コース)に進みたくなるかもしれません。これも、選択肢の中に入れておいてください。   両親も私が医師になる夢はずっと応援してくれているので、日本での進学の道がほとんど閉ざされてしまった今、オーストラリアへの進学を前向きに考えてくれています。 ⇒両親が応援してくれるのは、すごくプラスです。ぼくは、誰からも応援されることなく医学部受験をしたので、両親が応援してくれたら、もっと高い点数を取ることができたかもしれません。   ただ、master courseの学費の高さや、(学費を安くするための)永住権取得の難しさ、そしてオーストラリアで日本人が医師になることの現実性など、本格的に考えれば考えるほど、実際に医師として働けるなど夢のまた夢のように思えてしまっています。 ⇒学費の高さは、とても重要なポイントです。最近では、クラウドファンディングなどで学費を捻出する強者もいるようですが、ほとんどの人は高い学費が払うことができずに医学部に行くことを断念します。ぼくもその例にもれず、医学部を3度受験し3回合格したにもかかわらず、永住権が無かったために2回入学を辞退しています。ここをどうクリアするかは、経済事情によりますので、ご両親とよく議論されることをお勧めします。オーストラリアで日本人が医師になることの夢のまた夢と表現されていますが、オーストラリアで働く日本人医師はちらほらいます。例が少ないために、「無理なんだ」と思い込んでいるだけだと思いますよ。前例が無ければ自分が最初の例になればいいだけのことです。   一番の夢が「人の命を救うこと」である以上、医師になれる確率が高い道、という考えで進学先を決めるとすると、上記のようにハンガリー -> 日本、もしくは学士編入が良いのでは、という考えが両親の中では強いようです(医師として働けるようになるまでの年月も踏まえて)。 ⇒日本で医師になることを前提にハンガリーへ留学する人が多いことは認知しています。詳しいことは知らないのですが、ハンガリーの医学部には日本の医師国家試験の勉強もしている医学生が周りにいるらしいです。この点において、オーストラリアよりもハンガリーのほうが有利かもしれません。というのも、オーストラリアの医学部には日本人の医学生はゼロですし(いるのかなぁ?)、周りに日本の医師国家試験の勉強する人はいません。アメリカのUSMLEを受験する人は少ないですが存在します。   私の一番の希望は、オーストラリアでbachelorをとり、その後永住権をとった上でmasterに進む、という道ですが、masterへの進学が叶いそうにない(永住権を取れそうにない)場合は、bachelorだけでもオーストラリアで取得し、そこからハンガリー/日本の医学部へ進学/編入したいと考えています。*bachelorに関してはメルボルン大学またはUQのbachelor of...

最新のブログ記事

丹精込めて書きました

オーストラリア医師、レジストラを振り返る(パート5:リハビリ科)

  ぼくは「オーストラリアで温かい医者になる」という夢を持っている。ぼくはその夢を叶えるべく、オーストラリアの医学部を卒業し、インターン医師として次の4つの研修を無事修了した。 一般内科 (General Medicine)(リンク) 移植外科 (Transplant Surgery)(リンク) 救急医療 (Emergency...

オーストラリア医師、レジストラを振り返る(パート4:コロナウイルス病棟)

  ぼくは「オーストラリアで温かい医者になる」という夢を持っている。ぼくはその夢を叶えるべく、オーストラリアの医学部を卒業し、インターン医師として次の4つの研修を無事修了した。 一般内科 (General Medicine)(リンク) 移植外科 (Transplant Surgery)(リンク) 救急医療 (Emergency...

オーストラリア医師、レジストラを振り返る(パート3:心臓病科・心疾患集中治療室)

  ぼくは「オーストラリアで温かい医者になる」という夢を持っている。ぼくはその夢を叶えるべく、オーストラリアの医学部を卒業し、インターン医師として次の4つの研修を無事修了した。 一般内科 (General Medicine)(リンク) 移植外科 (Transplant Surgery)(リンク) 救急医療 (Emergency...

オーストラリア医師、レジストラを振り返る(パート2:急性疾患医療)

  ぼくは「オーストラリアで温かい医者になる」という夢を持っている。ぼくはその夢を叶えるべく、オーストラリアの医学部を卒業し、インターン医師として次の4つの研修を無事修了した。 一般内科 (General Medicine)(リンク) 移植外科 (Transplant Surgery)(リンク) 救急医療 (Emergency...

オーストラリアで総合医になる必勝方法

  ぼくには、「オーストラリアで温かい医者になる」という夢がある。この夢の旅路に就くまでのその道は、控えめに言っても、紆余曲折で満ち溢れていた。   ごとうひろみちの紆余曲折の人生に興味のある方はこちらをどうぞ。 ↓↓↓↓↓↓   オーストラリアの医学部を一年休学した後に卒業し、ぼくは現地の病院に就職した。現在は、医師3年目のペーペー Registrarをやっている。通常、オーストラリアで言うRegistrarは「専門医になるための訓練を受けている医師」を指すのだが、ぼくはいまService registrarという少し変わったポジションで働いている。Service registrarは、特定の専門のトレーニングプログラムに入っているわけではないが、病院側が働き手が一時的に足りていない分野に送り込むRegistrarのことを指す。オーストラリアの医師のハイラルキーに興味がある方は、過去記事『オーストラリアのインターン医師になったらやらなければならない6つのこと』をどうぞ。   インター医師よりも経験はあるが専門をまだ決めかねている医師は、このService registrarとして働くことが多い。そして、Service registrarとしてインターン医師よりは重い責任を負いながら、どの専門に進むかを考えている。どの専門に進むのかを決める要因は千差万別で、流行りの専門を選ぶ医師がいたかと思えば、朝の問診が嫌いだからという理由で救急医療を選ぶ医師がいたりする。色々な思惑と背景を持った医師がいる以上、これさえ押さえておけば専門医トレーニング選びに後悔しない、というものはない。 ちなみに、医学部に入ったときにこんなフローチャートが授業で出てきたが、あながち間違いではないような気がする。専門を迷われている方は参考にするといいかもしれない(が、あまり気にする必要もないと思う)。     オーストラリアのインターン医師は、大きく分けて外科、内科、救急、精神科のローテーションを通じて医師としての一般的なスキルを磨く。3年という限られたインターンシップの期間中に、すべての科を回ることは不可能である。あらかじめ「~科で働きたいなぁ」と思っている医師は、病院側にその科に優先的に回してもらうことをお願いする。また、「~科には興味がない」ということを病院側に伝え、それ以外の科に回してもらうこともできる。   ぼくは医師として以下のローテーションを回ってきた。 1年目 内科(記事) 移植外科(記事) 救急(記事) ...

オーストラリア医師、レジストラを振り返る(パート1:リハビリ科)

  ぼくは「オーストラリアで温かい医者になる」という夢を持っている。ぼくはその夢を叶えるべく、オーストラリアの医学部を卒業し、インターン医師として次の4つの研修を無事修了した。 一般内科 (General Medicine)(リンク) 移植外科 (Transplant Surgery)(リンク) 救急医療 (Emergency...