オーストラリアの医学部、最終学年の3発目の研修先は腫瘍科

 

オーストラリアの医学部、最終学年もすでに3つ目の研修に入った。

 

最初の麻酔科、2番目の緩和ケアに続き、3つ目の研修先は腫瘍科である。

 

ぼくが配属されたのは、麻酔科の時と同じ Fiona Stanley Hospital だ。

 

それでは、早速、腫瘍科研修の概要を抑えておこうと思う。ふむふむ、腫瘍科の専門知識を身に付けることがゴールでは無いと書かれている。それよりも、総合医の観点からガンをどう診断・治療・管理するかを学べ、と書かれている。

 

 

研修中は、以下のことを念頭に置きながら患者さんと触れ合いなさいと書かれている。

 

 

研修中に課される課題は、3つある。

 

 

Logbookは、ぼくが実際に出会った患者さんのことを記録するものである。医学部側が、次のようなフォーマットの記録用紙を用意している。最低10人の記録を取る必要がある。

 

 

Evidence Based Case Reportは、現存するガイドラインや研究データをもとに、患者さんの治療を批判的に吟味する課題である。

 

 

そして、最終的には、このような知識を身に付けて、最終試験にのぞみなさいと書かれている。

 

 

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ごとうひろみち
『高校中退⇒豪州で医者』をいつも読んでいただき誠にありがとうございます。著者・ごとうひろみちに興味を持ってくれたあなたのために、詳しい自己紹介を←ここでしていますので、どうぞご覧ください。

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