Working With Children Checkの申請方法

 

Working with Children Checkの申請には2つの手段がある。

 

ひとつは、オンライン申請。もうひとつは、郵便局での書類申請

 

オンライン申請ができる人は、過去に郵便局で書類申請をし、Working with Children Checkの有効期限がまだ残っている人だけである。なんだか変なシステムだが、Working with Children Checkを持っていない人、Working with Children Checkの有効期限(3年間)が切れている人は、郵便局での書類審査のみ、と覚えておこう。

 

ぼくは医学部を1年間休学していたので、Working with Children Checkの期限が切れていた。オンライン申請ができないことにブツブツ文句を言いながら、近所の郵便局に出向き、書類申請をした。

 

書類申請をする場合、絶対に憶えてほしいことがある。それは、雇用者側が記入しなければならない欄が書類の中にあるということだ(申請書Page2のPart 5: Child-related work details以降)。

 

これはつまり、Working with Children Checkの申請書類は、申請者のあなただけでなく、あなたの雇用者側も記入をしなければ申請できないということだ。

 

何も知らずに郵便局に出向いて、さて書類を完成させようと思っても、雇用者側の担当者の名前などを書かなければならないので、結局、郵便局⇒雇用者⇒郵便局、というように無駄足をすることになる。

 

また、申請には身分証明書が必要になる。運転免許所だけで大丈夫かなぁ、と思っていたが、結局パスポートも必要だった。

 

申請には、こんな感じでいろいろ面倒な点があるので、まずは申請者案内書をよく読み、申請書の中の雇用者側の情報をまず入手することを覚えておこう。

 

案内書

申請書

 

最後に、申請には料金がかかる。ぼくは医学生なので$11だが、労働者の場合$84もする。

 

Working with Children Checkは、3年ごとに更新しなければいけないものなので、労働者にとって月々$2~3の出費となる。少ない出費かもしれないが、無犯罪歴の人にとっては悪いことしてないのに無駄にお金を取られていることになるので、なんだか納得できないものかもしれない。

 

ちなみに、Working with Children Checkを郵便局で申請すると、顔写真を取られる。審査に通過すると、顔写真付きのカードが送られてくる。身分証明書として使えることもあるので、持っていて損はないかもしれない。

 

 

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ごとうひろみち
『高校中退⇒豪州で医者』をいつも読んでいただき誠にありがとうございます。著者・ごとうひろみちに興味を持ってくれたあなたのために、詳しい自己紹介を←ここでしていますので、どうぞご覧ください。

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