【衝撃】ひろがオーストラリアで家探ししていると、詐欺師に出会った!

 

過去の記事『オーストラリアで家を探すために知っておきたい3つの方法』で、ぼくもオーストラリアのパースで家を探していることを報告した。

 

今回の記事は、オーストラリアで、住む場所を探している人を騙してお金を巻き上げる詐欺師に出会ったことを書こうと思う。ぼくがその詐欺師に出会ったのは、Gumtreeを通じてだ。

 

2018年は医学部の最終学年ということで、複数の病院に研修することになる。病院は色々な場所に散在しているため、ぼくは中心地のシティに住む場所を探していた。

 

Gumtreeにはシティの物件が随時更新されているのだが、そのなかでEast Perthにある物件が掲載されていた。シェアアパートの物件だったのだが、その情報の中に You can make some moneyという普通のシェア情報ではお目にしない文章が書かれていた。

 

お金のない学生のぼくには、シティに住めてお金も稼げるならと思い、この物件を掲載していた人に物件を見たいこと、そしてお金を稼ぐことについて聞いてみたいとメールを送った。

 

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【豪州医学部受験お悩み相談】海外で医者になりたい高校生1年生

  以下、読者さんからの了解のもと、質問とその答えを記事にしています。   <読者さんからのお便り>   ごとうひろみち 「こんにちは。ひろです。」   Aさん 「初めまして 高校一年のAと申します。 私はオーストラリアで医師になりたいと考えています。一番はオーストラリアの医学部に進学することですが、オーストラリアの医学部に高校卒業後に入るのは費用の面や学力的な面で現実的ではないと思っています。 なので、自分自身で出来る限り調べて2つのルートを考え出したのでどちらがオーストラリアで医師になるために最適なルートかアドバイスを頂ければと思いメールをさせて頂きました。 1つ目はハンガリーなどの東欧の医学部に進学し卒業後オーストラリアに臨床留学をするかスポンサーを探すということです。ですが、経験がないためビザなどの面でうまくいくかが疑問な点です。 2つ目はオーストラリアの大学の看護学科に進学し卒業後数年働き永住権を得て医学部に進学するという点です。 よろしくお願い致します。」   ごとうひろみち 「ご質問ありがとうございます。高校1年生の時点ですでに医者になろうと思っているんですね。すごいです。感心してしまいます。与えられた情報が少ないので適切な答えができるかわかりませんが、「Aさんが日本で生活している日本人の高校生」という仮定をもとに、ぼくなりの答えを書いていきます。Aさんの人生のに一助になれば幸いです。」   ごとうひろみちの答え   オーストラリアの医学部に通う留学生は、毎年300~400万円の授業料に加え、100~200万円ぐらいの生活費を支払います。つまり、安くても400万円、高ければ600万円という大金を毎年払わなければなりません。もし、高校卒業すぐに医学部へ入学するのであれば、6年間大学に通うことになり、合計で2400万~3600万円の経費が掛かります。ご両親が経済的に安定し裕福であれば問題はないのかもしれませんが、そのような幸運に恵まれている子供の数は多くありません。(アメリカであれば、医学部無料というところもありますが。) 志の高いAさんは、この点をすでに自分で調べて、自分にほかのルートが無いものかと模索をされているのだと想像します。そして、(1)東欧の医学部に進む選択肢、そして(2)オーストラリアへ永住した後に医学部に進む選択肢、にたどり着いたのだと思います。   東欧の医学部に進む   まずは、ぼくの結論から始めます。ぼくはこの選択肢をお勧めしません(注意:否定ではありませんよ)。   その理由は、3つあります。   1つ目は、医学部で学ぶ内容は、国によって大きく異なるという事実。 簡単な例を出すと、アメリカの医学部に行けば、Lyme diseaseのことをしっかりと勉強すると思いますが、オーストラリアの医学部ではあまり時間を割きません。同じように、オーストラリアの医学部では Rheumatic heart diseaseの勉強をしっかりしますが、アメリカの医学部ではあまり時間を割かないと思います。 なんでこんなことが起きるのかというと、国や環境によって病気の疾患率が変わってくるからです。アメリカではLyme diseaseは比較的よく見られる病気ですが、オーストラリアではあまり出会う症例ではありません。また、アメリカではあまり目にしないRheumatic heart diseaseですが、オーストラリアでは比較的出くわす病気です。 オーストラリアとアメリカを例に出しましたが、東欧の医学部でも東欧でよく目にする病気を重点的に勉強するはずです。そのため、オーストラリアで医者になることを考えているのであれば、オーストラリアの医学部で学ぶことが時間的なロスを少なくしてくれるような気がします(オーストラリアは移民が多い国なので広い視野を持ったほうがいいと考えることもできますが)   2つ目は、医療行為の内容は、国によって大きく異なるという事実という事実。 医療は様々な要因が絡み合った事業です。病院やクリニックの医療ガイドラインといった小さな単位から、国が定める医療に関する法律まで、様々なレベルで医療行為の制限が課されています。また、医療に対する患者さんたちの考え方や知識なども、医療行為の在り方に大きな影響を与えます。 例えば、パースには複数の病院がありますが、同じ病気なのにどう治療するかのガイドラインが微妙に違うことがあります。これが、他州の病院になると、さらに変わってきます。そして、国レベルになると、もっと大きな違いが出てくることが容易に想像できると思います。つまり、東欧で医学を修めて、意気揚々とオーストラリアで医者になろうとしても、東欧で学んだ医療知識がオーストラリアでは使えないケースがあるわけです。 ただ、オーストラリアの医療システムを改善するには、他国の医療従事者の知識と経験が不可欠というのも事実ではあります。Aさんがこのようなビジョンを持っているのであれば、他国で医学を修めて、その知識をオーストラリアの医療システムの改善のために尽力してもらうことは、大変喜ばしいことではあります。   3つ目は、医学部はその国や地域に貢献する医者を育てたい、という事実。 これは、投資家のマインドを持っていないと理解できない観点です。ヨーロッパの医学部が比較的安いのは、国が多額の補助金を投資し、優秀な医者を育てて、将来的にその国の医療に貢献してもらいたいと願っているからです。それゆえ、多額なお金を投資した医学生がほかの国に流出することは、その国にとって大きな損失を意味します。 わたしの国の医療に貢献してくださいね、という政府の願いを理解し多額の投資を受け入れる。でも、医学部の教育が終わったら即さようなら~では、倫理的な配慮にかけるのではないかと考えてしまいます。法律違反でなければ何をやってもいいという心貧しい人がいますが、Aさんには広い視野を持った医者になってほしいと願っています。   オーストラリアで医者になるなら東欧の医学部はお勧めしないと言いましたが、それでも世界中からたくさんの人が医学を学びに来る環境はとても刺激的なものだと思います。   ハンガリー医学部、留年せずに卒業できる学生の割合は33%(つまり66%の学生は留年する)! https://www.youtube.com/watch?v=1VgmS4KQUIo   ハンガリーで医学を学ぶ人たち https://www.youtube.com/watch?v=XlH1A_JdxvM   オーストラリアの永住権を取ってから医学部に進む   ぼくは、こちらの選択肢をお勧めします。   オーストラリアの医療システムを理解している看護師さんは、オーストラリアでとても優秀なお医者さんになれるような気がします。(データはありませんが、優秀なお医者の中に過去に看護師をしていたという方が多いと思います) ただ、現実的な問題も存在します。留学生が支払わなければならない看護科の授業料も高いです。年間250万~300万円の授業料がかかります(情報元>>オーストラリア留学センター)。医学部(年間300~400万円)に比べれば幾分安いのかもしれませんが、それでも多額な教育費です。 看護科を卒業しオーストラリアの永住権を取ったとしても、その後、現地の医学部に通うには、約100万円の学費と100万~200万円の生活費が毎年かかります。オーストラリア政府から経済的な援助を受けられることも確かですが、ある程度の経済的な余裕が無ければ、大変な道のりになると思います。   ぼくの場合は、日本で仕事をしながら、永住権を取得し、豪州医学部に合格しました。リーマンショックなどの影響で、永住権取得までに医学部に3回合格するという無駄な時間を使ってしまいましたが、医学部に必要なお金を貯めることが出来たので、それはそれで良しとしています。   ごとうひろみち著『豪州医学部受験必勝法』 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01MTC3YKZ/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B01MTC3YKZ&linkCode=as2&tag=hiromyhero-22&linkId=ea9c0de3da2bfb477ba7323f6953cb25   ひろの最後の一言   今回の悩み相談は、あなたのお役に立てましたでしょうか?もしそうであれば、他の悩める受験生たちのためにもこのブログの存在を教えてあげてください。 もしオーストラリアの医学部受験を考えるのであれば、ぼくが展開している「日本人の英語をネイティブにする」コミュニティ iTELLian Academy で過去の質問を紹介していますので、参考にしてみてください。無料登録すれば質問もできますよ。 それでは、オーストラリアで医者になったAさんに出会える日を心待ちにしています。    

オーストラリア政府の学生補助金Austudyの申請が拒否されたら

  ぼくは2014年からオーストラリアの医学部に通っている。   医学部に通っている間は収入がないので、家賃や生活費をオーストラリア政府の学生補助金Austudyから支払っている。補助金の詳しい内容は、政府のページもしくは拙著『豪州永住権の手引き』をどうぞ(←書籍は無料プレゼント中)。   医学部に通いながらアルバイトする学生もいるが、そのほとんどは生活費を稼ぎだすというよりも、勉強漬けの毎日から精神的に解放されるために、週1、2回パートタイムで働いている感じである。   ぼくも英語コンサルをしたり、翻訳の仕事をこなしてはいるが、Austudyが無ければ生活と学業を両立させることは不可能である。   ぼくは2017年、医学部を休学し日本に帰国した。その間はAustudyの受給を一時的にストップしなければいけなかった(Centrelinkのオフィスに行って、一時停止してくださいと言えばできる)。   在学していないのにAustudyを不正受給すると、政府から訴えられるだけでなく、そのほかの福祉補助金を受けられなくなる可能性があるので厳重注意。   休学期間が過ぎ、ぼくが日本からオーストラリアに戻ってきたのは、2017年の11月である。11月に帰国したのは、12月からのElective Placementの準備をする必要があったからだ。     Austudyの一時停止を解除し、受給を再開するには、Austudyを再度新規申請しなければならない。ぼくはオンライン申請ではなく、わざわざVictorial ParkにあるCentrelinkオフィスに出向いてAustudyを再度申請した。   オンライン申請ではなくオフィスでの申請を選択したのには理由がある。それは、Elective Placementのせいで、ぼくの医学部の勉強が12月から始まる(普通は2月)という変なものだったので、そのことをキチンと説明するためにオフィスに出向いだのだ。   Centrelinkの担当者に、Elective Placementが12月から始まり、これは医学部卒業に必須なフルタイムの科目だということを口頭で説明し、念を押すためにこのことを文書で説明している医学部からの手紙のコピーも提出した。   これだけすれば大丈夫だろう。   ぼくはそう思っていた。   2日後、Centrelinkの自分のページにAustudyに申請していることが表示され、12月9日に申請の結果が出ることが書かれていた。   Elective Placementは12月4日からなんだけどなぁ、と思いながらも、受給が認められれば申請日まで遡って給付金が与えられるので、まぁいいかと思うことにした。     12月9日の申請結果は、Your application is not acceptedだった。数日後送られてきたレターには、医学部の最終学年は2018年2月からだから給付金は与えられない、という内容が書かれていた。   恐れていたことが、起こってしまった。   ぼくの医学部はElective Placementがあるために2017年12月から始まるのに、Austudyの審査官が医学部の最終学年のスケジュールだけ見て、2018年2月まで13週間以上あるから申請を拒否してしまったのだ!   おそらくだが、ぼくがCentrelinkで懇切丁寧に説明した2017年12月から始まるElective Placementのことと、医学部からの手紙のコピーには目を通していないはずだ。目を通していれば、医学部の最終学年は2018年2月からだから給付金は与えられない、という拒否理由を言えるわけがない!   収入がない上に、Elective PlacementのSir Charles Gairdner Hospitalに毎日通うためにお金がだんだん無くなっていくぼくは、Austudyの拒否理由を見て一瞬怒りを覚え、焦燥した。   ただ、怒っても焦ってもしょうがないので、ぼくはすぐにCentrelinkのオフィスに出向き、Austudyの拒否理由が不当であることを伝え、結果を再審査するようにAppealを行った。     Centrelinkの担当者には、口酸っぱくElective Placementのことを伝え、Austudyの審査官が医学部からの手紙をキチンと読むように指示するように伝えた。   Centrelinkの担当者からは、Appealの審査はクリスマス前後になるだろうと言った。そして、担当者はAppealの結果がダメだった時のために、もう一度Austudyに新規申請したほうがいいと言われた。   分かった、ここで新規申請する、とぼくは伝えたのだが、オフィスはもう閉まってしまうので、自分でオンライン申請してくれと言われた。What the…   クリスマス前に連絡が来ればいいなと思っていたが、ぼくの期待が満たされることはなかった。   クリスマスは、ホストファミリーにプレゼントを買いたかったのだが、本当にお金がなかったので、2018年5~6月にパースで行われるMamma Mia! の舞台へのチケットを後日贈ることにした。     クリスマスは過ぎ、ボクシングデー、ニューイヤーズ・イブ、そして年は2018年を迎えた。Appealの結果の連絡はなかった。   ぼくはCentrelinkのオフィスに行き、どうなっているんだと怒鳴り込んだ(もちろん平身低頭で)。   オフィスの入り口カウンターのおばさんが、パースのオフィスではAustudyの審査を行っていないから、CentrelinkのYouth and Studentに電話してみなさいとアドバイスしてくれた。番号は、132 490だ。   ぼくは昼食の予定があったホストファミリーの家に行き、すぐに電話した。   Centrelinkの自動電話対応の音声が流れた。ご用件は何ですかと聞くので、Appealとぼくがぶっきらぼうに言うと、わかりましたAppealですね?と音声ガイダンスは言った(すげー、AIの技術はこれから仕事をどんどん減らすなぁ)。ぼくがYesと答えると、そのまま担当者につないでくれるとのことだった。   それから約1時間の間、クラシックの音楽が流れた。いつになれば担当者と喋れるのか分からないぼくは、ホストファミリーの庭に水をやりながら時間をつぶした。   そして、電話をしたことすら忘れていたころに、Hello, may...

【インターン医師】オーストラリアのインターン医師の給料はいくら?

  えー、下世話な話ですが、とても大事な話をします。それは、お金です。   前回の記事で、オーストラリアでインターン医師になるための応募方法を読んだ読者から「インターン医師の給料はいくらですか?」という質問があったので、隠さずお答えします。   オーストラリアのインターン医師は公募であるため、給料が公開されています(現在の正確な年俸を知りたい方は、こちらのサイトから WA intern で検索すると最新の情報が出てきます)。オーストラリアの州によって給料は変動しますが、今年の西オーストラリアのインターン医師の年俸は $77,319 (税抜き前)です。これプラス、$5,742 ぐらいの引っ越し費用などが追加されるので、合計で$83,061 になると思います。   つまり、月給は$7,000弱になります。週80時間働いたとして、月に約350時間。時給にすると、20ドル弱です。   スーパーマーケット・コールズの荷物運びの友人が時給25ドルと言っていたので、インターン医師の給料は決して高いわけではありません。   ・・・   お金の話から逸れますが、それ以上に大事なことに触れます。オーストラリアでインターン医師になる人は、絶対に忘れてはいけないことです。   それは、インターンの1年を失敗すると、医師としての道が閉ざされるということです。それも永遠に。   医学部であれば留年しても次の年に頑張れば、進級または卒業することが出来ます。つまり、セカンドチャンスが残されているわけです。しかし、インターン医師は、インターン修了の条件をクリアできないと、医師として次のステップに進むことができません。   過去の記事「【医学部卒業後のインターンシップ申請】申請方法の全貌」でも触れましたが、インターン医師に2回なることは出来ません。つまり、インターン医師として失敗してしまった人は、医者としての就職先を失ってしまうということです。   コネがある人はどうにかなるのかもしれませんが、オーストラリアの医者の仕事は公募で選ばれるため、インターン医師として失敗した人は裏口のルートでしか医者の仕事を続けることが出来なくなってしまいます。よって、ほとんどの人にとって、インターン医師は、ファーストチャンスであると同時にラストチャンスなのです。   おぉ、ハイリスク、インターン。   それでもインターン医師になって、ぼくの夢である「温かい医者になる」を実現するために必要なことをやり続けていきますので、影からこそっと応援していただけたら嬉しいです。  

オーストラリアの医学生がへき地ブルームで出会った日本人真珠ダイバー

  先住民医療センター(BRAMS)で 出会った患者さんの中に、 日本人のTさんがいた。   Tさんには、 手作りのお寿司をいただいたり、 食事に誘っていただいたり、 本当によくしていただいた。   Tさんのお寿司は、 オーストラリアで食べたお寿司の中で ダントツ旨かった。   そのほかにも、 初めて食べた真珠の帆立が メチャクチャ旨かった!   食べるのに夢中で 写真を撮ることを忘れていたのですが、 こんな感じのサイズです。   https://www.youtube.com/watch?v=NZOAnPRLPq4   Tさんが昔真珠ダイバーをしていたこともあり、 知り合いから新鮮な魚や真珠の帆立が送られてくるらしい。   Tさんから、 真珠ダイバーの仕事の話や、 町でけんかして刑務所に入れられた (でも日本人の素行はよかったので、毎日外出できた)話など、 楽しい話をたくさん聞かせていただいた。   Tさんと奥さんに 「BRAMSでのひろの評判はすこぶる良かったよ。 卒業したら、ブルームに戻ってきてね」 と言っていただいた。 深く感謝。   またお会いできるのを楽しみにしております。   ちなみに、 ブルームで遊ぶときは 綺麗な海が多いです。   https://www.youtube.com/watch?v=dTFhJCuPfTM   出典:slwa.wa.gov.au  

パースの日本雑誌Perth Expressに「ごとうひろみち」登場

  パースにいる日本人や日本語を勉強している人が読んでいる Perth Express 誌に「ごとうひろみち」のインタビュー記事が掲載されました。   インタビューを受けたのは、神経外科研修を早めに終えた午後の時間。場所は、Sir Charles Gairdner Hospital のそばにあるカフェでした。インタビュー担当の方は、とても丁寧な方で楽しくインタビューをすることが出来ました。   基本的には、過去のインタビュー動画と内容は同じですが、医学部生活の写真などもアップしているので、楽しんでいただけると思います。興味がある方はどうぞ⇒記事はこちら。   過去のインタビュー動画はこちら。 https://youtu.be/CQ_YIduECOo   高校中退から豪州医学部までの道のりをつづっているのが書籍シリーズ「高校中退から豪州医学部へ」です。期間限定で無料プレゼントしています。興味がある方はこちらをどうぞ。↓↓↓↓↓    

【ついに決着】オーストラリア政府の学生補助金Austudyの申請を拒否されたら

  オーストラリアの大学生(海外留学生は除く)は、Austudyと呼ばれる金銭的補助を政府から受けることが出来る。詳しい条件などはこちらをどうぞ。   ぼくは、2014年から西オーストラリア大学の医学部(大学院コース)に入学し、Austudyを受け取りながら、貧乏医学生として生活を続けていた。2017年には、もうひとつの夢である「日本人の英語を変える」ために、医学部を1年休学した。もちろん、その間は Austudyの受給は一時中断していた。(休学中に受取中断をしておかないと、不正受給者として国から訴えられるので気を付けておこう。)   日本での「日本人の英語を変える運動」を全力で頑張った後、ぼくは2017年の12月から医学部に復学した(神経内科研修編)。そして、復学に伴い、Austudyを再開する申請を行ったことを、これまでのブログ記事で触れてきた。長い戦いだったが、これまでの Austudy再開についてのドタバタを簡単に説明しておくと、次のようになる。   (1)Austudyの1回目の申請は、申請期間外(最大で学校が開始される13か月以内)ということで却下される。Austudyの1回目の再申請は11月に行ったもので、医学部が再開された12月まで4週間しかない。ゆえに、申請却下理由は不当である。そこで、再審査を求め、1回目の Appeal を行う。(詳しい内容は過去記事『オーストラリア政府の学生補助金Austudyの申請が拒否されたら』) (2)1回目の Appeal の後、再度 Austudy の審査が行われ、預金残高が約1万ドル以上あることを理由に、支払いは2018年の3月以降になることが決まった。しかし、医学部の授業料は、年間約1万ドルである。しかも、学校が始まったのは、2017年の12月だ。生活費がままならない状態で、どうやって医学部を卒業しろと言うのか?ぼくはこの決定に不服を申し立て、2度目の Appeal を行った。(詳しい内容は過去記事『【続】オーストラリア政府の学生補助金Austudyの申請が拒否されたら』) (3)2回目の Appeal の審査を行うものの、審査そのものが3月にならないと始まらないというとんでもない状況に直面する。これはつまり、郵便局に速達物の受け取りを早くしてもらいたいとお願いすると、「わかりました。従来の受取日に荷物が届いたら、手続きを始めましょう」と言われているのと同じことである。(詳しい内容は過去記事『【続続】オーストラリア政府の学生補助金Austudyの申請が拒否されたら』)   そして、3月21日。Austudy再審査はついに行われた。     【ついに決着】オーストラリア政府の学生補助金Austudyの申請を拒否されたら   そして、3月21日。Austudy再審査はついに行われた。   結果は、オーストラリア政府のCentrelinkが落ち度を認め、2017年11月から2018年3月までの支給額を支払うことで決着となった。     ほとんどの人は、オーストラリア政府の決断に不服を申し立てない。ぼくは税金という義務を果たしている以上、政府補助金という権利を放棄しなかった。そして、なによりも、ぼくは初めから、オーストラリア政府の不実な決断ととことん戦うことを決めていた。   おそらくどこの国でも同じなのだろうが、政府機関の人間というのは、ひとりの学生が補助金を受け取れずに医学部を中退したとしても、それによって良心を痛めるようなことはない。所詮は、ごまんといる補助金申請者のなかの「アンラッキーなひとり」でしかないのだ。   彼らが認識しなければならないことは、彼らのずさんな審査と決断がその「アンラッキーなひとり」の人生を台無しにしているということである。しかし、そんなことは彼らの頭には全く思い浮かばない。   だから、ぼくは戦ったのだ。国はあなたのために戦う、という妄想はぼくにはなかった。ぼくにあったのは、政府の人間も所詮は人、9割は自己の利益のみを考えながら生きている。自分の許容範囲を超えて、ほかの人のために時間と労力を使う人物はなかなかいない。だから、政府とのやり取りにおいて憶えておかないといけないことは、自分の権利を守るべき存在は自分自身、ということだ。それが、社会・歴史の勉強、そして実体験をを通じて学んだことである。    

オーストラリアの医学生が休学中にチャレンジした9つのこと

  2017年、ぼくは「日本人の英語を変える」という夢に取り組むために医学部を1年間休学した。2016年に奨学金をもらいながらブルームで医学研修をしていたのだが、勉強中にもこの夢が頭の中のドアをどんどんと叩いていた。「おい、ひろ、こっちの夢はどうするんだ?」と。   大学(院)時代ほど自由な時間は無いことを知っていたぼくは、「オーストラリアで温かい医者になる」というもうひとつの夢を一時保留にして、1年間休学し日本に戻って「日本人の英語を変える」運動を始めた。   この記事では、ぼくが1年間の休学中に取り組んだことをまとめておこうと思う。   日本人の英語を変えるためにぼくが取り組んだこと   (1)アマゾン書籍出版 (2)英語コンサル (3)異能vation(総務省) (4)ビジネスを学ぶ (5)商標登録 (6)熊本災害ボランティア (7)タッチラグビー (8)ドリームシアターのライブ (9)医学部長からのお褒めの手紙     日本人の英語を変えるためにぼくが取り組んだこと   (1)アマゾン書籍出版   ブログのタイトルにもあるように、ぼくは高校中退者である。それも3か月で高校を辞めてしまうほど甲斐性の無い少年だった。それでも、終わっていた人生を自分でどうにかしようと、16歳の時に高認(大検)を取得し、英語に真剣に取り組むようになった。社会から断絶されたぼくは失うものが何もなかった。   オーストラリアで語学留学した後、アメリカと豪州で大学受験をし、オーストラリアの雰囲気のほうがぼくの性格に合っていたこともあって、オーストラリアで神経科学と遺伝学を専攻した。卒業後は、大阪市立大学と理化学研究所脳科学総合研究センタ-でサイエンスのお仕事に従事した。お仕事は心がウキウキするほど面白いものだったのだが、インドや東北沖地震でのボランティア経験がぼくに医学を志すきっかけを与えてくれた。オーストラリアにまた戻りたいという気持ちも強くなり、ぼくは医学部を3回受験し3回合格し、永住権が取れた3回目に入学を果たした。医学生になる前に、1年間エアーズロックでツアーガイドの仕事も経験した。   何者でもなかった自分が英語を通じて成長していく過程を、ほかの人に知ってもらい英語を頑張れるきっかけになればと思い、ぼくはアマゾン書籍シリーズ『高校中退から豪州医学部へ』を出版した。   ぼくの書籍は、読者の時間の無駄にならないよう必要のない部分はできるだけ削除した状態で出版したにもかかわらず好評をいただき、書籍『豪州医学部受験必勝法』にいたっては出版後すぐにアマゾン書籍1位(大学・大学院部門)に輝いた。     『高校中退から豪州医学部へ』は、個別のテーマ(高校中退など)をカバーしながらも、英語を勉強しているすべての人が英語を上達させるヒント(特にやる気を高めるヒント)をみつけられるようにデザインされた書籍シリーズとなっている。   ぼくの「日本人の英語を変える」夢に取り組むために、書籍シリーズ『高校中退から豪州医学部へ』を多くの人に読んでいただくために、期間限定で無料プレゼントすることを決めた。←お早めに。     日本人の英語を変えるためにぼくが取り組んだこと   (2)英語コンサル   アマゾン書籍『高校中退から豪州医学部へ』は、おもに英語で成功するためのマインドに触れているため、具体的にどうやって英語を勉強すればいいかという部分に触れられていない。この部分を強化するために、ぼくは英語コンサル(個人・会社)を行なった。   個別コンサルではおもに、英語で悩んでいる人たちをヒアリングし、その悩みを解決することに専心した。個別レッスンを行う家庭教師のような役割ではなく、その人に合った方向性を与えるコンサルタントとして、「日本人の英語を変える」運動に取り組んだ。   具体的には、英検1級に合格した人もいれば、TOEIC満点とった人もいる。留学前の高校生・大学生を相手に留学を200%充実させるためのアドバイスをしたこともあるし、企業担当者に社員の英語教育強化のコンサルをしたこともある。   ほぼすべてのケースは、友人などの紹介を通じたものだったため、無償で悩み相談を行った。今思えば、お金を払ってもらえばよかったと思うが(←お金を払わない人は頑張らない人が多いから)、ぼくが持っている英語学習におけるコツをたくさんの人に伝授できたことは良かったと思う。このコツは、アマゾン書籍無料プレゼントと一緒に送られてくるメルマガで公開している。     日本人の英語を変えるためにぼくが取り組んだこと   (3)異能vation   「日本人の英語を変える」という夢は、生半可な努力では実現できない。いまの日本にはびこっている「英語試験至上主義」という間違った常識を打ち壊すには、世の中を変えられるアイデアを持った人材がどうしても必要となる。   ぼくはiTELLian Awardという賞を通じて「日本人の英語を変える」異能な人材を発掘し援助を行うために、総務省が行っている異能vationの協賛企業として参加させていただいた(ぼく自身も破壊的な挑戦部門とジェネレーションアワード部門に応募した)。たくさんの応募に目を通したのだが、「日本人の英語を変えるアイデア」に出会うことは、残念ながら、無かった。それでも、あきらめることなく、来年も協賛企業として、また応募者として「日本人の英語を変える」運動を続けていこうと思っている。我こそは異能なり、という人は、ぜひとも英語教育に関連するアイデアを異能vationへ送ってほしい。     日本人の英語を変えるためにぼくが取り組んだこと   (4)ビジネスを学ぶ   ぼくが「日本人の英語を変える」という夢を語ると、ほぼ100%の人が「この人、夢見てんなぁ」という憐みの表情をぼくに見せる。ぼく自身は「できる」と本気で信じて活動しているのだが、どうしても「個人で活動している」という部分が足かせになっているようだ。そこで、ぼくは「日本人の英語を変える」運動をより多くの方に知ってもらい参加してもらうために、ビジネスを勉強し始めた。   ビジネスを始めた詳しい背景や実際にぼくが取り組んでいる勉強の内容はこちらの記事を読んでもらいたいが、科学者として訓練を受けてきたぼくにとってビジネスを学ぶことは自己の成長にもつながっている。この成長がいつか、「日本人の英語を変える」という夢に寄与してくれると信じている。     日本人の英語を変えるためにぼくが取り組んだこと   (5)商標登録   ビジネスを通じて「日本人の英語を変える」という夢を多くの人に知ってもらうことを始めたのだが、その一環として商標登録も行なった。ネットで出願方法を調べ、自分一人ですべてを行ったので、お役所仕事の面倒臭さが身に染みる経験となった。   また、PPAPで世間を揺るがせた上田育弘氏が、ぼくの商標と同じようなものを出願するという偶然もあり、ハラハラドキドキの商標登録となった。   https://www.youtube.com/watch?v=0E00Zuayv9Q     日本人の英語を変えるためにぼくが取り組んだこと   (6)熊本ボランティア   もちろん、ぼくは「日本人の英語を変える」という夢だけに打ち込んだわけではない。英語とは関係がないことにも、時間とお金を投資した。まず、熊本で起こった豪雨災害ボランティアがそれだ。   福岡に住んでいるぼくは、ニュースを観るなり、すぐに現地に飛んで行き、現地のボンラティア活動に参加させていただいた。数日ほどのボランティアだったが、グループリーダーとして貢献できたのではないかと思う。また、戻ってくるけんね、熊本。     日本人の英語を変えるためにぼくが取り組んだこと   (7)タッチラグビー   毎週の日曜日には、タッチラグビーの練習に参加した。メンバーのほとんどは大学生などの20代の人ばかりだったが、ラグビーとは違ってコンタクトがないため、怪我をすることもなく、爽やかな汗をかくことができた。熊本で行われた大会は、雨が降っていたにもかかわらず、優勝することができた(若い人たちが頑張ってくれたおかげ。ぼくはその陰で頑張っただけ)   2019年には、日本でラグビーワールドカップが行われる。タッチラグビーは、男女混交、老若男女でプレーできるスポーツなので、もっともっと認知されていいと思う。ワールドカップを盛り上げる意味でも、皆さんこちらの記事を読んで、タッチラグビーを始められてはいかがでしょうか?     日本人の英語を変えるためにぼくが取り組んだこと   (8)ドリームシアター   ぼくは、ドリームシアターが大好きだ。ぼくの感性を大きく凌駕するその複雑性や芸術性を持ちながらも、長年ぼくの心をとらえて離さない、稀代のプログレッシブメタルバンドである。   ぼくが最初に衝撃を受けた「Images and Words」を完全再現するライブを日本で行うということで、ぼくは広島に飛んだ。彼らのパフォーマンスは圧巻の一言である。とにかく、圧倒されてしまう。ライブがCDの音源を超えてしまう、本当に凄いバンドだ。   そのほかにも、ライブで仲が良くなった方がいたり、広島の美味しいものを食べたり、極めつけにはハンガリーの女性と出会いバーに一緒に行ったりもした。     日本人の英語を変えるためにぼくが取り組んだこと   (9)医学部長からのお褒めの手紙   2017年は、「日本人の英語を変える」という夢に取り組んだのだが、もうひとつの夢「オーストラリで温かい医者になる」という夢にも勇気を与えてくれるイベントがあった。   医学部長から「お褒めの手紙」をいただいたのだ。2年生の時にお世話になった心臓医の先生でもある医学部長からのお手紙は本当にうれしかった。ぼくの医学部の成績は平凡なのだが、勉強以外の部分で評価されたようである。どんなことでも、頑張っていればだれかが見ていてくれることを感じた瞬間だった。(誰かに見られるために医者になろうとしているわけではないが、先生方にお褒めの言葉をいただくと、素直に嬉しいものである)   2018年は、医学部の最終学年である。この喜びを胸に、「オーストラリアで温かい医者になる」という夢のスタートラインに立てるよう努力していこうと思う。  

【続】オーストラリア政府の学生補助金Austudyの申請が拒否されたら

  過去の記事『オーストラリア政府の学生補助金Austudyの申請が拒否されたら』にて、Austudyの申請が拒否されてもあきらめずに行動すれば、Austudyを受け取れるということを書いた。   この記事に詳しく書いたように、ぼくは直接電話をしてAppealをした。その次の日に、CentrelinkからAustudyが認可されたことをお伝えした。     これで、ハッピーエンド、のはずだった。   ハッピーエンド、のはずだった   Your Austudy claim has been approved from 06 january 2018. という文章に違和感を覚えていたが、ぼくは医学部からの手紙を読むように、と電話越しで強調したので、大丈夫だろうと思っていた。   しかし・・・   Austudy認可の手紙を読んでみると、てめー、ふざけんな!としか言うことができなかった。     Centrelinkからのレターによれば、 Austudyは2018年3月から支払われる 3月より前には払えない。$10,900以上の資金が銀行口座にあるから。 と書かれている。   はぁ?まじでふざけんなよ!   そもそも、ぼくがAustudyのAppealをしたのは、ぼくは2017年の12月から医学部を再開していたにも関わらず、学校開始までに13週間以上空いているとかいうわけのわからないことを理由に、Centrelinkが申請却下したことに不服を申し立てたからである。   2017年の12月から勉強を再開していたことを示す手紙を読んでいれば、Austudyは最低でも2017年の12月から支払うという決断をしなければならないはずだ。   3月という部分も不明瞭だ。同じ手紙の中に、Austudyの支払い開始日が、 3月5日 3月12日 3月26日 と3つも書いている。Regular paymentがなぜ3月5日ではなく26日からなのか、その説明も無い。   この他にも   てめー、と思った部分がある。   $10,900以上の資金が銀行口座にあるからAustudyが受け取れないだと?   ぼくの医学部の年間授業料は$10,500がかかっとうたい。Centrelinkの条件によれば、医学生は$400以上の余剰金を持っとたらいかんことになるっつぇ。まじで、自分の言っとうことが分かっとうとか?👈怒ると博多弁になるったい。   $10,900の条件はこじつけにすらなっていない。なぜなら、ぼくが医学部に入ったときには、$10,900x4以上(4年間分)の預金が入っていたからだ!!   再び、Austudyの審査結果にAppeal   次の日、ぼくはCentrelinkオフィスに出向いて、2度目のAppealを行なった。Appealの手続きを担当してくれた女性も(Appealの審査官はクインーズランドにいるらしい)、ぼくの申請内容とAustudyの認可内容を照らし合わせて、   「あなたが不服を申し立てるAustudyは、まるであなたの提出した書類を全く読んでいないかのような審査結果ね」   と慈悲深い目で、ぼくを見た。   オフィスに出向いた後日、過去の記事でも紹介した電話番号、Youth and Students 132 490に電話をし、Appealを早急に行うように不服を申し立てた。   それから数日が経つが、まだCentrelinkからの連絡はない。   なにが起ころうとも、税金を払っているぼくは、自分の権利を守ろうと思う。お役所のずさんな仕事ぶりの犠牲になるつもりは毛頭ない。ぼく個人の生活がどうなろうとも全く気にもならない人たちだ。おれは、そんな人たちを相手に、自分の人生のために戦うぜ。   怒ったら負けとか言う極論主義者もいるけど、怒らなければいけないときに怒れない大人にならないようにしようとぼくは思う。   怒る人たちの動画を見て、エネルギーを昇華中・・・ https://www.youtube.com/watch?v=GHdazIXFx-E    
ごとうひろみち
ごとうひろみち
『高校中退⇒豪州で医者』をいつも読んでいただき誠にありがとうございます。著者・ごとうひろみちに興味を持ってくれたあなたのために、詳しい自己紹介を←ここでしていますので、どうぞご覧ください。

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ぼくは高校英語が理解できなかった。そんなぼくがどうやってオーストラリアで医者になれたのか?この物語を読めば、あなたにも英語で夢を叶えるヒントが見つかるかも。

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異能vation、の伊藤穰一さんが面白い

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加藤将太の次世代起業家育成セミナーを受ける前に知っておきたい13のこと

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物を売ったことが無い、ビジネスのずぶの素人でも始められるのかどうかについて。答えを先に言うと、「ずぶの素人でも始められる」ということだ。その証拠は、ビジネスに関する知識がゼロであるぼくが、路頭に迷うことなく、ビジネスを学び続けられているという事実である。それだけではない。ぼくよりもずっと若い学生が、ビジネスの知識・経験ゼロの状態から学習を続けている。 「学習を続けている」という部分が大事である。なぜなら、誰だって「始めることはできる」からだ。NBA選手になるために練習を始めることは誰にでもできる。始めるだけなら、ぼくだってできる。でも、そのための練習を続けることは並大抵の人生哲学と戦略が無ければ、不可能である。加藤将太はそれを与えてくれる。   (2)自分の時間・ペースで学習できるのか?   答えは、「自分の時間・ペースで学習できる」である。これを実現しているのが、オンラインコースという形態である。ネットにアクセスすることができれば、自分が学習できる時間や場所から、ネット上のセミナーを閲覧したり、提供されている文書を読むことができるからだ。大学の講義のように、決められた時間に行かなければ学べないということが無いので、自分の生活にあったペースで学習を進めることができる。   (3)加藤将太の生徒は成功しているのか?   答えは、「加藤将太の生徒は成功している」である。加藤さんのページに掲載されている生徒さんは成功例の一部ではあるが、年商数億円を稼いでいる生徒もいる。その他にも、年商数千万の生徒さんがゴロゴロいる。 年商だけで成功は語れないが、ずぶの素人が自分の好きなことをビジネスにしてお金を稼いでいることを考えれば、「加藤将太の生徒は成功している」と言っていいだろう。   ここまでは、ぼくが加藤将太のセミナーを選んだ理由を書いてきたが、つぎに、加藤将太のを受けるかどうか迷っている人が本当に知りたい情報をここで話そうと思う。それは、セミナーを実際に受けている人が感じている、「良いところ」である。   良いところ   まずは、加藤さんの次世代起業家育成セミナーの良いところを紹介していこう。   (4)マインドの重要性を認識している   加藤さんのは、巷に氾濫する、小手先の技術を教えてお金を回収する「テクニック系」のビジネスコースではない。それよりも、ビジネスに必要なマインドを重要視している。 加藤さんのビジネスコースで感心したところは、セミナー受講者の「ビジネスマインド測定試験」がある点だ。この数値自体にどれだけの信頼性・再現性があるのかはまだ実証されていないものの、マインドを数値化しながらビジネスを教えている人は、加藤さん以外に誰もいない。 (学習を続けてもこのマインド数値が上がらない人には、全額返済してもらって学習をやめることができる。裏を返せば、加藤さんが「あなたはビジネスのマインドが身に付いていないから絶対失敗します。だから、お金はいらないので、セミナーにはまだ投資しないでください」という足きりをしているのだ。加藤さんの真剣さがうかがえる)   (5)学習者の挫折ポイントを知っている   加藤さんには多くの生徒さんがいる。そして、セミナーを受けた生徒さんの中から、成功する起業家と失敗する起業家がいることに気づいている。加藤さんは「なぜ同じことを学んでいるのに、挫折する人がいるのか?」ということを深く考えて、「挫折ポイント」なるものを明らかにしている。 この「挫折ポイント」はだれでも経験するものであるが、加藤さんが優れているところは、その挫折ポイントを回避・解決する方法を提供している点である。しかも、この挫折ポイントは、ビジネスだけでなく、人が新しいことを始めるの挫折ポイントでもある。その回避・解決法をしっているだけでも、あなたはビジネスだけでなくやりたいことに挫折しなくなるというメリットがある。 すべての挫折ポイントにはここで触れないが、だれでも思いつくものは「モチベーションの維持」である。何かを張り切って始めても、途中でモチベーションが下がってしまい、ゴール前にやめてしまうということ、あなたも経験があるのではないしょうか?(ぼくの人生は、そればかりです) 加藤さんは、このモチベーションを維持するための仕掛けをいくつも用意している。これまたすべての仕掛けを説明していたのでは、加藤さんの方も商売あがったりなので、ひとつの仕掛けを教えようと思う。その仕掛けとは、他の学習者の進歩状況がネット上で分かるというものだ。となりで一緒に頑張っている人の存在は、あなたのモチベーションを大きく高めてくれるものなのだ。一緒に頑張ってくれる人がいれば、わたし・ぼくも頑張れるのになぁ・・・と感じている人は多いはずである。   (6)コンテンツの量が多く、質も(おそらく)高い   次世代起業家育成セミナーで提供されているすべての動画の時間を計算してみると・・・約300時間である(追加コンテンツで増える可能性あり)。1日1時間を毎日続けても、動画を見終わるのに約300日かかるということである。動画だけではない。動画の説明をしている文書などを読むと、学習時間はさらに増える。ぼくのようなビジネスの素人が学習をしているということは、動画や文書を何度も見返す必要があるので、最低でも600時間の学習が必要になる。これはとんでもないコンテンツの量である。 次世代起業家育成セミナーの質に関して、(おそらく)高い、と書いたのには理由がある。それは、ぼく自身がずぶの素人でビジネスの知識も経験もないため、加藤さんのコンテンツの質を他のコンテンツと比較できないからである。 しかし、(おそらく)低いではなく、(おそらく)高い、と書いたのにもきちんとした理由がある。ぼくが次世代起業家育成セミナーの学習を進めるにつれて、「そういう考え方があるのか」と感心させられるだけでなく、「それを自分のビジネスに取り入れてみたい」と衝動に駆らせるアイデアがたくさん提供されているからである。 これは、とても大事な点である。加藤さんのセミナーを受けている人は、ビジネスで成功したい人である。つまり、加藤さんのセミナーでアイデアを発見し、自分のビジネスに生かせないか?と自問しているはずである。「自分のビジネスを成功させるアイデア」が次から次に生まれてくる事実を考慮すると、加藤さんのセミナーは質が高いと表現するに値すると思う。   (7)ウェブ試験がある   どんな学習でもそうだが、自分がどれだけ理解しているのかというフィードバックが無いと挫折をする。このフィードバックはできるだけ、客観的なもの、つまり数値で評価することが好ましい。 加藤さんの次世代起業家育成セミナーには、あなたの学び度合いを数値で評価してくれる「ウェブ試験」がある。ビジネス素人の受講者は分かると思うが、このウェブ試験は難しい。ビジネスを知っている人がどれぐらいの点数が取れるか分からないが、ぼく(ピッカピッカのビジネス素人)が最初にウェブ試験を受けたときの成績は、30点である。それも、セミナー動画を一通り真剣に見て、内容を理解したと思った後に受けたのにもかかわらずである。(加藤さんのコンテンツはホンモノだ、とぼくが燃え始めたのは言うまでもない) その後、加藤さんが学習者に身につけてほしい知識が分かってくると、だんだん点数が上がってくる。そうすると、何が起こるか?それまでなんとなく眺めていた、世の中のビジネスの仕組みが目に見えてくるではないか!それも、成功しているビジネスと失敗しているビジネスの原因の多くが、このビジネスの仕組みに違いがあるということがわかるようになる。   (8)常に進化している   加藤さんの次世代起業家育成セミナーでぼくがとても素晴らしいと思う点は、コンテンツが常に進化しているところである。先述した「挫折ポイント」を回避する仕掛けも、続々追加されている。 おそらくだが、加藤さんの中には理想的なコンテンツの形があるのだと思う。しかし、加藤さんは、学習者からのフィードバックを加味することで、自分の理想だけでなく、学習者にとっての理想的なコンテンツを実現しようとしている。 加藤さんが成長しようとしているのに、学習者が歩みを止めていたのでは、じぶんのビジネスをなかなか成功させることができないことは明らかである。加藤さんと共に成長できるのが、このセミナーの素晴らしいところである。   ここまでは、加藤将太のセミナーの「良いところ」を書いてきたが、つぎに、加藤将太のを受けるかどうか迷っている人が本当に知りたい情報をさらに話そうと思う。それは、セミナーを実際に受けている人が感じている、「改善できるところ」である。読み続けるには、広告の下の次の数字③をクリックしてください。   改善できるところ   加藤さんの次世代起業家育成セミナーの良いところを述べてきたが、彼のコンテンツも改善できるところがある。そのいくつかを紹介していこう。   (9)動画が編集・洗練されていない   次世代起業家育成セミナーの動画は、文字通りセミナーの動画である。加藤さんは、ホワイトボードに板書しながら、セミナーを進めていく。たしかに、実際のセミナーの臨場感を味わえるだけでなく、加藤さん自身の思考の流れを学ぶことができるので悪くはない。しかし、セミナー動画が一寸の編集もされていない(訂正追記を除く)ため、無駄な空白時間が多い。 一度動画を見ただけで内容が理解できる物であれば、これでもいいのかもしれないが、加藤さんの動画は内容が濃い。とくにぼくのようなビジネスの素人は一度視聴しただけでは理解できない。動画を繰り返し視聴し学ぶ必要がある。これはつまり、繰り返して学習する人にとっては、無駄な空白時間も繰り返されるということである。学習・理解にかかる時間を最短にするためにも、セミナー動画を編集・洗練させるべきである。特に加藤さんは時短をセールスポイントにしているので、ことさらである。   (10)「ん?」となることがある   次世代起業家育成セミナーを視聴していて、総時間の0.1%ぐらい「ん?」となり、分からなくなることがある。これには、ふたつの原因がある。 ひとつ目の「ん?」の原因は、加藤さんが説明している内容を理解するための前提知識が、視聴者に足りないこと。つまり、次世代起業家育成セミナーの内容をすべて理解するには、やはり少しの知識が必要なのである。幸い、視聴者の前提知識を必要とするケースは、加藤さんが脱線しているときに多く見られるので、あなたの学習の大きな障害になることはない。 ふたつ目の「ん?」の原因は、加藤さんの疲労である。加藤さんのセミナーは、一度に長時間行われたものが多いため、講師の加藤さん本人が疲れてしまい、頭が回らなくなり話の内容が「?」となることがある。これは、人間である以上仕方のない事ではある。それでも、セミナーの99.9%は論理的に話されている。 加藤さんのセミナーは総じて、初心者でも分かるように作られており、「ん?」が学びの障害になることはない。   (11)じぶんが学びたいこと以外も学習する   ぼくはインターネットビジネスを学びたいと思い、加藤さんのセミナーを受け始めた。しかし、世の中にはインターネットビジネスだけがビジネスではない。たとえば、物販や美容師など、インターネットだけでは完結しないビジネスもある。 次世代起業家育成セミナーはオンライン(Online)だけでなく、オフライン(Offline)のビジネスも教えている。そのため、ぼくのようにインターネットでビジネスをしたい人には、オフラインのビジネスを学ぶことは少々遠回りに感じられることがある。それでも、オフラインのビジネス知識が、自分のオンラインのビジネスに生かせることもあるので、時間の無駄ではないだろう。   (12)ウェブ試験で高得点を取るためには、記憶が良くなければならない。   先述したウェブ試験だが、この試験で高得点を取るには記憶が良くなければならない。ウェブ試験は選択問題(MCQ)だが、設問の内容だけを読んで、正しい答えに辿りつけないことが多くある。その場合、正しい答えにたどり着くためにセミナー動画の内容を覚えておかなければならない。セミナー動画が長時間なので、その内容を記憶しておくことはとても困難なことである。理想的には、設問の情報だけで正しい答えを導き出せる問題が出題されるウェブ試験である。   (13)それなりの投資が必要である   加藤さんの次世代起業家育成セミナーのすべてのコンテンツにアクセスするには、それなりにお金の投資が必要となる。正直、手軽に出せるような値段ではない。   しかし、成功にはお金を投資しなければならない。なぜなら、お金で成功までの時間を買うことが大事だからである。現代は、時代が変化するスピードがとても速い。これだと思ったビジネスをゆっくり作り上げていたのでは、他の競争者に出し抜かれるだけでなく、そのビジネス分野がすたれてしまう可能性もある。お金の投資は、「ビジネスを立ち上げるまでに必要な時間」を買うことができる大切な行動である。 値段だけで、自分の夢であるビジネスを諦めてはいけない。そのことを、たとえ話で理解してもらおうと思う。 もし、あなたの手元に、ハーバード大学からの無条件入学許可書が届いたとします。あなたはハーバード大学に入学しますか? ハーバード大学は、アメリカにある世界的トップクラスの大学です。そんな大学を卒業したあとのメリットを思い描いてみてください。ハーバード大学卒のあなたが、就職面接で有望視されることは想像にかたくありません。また、大学時代に出会った同級生は卒業後も、仕事や生活の面であなたに大きなプラスとなるでしょう。 でも待ってください。ハーバード大学の授業料は高いです。年間約400万円です。あなたは値段が高いというだけでハーバード大学入学を断念しますか?おそらくほとんどの人は、ハーバード大学に行くメリットが大きいと判断し、どうにかしてお金を工面することを考えると思います。 加藤さんのセミナーも同じようなものだと思ってください(☚年間400万円、みたいな莫大な出資ではありませんのでご安心ください)。すべてのコンテンツを学習しようとすると、値段は安くありませんが、セミナーを受けることで手に入る将来のメリットを考えるとその値段に見合うだけのコンテンツを提供しているとぼくは考えています。   結論   結局、加藤将太の次世代起業家セミナーは買いなのか? ぼくの個人的な考えは、もしあなたが次の13のチェックリストに7つ(つまり半分)以上の丸印(つまりYESと答えたら)を入れたとしたら、買いだと思う。   番号 チェックリスト YESは〇を入れる。 1 わたしはビジネスの知識・経験が無い 2 自分のペースでビジネスを学びたい 3 実績のある人からビジネスを学びたい 4 ビジネスに必要なマインドとスキルを学びたい 5 挫折をしたくない 6 良質かつ豊富なコンテンツから学びたい 7 じぶんが進歩しているか確認したい 8 成長していきたい 9 すこしの時間のロスを受け入れることができる 10 完ぺきではないことを受け入れられる 11 自分以外のビジネスを知ることも大事である 12 記憶力はいい方だ 13 成功には投資は必要だ 14 仮想通貨に興味がある     7つ以上〇がついた人は、まず加藤さんがやっているキャンペーンナーの案内を読んでみましょう。凄いプレゼントももらえるキャンペーンもやっています(⇒プレゼントを釣りにしたく無かったので、記事では一切触れませんでした)   次世代起業家育成セミナーの入口はこちら↓↓↓  

【世紀の一戦】ごとうひろみち 対 Atsueigo

  えー、巷では名須川天心対フロイドメイウェザーの世紀の一戦がもっぱらの話題です。英語の世界も負けてられん、と【世紀の一戦】ごとうひろみち 対 Atsueigo を(一方的に)実現させました。それでは、前置きを含めてどうぞ。   ☆★☆★☆★☆★   オーストラリアの医学部を卒業した後、日本に一時帰国し、総務省の異能vationのイベントに参加したり、Urdocアプリの創始者と対談したり、日本の医学生に臨床英語のセミナーを開いたり、東大で先生をしている友人にサインをもらったり、1日5~8時間ぐらい東京の町を当てもなく歩いたりした。   オーストラリアにとんぼ返りする直前にAtsueigoさんの東京トークライブに参加してきた。今回の記事では、トークライブでのAtsueigoさんの印象や、Atsueigoさんがこれから挑戦しなければならない問題を提起していく。記事の流れはこうなっている。   Atsueigoとは誰なのか? ごとうひろみちとは誰なのか? Atsueigoのトークライブと彼の英語力 Atsueigoに挑戦状を叩きつける 挑戦状の先にあるもの   まずは、自己紹介から。Atsueigoさんを知らない方のために、彼のことを簡単に紹介しておく。   Atsueigoとは誰なのか? 以下、Atsueigoページより抜粋。   ...

オーストラリアの医学部に進もうかと考えている日本の女子高生からの悩みに、ごとうひろみちが答えてみた

  ぼくのブログには、オーストラリアで医者になりたいというコメントがたくさん寄せられます。そのほとんどは、具体的なプランが無いなど、どうやって返信をしていいのか分からないものが多いです。 そんな中、オーストラリアの医学部に行くことを真剣に考えている日本の女子高生からお便りをいただきました。丁度、深夜勤務明けのお休みの日にお便りをいただいたこともあり、ぼくも真剣にコメントを返してみました。 以下、高校生からの文章を太字にして、パラグラフごとにぼくなりの返事をしています。   こんにちは、初めまして。 ⇒初めまして。   今回は大学進学について悩んでいたところ、このサイトと出会い、ぜひ助言をいただきたくこの文面を書いています。拙い文章力で申し訳ありませんが、しばらくお付き合いください。 ⇒この時点ですでに文章力の高さを感じます。   私は広島在住の18歳で、将来の夢は小さな頃から医師になること、「人の命を救うこと」でした。昨年高校を卒業し、高校では日本の文部科学省規定の学習ではなくIBディプロマを取得しました。英語でBiologyやChemistryなど、様々な科目を学習してきた私でしたが、自分の英語に日本人の中では話せる方であったとしても、nativeと戦っていけるほどの自信はなかったので、そのまま日本の大学(subject requirementの関係で一校のみ)を受験しました。しかしscoreがrequirementに及ばず不合格に。医師の道を諦めるという選択肢はなかったので、IB生では異例の浪人を決意し、IBの最終試験の再受験のための勉強(自宅にて)とセンター試験のための勉強を一から(予備校にて)並行して行い、無事IB scoreはrequirementを越え、今年はセンター試験の点数も持っていたため、昨年受験した大学を含め三校受験しました。一週間ほど前に開示された結果は全校不合格でした。 ⇒IBディプロマというものがあるんですね。知りませんでした。まずは、IBディプロマ修了おめでとうございます。大学受験は残念でしたが、前に進んでいる(行動している)ので全く問題ありません。今は胸が痛いかもしれませんが、数年後にはこの経験があったからこそ「自分」のアイデンティティが確立されたと思えるようになります。   合否発表前より、全て不合格だった場合にはどうするかを考えており、以下の2つが家族の中でも濃厚な線でした: 1. ハンガリー医科大学時事務局を通じてハンガリー国立大学医学部を受験し、進学。卒業後は日本の医師国家試験を受験(卒業と同時に受験資格は得られる)し日本で医師として働く。 ⇒ハンガリー医科大学事情は詳しく知らないのですが、確か留学生の留年率が50%だったような気がします。つまり、毎年、半分の同級生が留年するというとても大変な道のりです。このことを考えると、日本で浪人をして日本の医学部に行くほうが時間的・金銭的にベターかも、という可能性も見えてきます。 追記:留年率は66%でした。過去記事を参照。   2. オーストラリアの大学に進学し(昨年の段階で合格はもらっていたため)、学士をとった上で帰国、日本の国立大学医学部へ学士編入し、日本で医師として働く。元来私は日本で医師になることを目標にしていたので、このどちらかを考えていました。しかし、高校の先輩で今オーストラリア・ブリスベンで看護師として働く方と話す機会があり、とても生き生きと自分の夢に向かって走っている彼女の話を聞くと、この先輩のようになりたい、オーストラリアに進学したいという気持ちが強くなりました。 ⇒オーストラリアの大学合格おめでとうございます。パチパチ!素晴らしいです。オーストラリアで学士を取った後、日本の医学部に編入する選択肢も現実的です。おそらくですが、オーストラリアで学士を取ると、そのままオーストラリアの医学部(大学院コース)に進みたくなるかもしれません。これも、選択肢の中に入れておいてください。   両親も私が医師になる夢はずっと応援してくれているので、日本での進学の道がほとんど閉ざされてしまった今、オーストラリアへの進学を前向きに考えてくれています。 ⇒両親が応援してくれるのは、すごくプラスです。ぼくは、誰からも応援されることなく医学部受験をしたので、両親が応援してくれたら、もっと高い点数を取ることができたかもしれません。   ただ、master courseの学費の高さや、(学費を安くするための)永住権取得の難しさ、そしてオーストラリアで日本人が医師になることの現実性など、本格的に考えれば考えるほど、実際に医師として働けるなど夢のまた夢のように思えてしまっています。 ⇒学費の高さは、とても重要なポイントです。最近では、クラウドファンディングなどで学費を捻出する強者もいるようですが、ほとんどの人は高い学費が払うことができずに医学部に行くことを断念します。ぼくもその例にもれず、医学部を3度受験し3回合格したにもかかわらず、永住権が無かったために2回入学を辞退しています。ここをどうクリアするかは、経済事情によりますので、ご両親とよく議論されることをお勧めします。オーストラリアで日本人が医師になることの夢のまた夢と表現されていますが、オーストラリアで働く日本人医師はちらほらいます。例が少ないために、「無理なんだ」と思い込んでいるだけだと思いますよ。前例が無ければ自分が最初の例になればいいだけのことです。   一番の夢が「人の命を救うこと」である以上、医師になれる確率が高い道、という考えで進学先を決めるとすると、上記のようにハンガリー -> 日本、もしくは学士編入が良いのでは、という考えが両親の中では強いようです(医師として働けるようになるまでの年月も踏まえて)。 ⇒日本で医師になることを前提にハンガリーへ留学する人が多いことは認知しています。詳しいことは知らないのですが、ハンガリーの医学部には日本の医師国家試験の勉強もしている医学生が周りにいるらしいです。この点において、オーストラリアよりもハンガリーのほうが有利かもしれません。というのも、オーストラリアの医学部には日本人の医学生はゼロですし(いるのかなぁ?)、周りに日本の医師国家試験の勉強する人はいません。アメリカのUSMLEを受験する人は少ないですが存在します。   私の一番の希望は、オーストラリアでbachelorをとり、その後永住権をとった上でmasterに進む、という道ですが、masterへの進学が叶いそうにない(永住権を取れそうにない)場合は、bachelorだけでもオーストラリアで取得し、そこからハンガリー/日本の医学部へ進学/編入したいと考えています。*bachelorに関してはメルボルン大学またはUQのbachelor of...

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オーストラリアで総合医になる必勝方法

  ぼくには、「オーストラリアで温かい医者になる」という夢がある。この夢の旅路に就くまでのその道は、控えめに言っても、紆余曲折で満ち溢れていた。   ごとうひろみちの紆余曲折の人生に興味のある方はこちらをどうぞ。 ↓↓↓↓↓↓   オーストラリアの医学部を一年休学した後に卒業し、ぼくは現地の病院に就職した。現在は、医師3年目のペーペー Registrarをやっている。通常、オーストラリアで言うRegistrarは「専門医になるための訓練を受けている医師」を指すのだが、ぼくはいまService registrarという少し変わったポジションで働いている。Service registrarは、特定の専門のトレーニングプログラムに入っているわけではないが、病院側が働き手が一時的に足りていない分野に送り込むRegistrarのことを指す。オーストラリアの医師のハイラルキーに興味がある方は、過去記事『オーストラリアのインターン医師になったらやらなければならない6つのこと』をどうぞ。   インター医師よりも経験はあるが専門をまだ決めかねている医師は、このService registrarとして働くことが多い。そして、Service registrarとしてインターン医師よりは重い責任を負いながら、どの専門に進むかを考えている。どの専門に進むのかを決める要因は千差万別で、流行りの専門を選ぶ医師がいたかと思えば、朝の問診が嫌いだからという理由で救急医療を選ぶ医師がいたりする。色々な思惑と背景を持った医師がいる以上、これさえ押さえておけば専門医トレーニング選びに後悔しない、というものはない。 ちなみに、医学部に入ったときにこんなフローチャートが授業で出てきたが、あながち間違いではないような気がする。専門を迷われている方は参考にするといいかもしれない(が、あまり気にする必要もないと思う)。     オーストラリアのインターン医師は、大きく分けて外科、内科、救急、精神科のローテーションを通じて医師としての一般的なスキルを磨く。3年という限られたインターンシップの期間中に、すべての科を回ることは不可能である。あらかじめ「~科で働きたいなぁ」と思っている医師は、病院側にその科に優先的に回してもらうことをお願いする。また、「~科には興味がない」ということを病院側に伝え、それ以外の科に回してもらうこともできる。   ぼくは医師として以下のローテーションを回ってきた。 1年目 内科(記事) 移植外科(記事) 救急(記事) ...

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