「行動できない」を手軽に解決できるひとつの方法

この記事の目次

 

 

前回の記事「英語で挫折する人に共通する5つのこと」で、英語で挫折してしまう人がやっている5つのことに触れました。そのなかでも、行動しないはエベレスト級の最大挫折ポイントです。

 

ぼくはこれまで沢山の失敗を繰り返してきましたが、この「行動しない」ことが、失敗の原因であることがほとんどです。医者の勉強をしなければいけないのに、いつまでもYoutube動画を見ていて勉強しない、なんてのは日常茶飯事、お茶の子さいさい、って感じで起きています。だから、留年ギリギリの成績なんでしょうなぁ。人生も常に留年レベルですなぁ。

 

そんなぼくでも、最大の挫折ポイントである「行動しない」に対する戦略を持っています。怠け癖は一生ものなので無くならないと思いますが、うまく付き合っていくことは可能です。幸い、ぼくはこの戦略を持っているので、留年したことは一度もありません。人生も挫折ばかりですが、多くことを実現できたことも事実です。英語の勉強も、細々ながら数十年間ず~っと続いています。

 

そんな怠け者のぼくが使っている「行動しない」と上手く付き合う戦略を、ここでシェアしたいと思います。「行動しない自分」から「行動する自分」へと(一時的に)変えてくれる戦略は・・・

 

行動を宣言する

 

ことです。

 

行動を宣言すること自体が行動なので、これが「行動しない」を乗り越えられる一番手っ取り早い方法です。行動しない人は「~したいんだけどなぁ」と言ったりしますが、これは宣言ではありません。宣言とは、「~するんだ」「~になるんだ」と断定的に物を言うことで、語尾に「だけどなぁ」は付きません。

 

行動を宣言することには、3つのメリットがあります。

 

メリット(1)恥の精神がポジティブに働く

 

ひとつ目は、多くの日本人が持つ恥の精神です。周りの人から「あの人、口だけだよねぇ」と思われたい人はいないでしょう。だれしも周りから「あの人、有限実行するよね」と評価されたいはずです。

行動を宣言することで、「うそつきにはなりたくない」という恥の精神が働きます。この恥の精神をプラスの方向に利用するのです。

 

メリット(2)一貫性の法則が働く

 

行動を宣言することのふたつ目のメリットは、一貫性の法則です。一貫性の法則は心理学用語で、「自分の行動、発言、態度、信念などに矛盾がないようにしたい」という心理のことを指します。

行動しないことと、行動を宣言することは矛盾することなので、人は行動を宣言すると一貫性を保つために行動をせざるを得ないという状態を作ることができます。

 

メリット(3)応援される

 

行動を宣言することのみっつ目のメリットは、応援されることです。

不思議ですが、行動を宣言すると家族や友だちだけでなく、知らない人からも応援されるようになります。ぼくはブログで自分の夢を宣言していますが(こちらの記事)、知らない方から応援メールをいただきます。

これはすごい事です。いままで知らなかった人が向こうからわざわざ声をかけに来てくれるのです!東京を歩いていて肩がぶつかっても、何一つ言わずに立ち去っていくこの世知辛い日本社会で、こんなことが起きるなんて、本当にすごい事です。

行動を宣言し行動すると応援してくれる人が増えます。そうなると、自分の世界が広がっている感覚を覚えるようになります。

また、成長にも似ているこの「世界が広がる感覚」は、行動を継続する動機にもなります。また今日も頑張ろう、っていう気持ちになります。

 

「他人にうそつきと思われたくない」「自分にうそつきたくない」という心理作用を最大限にまで利用し、「応援してくれる人がいる」という精神的サポートを得られる方法が、行動を宣言するなのです。

 

どこで行動を宣言するべきか?

 

行動を宣言する場所ですが、できるだけ公けの場で宣言し、沢山の人に知ってもらうことをお勧めします。

ジョー君のように電車の中で行動を宣言できる鋼の心を持っているならやりましょう。

 

 

そこまでできないという人は、ブログで行動を宣言することをお勧めします。ブログは、たくさんの方に見ていただけて応援までしてもらえるので、行動を宣言する場所としては最適だと思います。

ブログは無料でも始められます。ただ、人とのつながりを強められるブログは有料のものが多いですね(Facebookとかでシェアできる機能が付いているやつ)。いきなりお金を投資するのは控えて、無料のブログを始めるといいかもしれません。

まずは、ブログで「行動を宣言する」行動を起こしましょう。そうすれば、英語で最大の挫折ポイントである「行動しない」を乗り越えることができます。

 

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ごとうひろみち
『高校中退⇒豪州で医者』をいつも読んでいただき誠にありがとうございます。著者・ごとうひろみちに興味を持ってくれたあなたのために、詳しい自己紹介を←ここでしていますので、どうぞご覧ください。

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