(3)X線、CTやMRI、血液の検査などを手配する(結果が出たら上司に報告する)

 

回診が終わると、患者さんの様態によって追加検査が必要になることがある。血液検査は、緊急な場合を除いて、Phlebotomist(採血師)に依頼できる。 大体の病院は、1日2回(午前中と午後)に採血を行っている。依頼時間が遅いと採血してもらえないので、回診が終わったらすぐに予約しなければならない。どんな血液検査が必要なのかも明記しなければならない。

 

イメージング検査の場合、単純なX線検査であればインターン医師が依頼書に記入し検査を予約することできる。しかし、CTやMRI検査の場合は、放射線医師になぜその検査必要なのかを説明しなければいけない。最初のうちは、検査の必要性をうまく説明できずに、検査が拒否されることもある。そうなると、先輩医師に「すみません。検査が拒否されてしまいました。再度、検査が必要な理由を詳しく教えてください」と言わなければならない。

 

放射線医師と議論し検査を納得させるプロセスは、とても緊張するが、患者さんのことを理解し、その試験が治療に必要であることをロジカルに説明する訓練になるので、インター医師にとってとても大事である。

 

Being positioned for an MRI scan

出典:macmillan.org.uk

 

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ごとうひろみち
『高校中退⇒豪州で医者』をいつも読んでいただき誠にありがとうございます。著者・ごとうひろみちに興味を持ってくれたあなたのために、詳しい自己紹介を←ここでしていますので、どうぞご覧ください。

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